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鳥取県高校入試の数学対策|2026年度の正答率から考える、2027年度に向けた復習

公開日 更新日 執筆:塾長 馬籠先生

鳥取県高校入試の数学対策|2026年度の正答率から考える、2027年度に向けた復習

鳥取県の高校入試に向けた数学の復習では、計算に加えて「文字について式を解く」「文章から立式する」「根拠を記述する」力を確認しましょう。

県の2026年度の結果分析を見ると、基本計算と、それらを使って考えを表す問題には正答率の差があります。自分の答案でも同じ部分が弱いのかを調べると、次に取り組む内容を決めやすくなります。

入試制度全体は、鳥取県の高校受験・内申点と学力検査の記事も参考にしてください。ここでは数学の復習方法に絞ります。

2026年度の数学:平均点と設問別正答率は分けて読む

鳥取県の公表資料によると、2026年度の全日制課程の数学の平均点は、50点満点中27.1点です。一方、設問別正答率の表は、抽出した133答案をもとにしています。県全体の全受検者を集計した設問別正答率ではありません。鳥取県「令和8年度 学力検査結果」

復習の参考になる設問を抜粋します。

出題内容抽出答案の正答率
正負の数の計算〈問題1・問1(1)〉97.0%
等式変形〈問題1・問5〉36.1%
一次関数の式〈問題1・問8〉47.4%
一次方程式の立式〈問題1・問11(1)〉32.3%
直角三角形の合同に関する記述〈問題1・問12(2)〉41.4%

数値の出典は上記の県公表資料です。正答率が低い順に勉強するのではなく、自分が失点した内容と重なるかを確認してください。計算が不安定なら、先にその土台を直す必要があります。

対策1:等式変形は「どの文字を一人にするか」を決める

以下は復習用のオリジナル例題です。実際の入試問題の転載ではありません。

2a+3b=c を、bについて解きなさい。

「bについて解く」とは、b=……の形にすることです。

  1. 両辺から2aを引く:3b=c−2a
  2. 両辺を3で割る:b=(c−2a)÷3

よくある間違いは、最後に右辺の一部だけを3で割ることです。「c−2a」全体を3で割る必要があります。

確認には、数値の代入も使えます。a=3、c=18なら、b=(18−6)÷3=4。元の式に戻すと、2×3+3×4=18となります。

解き直しでは答えだけ写さず、「両辺から何を引いたか」「何で割ったか」を一行ずつ書きましょう。

対策2:文章題は、計算前に数量の関係を表にする

次も学習用のオリジナル例題です。

1冊120円のノートと1本80円のペンを、合計5点買って520円払いました。ノートは何冊ですか。

ノートをx冊とすると、ペンは5−x本です。

品物単価個数代金
ノート120円x冊120x円
ペン80円5−x本80(5−x)円

代金の合計から、

120x+80(5−x)=520

展開して整理すると、40x=120なので、x=3。ノート3冊、ペン2本です。

立式で止まったときは、「式を思いつけない」で終えず、次のどこが分からなかったかを確認します。

  • xを何と決めるか。
  • もう一方の個数をどう表すか。
  • 何の合計が520なのか。

この分け方なら、復習すべき内容が「方程式の計算」なのか「数量の読み取り」なのかを判断できます。

対策3:合同の記述は、条件と結論の間をつなぐ

合同条件を覚えていても、答案に使う三つの事実を選べなければ記述は進みません。

練習では、問題文で与えられたこと、図の性質から分かることを分けて書きます。たとえば、直角三角形ABCとDEFで、∠B=∠E=90°、AC=DF、AB=DEが与えられた場合を考えましょう。

この例では、斜辺はACとDFです。斜辺と他の1辺がそれぞれ等しいので、対応順をそろえて△ABC≡△DEFと説明できます。

図が同じ形に見えることは、合同の根拠にはなりません。使う辺・角と合同条件を対応させる練習が必要です。

実際の採点は問題の基準によるため、途中を書けば必ず部分点が付くとは限りません。ただ、途中を残すことで、自分がどこまで理解しているかを確認できます。

11月からの復習は、10日単位で内容を絞る

次の計画は一例です。学校の定期テストや学習状況に合わせて調整してください。

期間取り組むこと確認すること
1〜2日目過去問や模試の数学を見直す計算・立式・記述・時間不足のどこで失点したか
3〜6日目優先する2単元を復習する解説を見ず、途中から自分で続けられるか
7〜9日目数値や条件の違う類題を解く覚えた答えに頼らず解けるか
10日目短い時間制限で再確認する次の10日間で残す課題は何か

県の正答率が高い問題でも、自分が間違えていれば復習対象です。反対に、すでに安定して解ける単元へ時間をかけすぎないようにしましょう。

よくある質問

平均の27.1点を取れば合格できますか?

平均点は合格最低点ではありません。志望校、内申点、ほかの教科、選抜方法などを含めて目標を考える必要があります。

2027年度も同じ問題が出ますか?

2026年度の結果から、翌年度の出題は断定できません。特定の問題の答えを覚えるのではなく、別の条件でも使える考え方を復習します。

鳥取県内の塾に通いながら、数学だけ相談できますか?

マスネットでは、ほかの塾と併用しながら苦手科目を学べます。現在使っている教材や進度を共有すると、重複を減らして相談しやすくなります。

鳥取県の高校入試に向けて、数学の復習順を相談する

「計算はできるのに文章題が白紙になる」「証明を読めても、自分では書けない」場合は、止まる箇所を一緒に確認しましょう。

相談時には、学年・志望校・最近の数学の答案・使っている教材をお知らせください。鳥取市・米子市・倉吉市をはじめ、県内のご自宅からオンラインで相談できます。

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