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学年別の進め方

高校1年生の冬休みにやること|総合型選抜を考えるなら今から始める4つ

公開日

総合型選抜を考えている高校1年生は、冬休みに、2学期の成績の振り返り、苦手な教科の復習、英語資格の受験計画、興味のあることの記録の4つを進めましょう。1日の予定は、午前に勉強、午後は自由な時間というように大まかに決めておくと、休みの間も続けやすくなります。3学期の学年末テストは、高校1年生の評定を決める大切なテストです。オンライン学習塾マスネットでは、高校1年生の生徒さんと一緒に、冬休みの予定を立てています。

「総合型選抜はまだ先だし、冬休みは休みたいです」

高校1年生の生徒さんから、よく聞く言葉です。

高校1年生の冬休みは、部活動や学校行事が少なく、自分のペースで時間を使える貴重な期間です。しっかり休むことも大切ですが、総合型選抜を考えているなら、少しだけ準備を進めておくと、高校2年生以降の時間に余裕が生まれます。総合型選抜では、高校1年生の成績も評定平均に含まれることが多く、3学期の学年末テストまでが、高校1年生の評定に関わります。冬休みは、その準備を始める時期でもあります。

冬休みにやっておきたい4つのこと

1. 2学期の成績を振り返る

冬休みの最初に、2学期の通知表とテストの答案を見直しましょう。教科ごとに、1学期と比べて上がったか下がったかを確かめます。

確かめること見るところ
教科ごとの成績の変化1学期より上がった教科、下がった教科
テストの間違いの種類計算ミス、覚えていなかった、解き方が分からなかった
提出物出し忘れや遅れがなかったか
授業の取り組みノートや授業での発言で、気をつけることがあったか

下がった教科は、どこでつまずいたかを答案から確かめ、冬休みの復習の対象にします。評定が総合型選抜でどう使われるかは、総合型選抜で評定はどのくらい大事?で説明しています。

2. 苦手な教科を1つ決めて復習する

冬休みは、苦手な教科の復習にまとまった時間を使える時期です。全部の教科を復習しようとすると、どれも中途半端になりがちです。いちばん苦手な教科を1つ決めて、2学期の内容を中心に復習しましょう。

数学や英語のように、前の内容が分からないと次に進みにくい教科は、特に冬休みのうちに復習しておくと、3学期の授業についていきやすくなります。苦手な教科の立て直し方は、苦手な教科を立て直す方法で説明しています。

3. 英語資格の受験計画を立てる

総合型選抜では、英検などの英語資格を出願の条件にしたり、得点に換算したりする方式があります。冬休みに、高校2年生の終わりまでに目指す級を決め、次に受ける回を決めておきましょう。英語資格の試験は、申し込みの締め切りが試験日のかなり前にあるため、締め切りもあわせて確かめておくことが大切です。

今の級冬休みにすること
まだ受けたことがない準2級の過去問を1回分解いて、今の力を確かめる
準2級を持っている2級の単語の練習を始め、次に受ける回を決める
2級を持っている志望する分野で準1級が必要かを確かめる

級の目安と時期は、英検は何級をいつまでに取ればいい?で説明しています。

4. 興味のあることを記録する

冬休みは、本を読んだり、ニュースを見たり、家族と出かけたりする時間が増えます。その中で「面白い」「なぜだろう」と思ったことを、スマートフォンのメモやノートに一言残しておきましょう。高校2年生で探究のテーマを決めるときや、高校3年生で志望理由書を書くときの材料になります。

冬休みの1日の予定の例

時間やること
午前(2時間)苦手な教科の復習、冬休みの課題
昼昼食、休憩
午後自由な時間(部活動、友だちと過ごす、家族と出かける)
夜(30分)英単語の練習、興味のあることのメモ

1日中勉強する必要はありません。午前に2時間、夜に30分と決めておくと、休みの間もリズムがくずれにくくなります。年末年始は家族の予定も多いので、その日は勉強を休むと最初から決めておきましょう。休む日を決めておくと、気持ちよく休めます。

本を1冊読んでみる

冬休みは、ふだんは時間がなくて読めない本を読むのにも向いています。興味のある分野の新書や、学部の学びにつながる本を1冊選んで読んでみましょう。新書は、大学の先生などがその分野を高校生や一般の人にも分かるように書いた本が多く、学部選びのヒントになります。

読み終えたら、いちばん印象に残ったことと、読んで新しく生まれた疑問を、ノートに3行ほど書いておきます。この記録は、高校3年生で志望理由書を書くときや、面接で「最近読んだ本」を聞かれたときの材料になります。本の選び方に迷ったら、学校の図書室の先生や、教科の先生に相談してみるのもよい方法です。

冬休みの課題は前半に終わらせる

学校から出る冬休みの課題は、冬休みの前半に終わらせましょう。課題は提出物として評価に関わることが多く、出し忘れや遅れは評定に影響します。後半に課題が残っていると、苦手な教科の復習や英語の練習に時間を使えなくなります。

課題を進めるときは、分からない問題に印をつけておき、答えを写すのではなく、解き方を確かめるようにしましょう。3学期の始めのテストで、冬休みの課題から出題される学校もあります。

3学期の準備

学年末テストの日程を確かめる

3学期の学年末テストは、高校1年生の評定を決める大切なテストです。学校の行事予定表で日程を確かめ、テストの2週間前から準備を始められるよう、予定を立てておきましょう。テスト前の2週間の進め方は、定期テスト2週間前からの勉強の進め方で説明しています。

文理選択や科目選択を考える

多くの高校では、高校1年生の終わりまでに、高校2年生の文理選択や科目選択を決めます。冬休みの間に、興味のある学部と、その学部で必要になる科目を確かめておきましょう。学部の選び方は、学部の選び方と文理選択で説明しています。

つまずきやすい点

いちばん多いのは、冬休みの最初に立てた計画が、年末年始の予定で崩れてしまい、そのまま何もしなくなることです。計画は、勉強しない日も含めて立てておき、崩れたら次の日からやり直せば大丈夫です。

次に多いのが、冬休みの課題を最終日に慌てて終わらせることです。課題は前半に終わらせ、後半は自分の勉強に使いましょう。

もう1つは、生活のリズムがくずれ、3学期の始まりに朝起きられなくなることです。冬休みの間も、起きる時間はふだんと大きく変えないようにしましょう。朝の時間を勉強にあてると、午後を自由に使えて、1日を気持ちよく過ごせます。

冬休み明けの最初の1週間

冬休みが終わると、3学期の授業がすぐに始まります。3学期は1学期・2学期より短く、学年末テストまでの期間も短いのが特徴です。冬休み明けの最初の1週間で、授業のリズムを取り戻しておくことが大切です。

冬休みの最後の3日間は、起きる時間と寝る時間を、学校がある日と同じにしておきましょう。冬休み明けに課題テストがある学校では、課題の見直しもこの3日間で済ませておくと安心です。3学期の最初の授業で配られるプリントや、テストの範囲のお知らせは、なくさないように1つのファイルにまとめておきます。

家族と過ごす時間も大切に

年末年始は、親戚と会ったり、家族で出かけたりする機会が多くなります。こうした時間も、ふだんの学校生活では出会えない話を聞く、貴重な機会です。親戚の仕事の話や、出かけた先で見たことが、興味のあることや進路を考えるきっかけになることもあります。勉強の予定は、家族の予定を先に確かめてから立てましょう。

高校2年生に向けて

高校1年生の冬休みにやったことは、高校2年生の準備の土台になります。高校2年生の冬にやっておきたいことは、高校2年生の冬にやっておきたいことで説明しています。高校1年生のうちから、少しずつ準備を始めておけば、高校3年生で慌てずにすみます。

マスネットではこう進めます

オンライン学習塾マスネットの総合型選抜・学習伴走コースでは、月4回の授業を、教科・探究・英語資格・書類に毎月配分し直します。冬休みの時期は、苦手な教科の復習と英語資格の準備に時間を多く使うなど、時期に合わせて進めます。高校1年生・高校2年生は、定期テスト年5回まで、各テスト前に30分×2回の対策授業を追加料金なしで受けられます。くわしくはコースの特徴をご覧ください。

よくある質問

Q. 冬休みは、1日何時間くらい勉強すればいいですか?

A. 目安は2〜3時間です。午前に2時間、夜に30分のように決めておくと、休む時間も取りながら続けられます。

Q. 総合型選抜を受けるか、まだ決めていません。

A. 決めていなくても大丈夫です。この記事の4つのことは、一般選抜を受ける場合にも役立ちます。

Q. 部活動の練習が冬休みもあります。

A. 部活動のある日は、夜の30分だけ勉強する日にしましょう。部活動のない日にまとめて復習すると、続けやすくなります。

Q. 英検を受けたことがありません。何級から受ければいいですか?

A. 準2級の過去問を1回分解いてみて、合格の目安に届くかを確かめましょう。届かなければ3級から、届けば準2級から受けるのがおすすめです。

Q. 興味のあることが見つかりません。

A. 本やニュース、家族との会話で「なぜだろう」と思ったことを、1日1つメモすることから始めましょう。続けるうちに、自分の関心が見えてきます。

まとめ

総合型選抜を考える高校1年生は、冬休みに、2学期の成績の振り返り、苦手な教科の復習、英語資格の受験計画、興味のあることの記録の4つを進めましょう。冬休みの課題は前半に終わらせ、1日の予定は午前に勉強、午後は自由な時間と決めると続けやすくなります。3学期の学年末テストは高校1年生の評定を決める大切なテストなので、冬休みのうちに日程を確かめ、準備の予定を立てておきましょう。

出典・参考にした資料

  • 公益財団法人 日本英語検定協会「英検」