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2学期の内申を上げる方法|中間テストが悪くても、期末までに動かせる4つのこと

公開日 執筆:塾長 馬籠先生

2学期の中間テストが返ってきた。思うような点ではなかった。2学期の内申は大事だと聞くけれど、ここから上げられるのか。期末まで何をすればいいのかが分からない。

結論からお伝えします。2学期の評定は、中間テストだけでは決まりません。期末テスト、提出物、授業への取り組みの3つがまだ残っていて、期末までのおよそ8週間で動かせます。特に中学3年生は、多くの地域で2学期の評定が高校に提出される調査書の中心になります。中間の結果より、残りの3つに今日から手をつけてください。

この記事は、オンライン学習塾マスネットが運営しています。中間テストの返却後から期末テストまでに、評定を動かすためにできることを順に書きます。


2学期の内申が重要な理由

中学3年生:調査書に載る評定が決まる

多くの都道府県で、中学3年生の2学期末の評定が調査書に記載されます。二学期制の学校では、後期の途中までの成績が使われるのが一般的です。

つまり、中学3年生にとって2学期は、内申点を動かせる最後の学期になることが多いということです。

ただし、どの学年の評定を使うかは地域によって大きく違います。中学3年生だけを使う地域、中学1年生から3年生までを使う地域があります。お住まいの地域の制度は、中学校の進路資料で確認してください。

→ 内申点 自動計算ツール(47都道府県対応)で確認する

中学1年生・2年生:学年末の評定に大きく響く

2学期は3つの学期の中で最も期間が長く、単元も多くなります。学年末の評定は1年間の積み上げで付けられるため、2学期の比重は自然と大きくなります。

そして、中学1年生・2年生の評定を入試で使う地域も少なくありません。「まだ受験は先」と考えていると、ここで差がつきます。

二学期制の学校の場合

10月は後期が始まったばかりの時期です。前期の評定は確定していますが、後期はここからの積み上げです。この記事の内容は、そのまま後期に当てはめて読んでください。


評定は何で決まるのか

評定は、3つの観点の評価をもとに付けられます。

観点主な評価材料今から動かせるか
知識・技能定期テスト、小テスト、実技期末テストで動かせる
思考・判断・表現テストの応用・記述問題、レポート、発表期末の記述問題とレポートで動かせる
主体的に学習に取り組む態度提出物、振り返りシート、授業中の取り組み今日から動かせる

中間テストで評価されたのは、主に1つ目と2つ目の一部です。3つ目は、毎日の授業と提出物で積み上がっていきます。

中間テストが平均点を下回っていても、期末テストで取り返し、提出物と授業への取り組みで評価を積み上げれば、評定は十分に動きます。


期末までに動かせる4つのこと

1. 中間テストの解き直しを、残る形で終わらせる

まず、中間テストの間違えた問題を解き直してください。返却から48時間以内が目安です。

やり方は、解答解説で理解したあと、何も見ずに自力で解き直すことです。見て分かっただけでは、次も解けません。

そして、解き直したノートは残しておいてください。先生によっては、直しを提出物として受け取ってくれることがあります。「直しを見てもらえますか」と聞くこと自体が、学習に取り組む姿勢として伝わります。

失点の原因を切り分ける方法は、別の記事にまとめています。

→ 定期テストの点数が下がったとき|答案から原因を切り分ける4つの視点

8つの質問で失点のタイプが分かる無料診断もご用意しています。

→ テスト振り返り診断を使う

2. 提出物の「出し方」を変える

テストの点数が変わらなくても、評定が上がることがあります。その差を生むのが提出物です。

変えるのは、次の3つだけです。

期限より1日早く出す。空欄をゼロにする。間違えた問題には赤で直しを入れる。

ワークを答えを写して埋めたり、空欄を残したまま提出したりすると、点数以上に評価を下げます。先生が見ているのは、正解の数より、どう取り組んだかです。

→ 内申点を上げる提出物の出し方|評価される提出物・されない提出物

3. 期末テストは、中間で落とした単元から準備する

期末テストの範囲は、多くの場合中間テストの続きです。そして数学と英語は積み上げ式のため、中間の単元が分かっていないと、期末の単元も理解できません。

期末の範囲に入る前に、中間で失点した単元を先に埋めてください。ここを飛ばして期末の勉強を始めると、同じところでもう一度つまずきます。

テスト勉強そのものは、期末テストの初日から逆算して計画します。

→ テスト勉強の計画の立て方|テスト初日から逆算する無料スケジュールツール

4. 授業中に「見える行動」を増やす

主体的に学習に取り組む態度は、先生から見える行動で評価されます。

ノートを丁寧に取る。分からないところを授業後に質問しに行く。振り返りシートを一言で終わらせない。発表やグループ活動で役割を引き受ける。

どれも、今日の授業から始められます。

実技4教科も同じです。ペーパーテストの暗記、提出物、授業への姿勢で評定は上がります。上手さだけで決まるわけではありません。

→ 実技4教科の内申点を上げる方法|対策している生徒が少ない差のつけどころ


期末テストまでのスケジュール

多くの中学校では、2学期の期末テストは11月下旬から12月上旬に行われます。10月上旬から逆算すると、次のようになります。

時期やること
10月上旬〜中旬中間テストの解き直し、失点した単元の補強、提出物の締切を書き出す
10月下旬〜11月上旬授業の進度に合わせてワークを進める。分からない単元はその週のうちに質問する
期末テストの2週間前逆算スケジュールに沿って、ワークの2周目と解き直し、暗記科目に取りかかる
期末テストの1週間前実技4教科の暗記、提出物の最終確認
期末テストの後未提出の課題がゼロかを確認する

テストの日程は学校によって違います。範囲表が配られる前でも、日程が分かった時点でこの表を自分の日付に置き換えてください。


中学3年生は今からでも間に合うか

間に合う部分と、間に合わない部分を分けて考えてください。

中学1年生・2年生の評定を使う地域では、過去の評定はもう動きません。一方で、中学3年生の2学期の評定は、期末テストと提出物が残っている今なら動かせます。

評定が1段階上がると、内申点がどれだけ変わるかは地域によって違います。実技教科の評定を大きく換算する地域もあり、鹿児島県では実技4教科の評定が20倍で計算されます。自分の地域で「どの教科を1つ上げると何点増えるか」を確認すると、優先順位が決まります。

→ 鹿児島県の高校受験|実技4教科が内申の9割を占める、全国で最も特殊な制度

そして中学3年生は、受験勉強と並行する必要があります。期末テストの2週間前は定期テスト対策、それ以外の期間は受験勉強。このように期間で分けると、どちらも中途半端になるのを防げます。


保護者様にできること

2学期の内申に向けて、ご家庭でできることがあります。

点数より、提出物の話をしてください。 「テストどうだった?」より「今週、出すものはいくつある?」の方が、行動につながります。

締切は本人に書き出してもらってください。 保護者様が管理すると、本人の中で締切が「言われるもの」になります。家族のカレンダーに本人が書き込む形がおすすめです。

結果ではなく、行動を認めてください。 期限より早く出せた、直しを入れた、質問に行けた。評定が出る前に、行動の段階で声をかけてください。

先生への確認は、できるだけ本人に任せてください。 「直しを提出してもいいですか」と本人が聞きに行くこと自体が、評価の材料になります。


現場で見えたこと

2学期の評定で差がつきやすいのは、中間テストの直後から11月にかけての時期です。

中間が終わった安心感と、期末までまだ時間があるという感覚から、提出物と授業への取り組みが最もゆるみやすい時期です。宿題システムの記録を見ても、中間テスト明けの数週間は、提出の遅れが出やすい傾向があります。

逆に言えば、この時期に提出物を崩さなかった生徒さんは、それだけで周りと差がつきます。

評定が上がった生徒さんが変えたことを振り返ると、期末テストの点数以上に、提出物の出し方と、分からない問題を放置しない習慣が大きかったという場合が多くあります。

テストの点数がほとんど変わらないまま評定が上がった生徒さんもいます。中間の結果で諦める必要はありません。


よくある質問

Q. 2学期の中間テストが悪かったのですが、評定はもう決まっていますか。
決まっていません。評定は期末テスト、提出物、授業への取り組みも含めて付けられます。期末までのおよそ8週間で動かせます。

Q. 2学期の内申はなぜ大事なのですか。
多くの地域で、中学3年生の2学期の評定が調査書に記載されるためです。中学1年生・2年生でも、期間が長く単元が多い2学期は学年末の評定に大きく影響します。

Q. 提出物だけで評定は上がりますか。
提出物は「主体的に学習に取り組む態度」の主な評価材料です。テストの点数が同じでも、提出物の出し方で評定が変わることがあります。期限より早く出す、空欄をゼロにする、直しを入れる。この3つから始めてください。

Q. 中学3年生ですが、今からでも間に合いますか。
中学3年生の2学期の評定は、期末テストと提出物が残っている今なら動かせます。ただし、どの学年の評定を使うかは地域によって違うため、中学校の進路資料で確認してください。

Q. 期末テストの勉強はいつから始めればいいですか。
2週間前からが目安です。その前に、中間テストで失点した単元を先に埋めておくと、期末の単元の理解が速くなります。

Q. 二学期制の学校でも同じですか。
同じ考え方が使えます。10月は後期の始まりなので、後期の評定に向けてここから積み上げる時期です。


次に読んでいただきたい記事

内申点を動かす要素を全体から見直したい場合は、こちらをご覧ください。

→ 内申点を上げるには|テストの点以外で動かせる4つの要素

家庭だけでは管理しきれないと感じた場合は、塾の利用も選択肢です。オンライン塾を検討している方は、選ぶ前の確認項目をまとめています。

→ オンライン塾は効果ない?成果が出る塾・出ない塾の違いと、選ぶ前に確認すべき7つのこと


2学期の評定を上げたい方へ

2学期の評定は、期末テストと提出物と授業への取り組みで、まだ動かせます。ただ、何から手をつけるべきかは、生徒さんによって違います。

マスネットでは、2つの入口をご用意しています。

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※評定の付け方や、調査書に記載される学年・学期は、地域や学校によって異なります。正確な情報は、在籍する中学校や各都道府県教育委員会の公表資料でご確認ください。

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