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北海道の高校受験|内申点315点とA〜Mの内申ランク。中1の評定から入試が始まる仕組みと対策

公開日 更新日 執筆:塾長 馬籠先生

北海道の公立高校入試は、内申点を「ランク」で見ると聞いた。中学1年生の成績から使われるとも聞くけれど、計算の仕方や、ランクが1つ違うとどうなるのかがよく分からない。

結論からお伝えします。北海道の公立高校入試の内申点(学習点)は、中学1年生・2年生の9教科の評定を各2倍、中学3年生を3倍して合計する315点満点です。この点数を20点刻みでA〜Mの13段階の「内申ランク」に分け、学力検査の点数と組み合わせて合否を判定します。中学1年生の評定から入試が始まっているため、どの学年でも定期テストと提出物を積み上げることが対策の基本です。

マスネットは福岡と鹿児島を拠点に、全国どこからでも受講できる完全1対1のオンライン個別指導塾です。この記事では、北海道の入試の仕組みと、そこから逆算した対策を書きます。


2027年春の入試日程

令和9年度の北海道公立高校入試の主な日程は、次の通りです。

内容日付
推薦入学の面接など2027年2月9日(火)
一般入学者選抜の学力検査2027年3月3日(水)
追検査2027年3月10日(水)
合格発表2027年3月16日(火)

2027年春の入試から、調査書の記載項目から「出欠の記録」が削除される予定です。


内申点(学習点)の計算方法

北海道では、中学1年生から3年生までの9教科の評定を使います。

学年計算満点
中学1年生9教科の評定の合計 × 290点
中学2年生9教科の評定の合計 × 290点
中学3年生9教科の評定の合計 × 3135点
合計―315点

主要5教科と実技4教科は、同じ重さで計算されます。中学3年生の評定は、中学1年生・2年生の1.5倍の重さです。

中学1年生から3年生までの評定を使う点は、千葉県と同じです。ただし千葉県は3学年を同じ重さで計算し、高校ごとのK値をかける仕組みです。

→ 千葉県の高校受験|内申135点とK値の仕組み。2027年春から「思考力を問う問題」がなくなる入試の対策


内申ランク:315点を13段階に分ける

北海道の入試の最大の特徴が、内申点をランクで扱うことです。315点を20点刻みで、A〜Mの13段階に分けます。

ランク内申点ランク内申点
A315〜296H175〜156
B295〜276I155〜136
C275〜256J135〜116
D255〜236K115〜96
E235〜216L95〜76
F215〜196M75以下
G195〜176

ランクの境目を意識する

ランクは20点刻みのため、境目のすぐ下にいるか、すぐ上にいるかで、同じような成績でも扱いが変わります。

例えば、3学年の9教科がすべて4の生徒さんの内申点は、次のようになります。

状態計算内申点ランク
すべて436×2 + 36×2 + 36×3252点D
中学3年生の評定を1つ上げる36×2 + 36×2 + 37×3255点D
中学3年生の評定を2つ上げる36×2 + 36×2 + 38×3258点C

この生徒さんは、Cランクまであと4点です。中学3年生の評定を2つ上げれば、ランクが1つ上がります。自分の内申点がランクの境目からどのくらい離れているかを知ると、どこまで評定を上げればいいかがはっきりします。


学力検査と、合否の判定

学力検査:500点満点

国語・数学・社会・理科・英語の5教科で、各100点、合計500点です。問題は全道共通です。かつて一部の高校で使われていた「学校裁量問題」は、2022年度の入試から廃止されています。

内申ランクと学力検査の組み合わせで判定する

一般入試では、内申ランクと学力検査の点数を組み合わせた「相関図」をもとに選抜が行われます。そのうえで、定員の一部(30%の枠)については、内申と学力検査のどちらを重視するかを、各高校が決めています。

内申ランクが1つ違うと、同じ学力検査の点数でも判定が変わることがあります。 内申ランクを上げることは、当日の点数の不安を減らすことにつながります。

各高校の選抜方法(面接の有無、傾斜配点、30%の枠で何を重視するかなど)は、北海道教育委員会が公表する資料で確認してください。


学年別にやるべきこと

中学3年生(2027年春に受験)

2学期の評定を最後まで上げてください。 中学3年生の評定は3倍で計算されるため、評定1つで内申点が3点動きます。ランクの境目に近い場合は、2学期の期末テストと提出物で、ランクが変わる可能性があります。

→ 2学期の内申を上げる方法|中間テストが悪くても、期末までに動かせる4つのこと

自分の内申ランクを確認してください。 ランクの境目からの距離が分かると、評定を上げるべきか、学力検査で取り返すべきかが判断できます。

中学1年生・2年生

北海道では、今の評定がそのまま入試に使われます。 中学1年生の評定1つは、内申点で2点です。実技4教科も主要5教科と同じ重さのため、すべての教科の定期テストと提出物を積み上げてください。

数学と英語のつまずきは、学力検査の点数にもそのまま響きます。2学期につまずきやすい単元を、早めに立て直しておくことが大切です。

→ 中2の一次関数が分からないときの立て直し方|つまずく5つの場所と、中1の比例まで戻る手順


広い北海道だからこそ、移動のない学習を

北海道は面積が広く、地域によっては、通える範囲に塾がない、塾までの移動に長い時間がかかるということが珍しくありません。冬は雪で移動がさらに大変になります。

オンラインなら、住んでいる地域に関係なく、移動なしで同じ指導を受けられます。夕方の暗い時間や雪の日に、送り迎えをする必要もありません。


自分の内申点を確認する

都道府県を選ぶだけで、評定から内申点を計算できるツールをご用意しています。

→ 内申点 自動計算ツール(47都道府県対応)で確認する


現場で見えたこと

北海道の生徒さんの内申のご相談で多いのは、「中学1年生の成績を気にしていなかった」というものです。中学3年生になって内申ランクを計算してみて、初めて中学1年生の評定の重さに気づく。このケースが少なくありません。

一方で、ランクの境目を意識すると、目標が具体的になります。「あと4点でCランク」と分かれば、どの教科の評定を上げればいいかがはっきりし、期末テストへの取り組み方が変わります。

もう一つ、北海道は実技4教科も主要5教科と同じ重さです。実技のテストは範囲が狭く、配布プリントとワークからの出題が中心のため、1週間前から暗記に取り組めば点数を上げやすい教科です。評定を1つ上げる候補として、実技教科を見落とさないでください。


よくある質問

Q. 北海道の内申点は何点満点ですか。
315点満点です。中学1年生・2年生の9教科の評定の合計を各2倍、中学3年生の合計を3倍して足します。

Q. 内申ランクとは何ですか。
内申点(315点満点)を20点刻みでA〜Mの13段階に分けたものです。Aは315〜296点、Mは75点以下です。

Q. 北海道では中学1年生の成績も使われますか。
使われます。中学1年生・2年生の評定は2倍、中学3年生の評定は3倍で計算されます。

Q. 学校裁量問題はありますか。
学校裁量問題は2022年度の入試から廃止され、学力検査の問題は全道共通です。

Q. 2027年春の入試で変わることはありますか。
調査書の記載項目から「出欠の記録」が削除される予定です。

Q. 内申ランクが1つ違うと、合否にどのくらい影響しますか。
内申ランクと学力検査の点数を組み合わせた相関図で判定されるため、ランクが1つ違うと、同じ学力検査の点数でも判定が変わることがあります。


次に読んでいただきたい記事

内申が足りるか不安な場合は、こちらをご覧ください。

→ 中学3年生の内申はまだ間に合う?10月から動かせる範囲と、内申が足りないときの志望校の決め方

塾の体験授業を検討している場合は、確認する項目をまとめています。

→ 塾の体験授業で見るべきポイント|授業中・説明・帰宅後の3段階で確認する12項目と、聞くべき質問


北海道で高校受験に備えたい方へ

北海道の入試は、中学1年生からの評定と内申ランクが、合否を大きく左右します。ランクの境目を意識して、評定を上げるべきところに時間を使ってください。

マスネットは完全1対1のオンライン個別指導塾です。主要5教科の指導に加えて、実技教科のテスト対策や提出物の管理まで含めて、内申全体を設計します。

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※入試日程、内申点の計算方法、内申ランク、選抜方法は、年度によって変更される場合があります。最新かつ正確な情報は、北海道教育委員会の公表資料および志望校の選抜方法で必ずご確認ください。

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