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学年別の進め方

総合型選抜を考えるなら塾は何年生から?学年別の目安と選ぶときの確認点

公開日

総合型選抜を考えて塾を使うなら、評定平均の計算が始まる高校1年生からが目安です。高校2年生からでも、評定・探究・英語資格の準備は十分に間に合い、高校3年生からでも、書類と面接の準備の支援は受けられます。大切なのは、学年ごとに塾に何を頼むかをはっきりさせることです。選ぶときは、書類を本人が書く方針か、定期テストの対策があるか、保護者様への報告があるかを確かめましょう。オンライン学習塾マスネットが、学年別の目安と選ぶときの確認点を説明します。

「総合型選抜のための塾は、いつから通えばいいのでしょうか」

総合型選抜を考え始めた保護者様から、よく聞かれる質問です。

一般選抜のための塾なら、「高校2年生の冬から」「高校3年生から」という話をよく耳にします。ところが総合型選抜は、評定平均、探究や活動、英語資格、書類と面接と、準備することが多く、それぞれ始める時期が違います。いつから塾を使うかは、どの準備を塾に頼みたいかによって変わります。

総合型選抜の準備は、学年ごとに中身が変わる

学年主な準備塾に頼めること
高校1年生定期テストで評定を積み上げる。興味のある分野を探す定期テスト対策、探究のテーマ探し、学習計画
高校2年生評定を固める。探究を深める。英語資格を取る。志望学部の候補をしぼる定期テスト対策、探究の進め方、英検の対策、出願条件の確認
高校3年生志望校を決める。書類を書く。面接・小論文の練習をする書類の構成の相談と事実確認、面接・小論文の練習、併願の計画

総合型選抜の出願条件などで見られる評定平均は、多くの場合、高校1年生から高校3年生の1学期(前期)までの成績で計算されます。高校1年生の成績も、高校3年生の成績と同じ重さで入るので、評定を塾で支えたい場合は、高校1年生から始めるのがもっとも効果的です。評定平均の計算方法は、内申点と評定平均の違いは?で説明しています。

学年別の目安

高校1年生から:評定と探究を、早くから積み上げたい場合

高校1年生から始めると、最初の定期テストから評定を積み上げられます。高校の勉強は中学校より進み方が速く、最初のテストでつまずくと、その後の評定に響きやすいからです。探究のテーマを探し、記録を残す習慣も、この時期につくれます。高校1年生のうちにやっておきたいことは、高校1年生のうちにやっておきたい4つのことで説明しています。

高校2年生から:評定・探究・英語資格をまとめて進めたい場合

高校2年生から始める場合も、評定・探究・英語資格の準備は十分に間に合います。高校2年生は、評定を固めながら、探究を深め、英検などの級を上げる時期です。この3つを同じ月の計画の中で配分できるかが、塾を選ぶときのポイントになります。部活や学校行事が増える学年でもあるので、通う時間の負担が少ない方法を選ぶことも、続けるための大切な条件です。

高校3年生から:書類と面接の準備を中心に支援を受けたい場合

高校3年生からでも、書類と面接・小論文の準備の支援は受けられます。ただ、評定平均は高校3年生の1学期(前期)までの成績で決まることが多いため、評定を大きく変えるのは難しくなります。高校3年生から始める場合は、出願条件を満たす大学を確かめたうえで、書類と面接の準備に集中しましょう。一般選抜との併願も考え、教科の勉強の時間も確保しておくことが大切です。高校3年生の春から始める場合の進め方は、高校3年生の春からでも総合型選抜に間に合う?で説明しています。

学年ごとに、塾に頼む内容の例

月4回の授業を使う場合の、学年ごとの配分の例です。

学年教科(定期テスト)探究・活動英語資格書類・面接
高校1年生2回1回1回なし
高校2年生2回1回1回志望学部の候補の確認を少しずつ
高校3年生の春〜夏1回1回(まとめ)必要に応じて2回
高校3年生の秋一般選抜に合わせてなしなし出願・面接に合わせて

定期テストの前の月は教科を増やし、テストのない月は探究や英語資格を増やすなど、毎月配分を見直せると、限られた時間を無駄なく使えます。

塾を選ぶときに確かめたいこと

総合型選抜の準備で塾を選ぶときは、次のことを確かめておくと安心です。

確かめること理由
書類は生徒さん本人が書く方針か書類を代わりに書くと、面接で本人が説明できなくなる
定期テストの対策があるか評定平均は出願条件になることが多い
探究・英語資格・書類の準備を、1つの計画で見てくれるか準備がばらばらになると、時間が足りなくなる
保護者様への報告があるか、どのくらいの頻度か進み具合が分かると、家庭で支えやすい
一般選抜との併願に対応しているか総合型選抜だけに絞るのは不安が残る
料金の総額月謝のほかに、入会金や追加の費用があるか

特に、書類を誰が書くかは大切です。代わりに書いてもらった書類は、一見よくできていても、本人の経験や言葉とずれてしまいます。志望理由書や活動報告書は、面接でくわしく聞かれます。2027年度入試からは、総合型選抜で面接が原則必須になります。書類は本人が書き、塾は問いかけや構成の相談、事実の確認を担当する、という分担がはっきりしているかを確かめましょう。

体験や面談で聞いておきたいこと

体験授業や面談では、次のことを聞いておくと、入会後に「思っていたのと違う」となりにくくなります。

  • 志望理由書などの書類は、どこまで手伝ってもらえるか(代わりに書くのか、相談と確認なのか)
  • 定期テストの前は、どんな対策をしてもらえるか
  • 授業のあとや毎月、どのような形で報告があるか
  • 担当の先生が合わない場合、交代はできるか
  • 一般選抜との併願になった場合、どう進めるか
  • 入会金や教材費、追加の授業の費用はどうなっているか

聞いた内容は、生徒さんと一緒にメモしておき、ほかの選択肢と比べるときの材料にしましょう。体験のあとに、生徒さん本人の感想を聞くことも忘れないでください。

塾に通う前に、家庭でできること

塾を選ぶ前に、家庭で次のことを確かめておくと、塾との相談がスムーズになります。

  • 通知表を見て、今までの評定平均を計算しておく
  • 生徒さんが興味を持っている分野や、気になっている学部を聞いておく
  • 英検などの英語資格を持っているか、何級かを確かめておく
  • 部活や習いごとの予定から、塾に使える時間を確かめておく

この4つが分かっていると、塾で最初に何から始めればよいかを、具体的に相談できます。志望校の候補がすでにある場合は、前年度の募集要項の出願条件のページも用意しておくと、評定や英語資格の目標をその場で決めやすくなります。

つまずきやすい点

いちばん多いのは、高校3年生になってから、評定が出願条件に足りないと気づくことです。塾を使うかどうかにかかわらず、高校1年生・高校2年生のうちに、志望校の候補の出願条件を一度確かめておきましょう。条件が分かれば、定期テストの目標も具体的になります。

次に多いのが、総合型選抜の書類の準備だけを頼み、定期テストや一般選抜の勉強がおろそかになることです。書類の準備は高校3年生の夏に集中しがちですが、その時期も評定と一般選抜の準備は続いています。総合型選抜は、評定と一般選抜の準備も合わせて考える入試です。塾に頼む範囲を決めるときは、全体の計画の中で考えましょう。

保護者様にお願いしたいこと

塾を選ぶときは、生徒さん本人と一緒に体験や面談を受け、本人が続けられそうかを確かめてください。総合型選抜の準備は、高校1年生から出願まで、高校生活の長い期間にわたります。生徒さんが講師と話しやすいか、相談しやすいかは、続けるうえでとても大切です。保護者様は、報告を受け取りながら、家庭で予定を一緒に確かめる役に回っていただくと、生徒さんも安心して取り組めます。

マスネットではこう進めます

オンライン学習塾マスネットの総合型選抜・学習伴走コースは、高校1年生から高校3年生まで、どの学年からでも入会できます。高校1年生・高校2年生は、定期テスト年5回まで、各テスト前に30分×2回の対策授業を追加料金なしで受けられ、月4回の授業を教科・探究・英語資格・書類に毎月配分し直します。書類は生徒さん本人が書き、毎授業後と毎月末に保護者様へ報告します。料金は料金、どの学年から何を始めるかは指導の流れをご覧ください。

よくある質問

Q. 高校1年生から塾に通うのは早すぎませんか?

A. 総合型選抜では、高校1年生の評定も評定平均に入ります。早くから定期テストの対策と探究を進めたい場合は、高校1年生からが効果的です。

Q. 高校3年生の夏からでも、塾で準備できますか?

A. 書類と面接の準備の支援は受けられます。ただ、時間が限られるので、出願条件を満たす大学を確かめたうえで、準備をしぼって進めましょう。

Q. 学校の先生に書類を見てもらえるなら、塾は必要ないですか?

A. 学校の先生に見てもらえるなら、それも大切な支援です。塾を使うかどうかは、評定の対策や探究、英語資格まで含めて、どこに支援が必要かで考えましょう。

Q. 塾が書類を書いてくれるほうが安心ではないですか?

A. 書類を代わりに書いてもらうと、面接で自分の言葉で説明できなくなります。書類は本人が書き、相談や確認を受ける形がおすすめです。

Q. オンラインの塾でも、総合型選抜の準備はできますか?

A. できます。書類の相談や面接の練習は、オンラインでも進められます。2027年度入試からは面接をオンラインで行う大学もあるので、画面越しで話す練習にもなります。

まとめ

総合型選抜を考えて塾を使うなら、評定平均の計算が始まる高校1年生からが目安です。高校2年生からでも評定・探究・英語資格の準備は間に合い、高校3年生からでも書類と面接の支援は受けられます。塾を選ぶときは、書類を本人が書く方針か、定期テストの対策があるか、保護者様への報告があるかを確かめましょう。