内申点を上げる提出物の出し方|評価される提出物・されない提出物
公開日 執筆:塾長 馬籠先生
提出物が内申に効く理由
中学校の評定は、テストの点数だけでなく、「主体的に学習に取り組む態度」の観点が大きな割合を占めます。この観点の評価材料の中心が、提出物です。
テストの点数を上げるには数週間〜数ヶ月の対策が必要ですが、提出物は次の提出からすぐに変えられます。しかも、努力がそのまま評価に反映されます。内申を上げたいなら、最初に手をつけるべきは提出物です。
そして重要なのは、「出せばいい」わけではないことです。先生は提出物の中身を見ています。評価される提出物の条件を知ることが、内申アップの近道です。
評価される提出物・3つの条件
条件①:期限内に出す(大前提)
期限に遅れた提出物は、内容がどれだけ良くても評価が下がります。逆に言えば、期限を守るだけで、評価の土俵に立てます。
期限を守れない子の多くは、能力ではなく管理の問題です。提出物の一覧(何を・いつまでに)を1か所にまとめる、もらったその日に手をつける、テスト勉強と提出物を同じ計画に入れる。仕組みで期限は守れるようになります。
条件②:空欄を作らず「全部」やる
わからない問題を空欄のまま出すのは、「取り組んでいない」と評価されます。わからない問題は、解説を読む・教科書で調べる・質問するなどして埋めます。
どうしてもわからない場合でも、考えた跡(途中まで書く・調べたことをメモする)を残すことで、取り組む姿勢は伝わります。空欄と「考えた跡」では、評価が大きく違います。
条件③:間違いに「直し」を入れる
評価される提出物と、されない提出物の最大の差がここです。答えを写しただけのワークと、間違えた問題に赤で直しを入れ、解き直した跡があるワークでは、後者が圧倒的に評価されます。
先生は「答えページの丸写し」を見抜きます。全問正解のワークより、間違い+直しのあるワークの方が、学習した証拠として信頼されるのです。しかも、直しを入れる作業はそのままテスト勉強になります。提出物の直しは、内申とテストの点数を同時に上げる一石二鳥の行動です。
ワーク提出をテスト勉強に変える出し方
多くの学校で、テスト範囲のワークがテスト当日前後に提出になります。ここで「提出のためにやる」か「テスト勉強としてやる」かで、結果が大きく変わります。
理想の流れは次の通りです。
- 2週間前からワークを進め、1周目で間違いに印をつける(この時点で提出可能な状態にしておく)。
- 2周目・3周目は、印の問題をノートや別紙で解き直す。
- 提出するワークには、1周目の間違い+赤の直しが残る。
この流れなら、提出物の評価とテストの点数の両方が手に入ります。テスト前日にワークを「終わらせる」使い方は、提出は間に合っても、テストの点にはつながりません。
提出物で損している子のパターン
やっているのに評価されない子には、共通のパターンがあります。
- 期限ギリギリに雑に仕上げて出す(丁寧さで差がつく)。
- 答えを写して全問正解にして出す(見抜かれて逆効果)。
- ワーク以外の提出物(プリント・レポート・振り返りシート)を軽視する(すべて評価対象)。
- 出したかどうかを本人が把握していない(出し忘れの積み重ね)。
特に振り返りシートや自主学習ノートなど、「態度」を直接見る提出物は、一言二言で済ませず、具体的に書くことで評価が変わります。
提出物の改善は「今日から」できる
テストの点数・授業での発言と違い、提出物は次の提出から即座に変えられます。期限内・全部・直しつき。この3条件を守るだけで、先生からの見え方は確実に変わります。
内申は1回の行動ではなく、積み重ねで評価されます。早く始めるほど、次の評定に間に合う可能性が高まります。
オンライン学習塾マスネットの内申・提出物サポート
マスネットは、定期テストの点数と内申の両方を上げることに特化した完全1対1のオンライン個別指導塾です。提出物については、期限管理の仕組みづくり・わからない問題の解決・直しの入れ方まで、授業の中でサポートします。
実際に、提出物や授業への取り組みまで対策し、テストは平均点ほどでも内申オール5を獲得した生徒の保護者の声も寄せられています。内申を上げたい方は、まず無料体験(テスト対策相談)でご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 提出物はどのくらい内申に影響しますか?
A. 評定の観点のうち「主体的に学習に取り組む態度」の中心的な評価材料です。テストの点数が同じでも、提出物の質で評定が変わることは十分にあります。
Q. 答えを写して出すのはダメですか?
A. 逆効果です。先生は丸写しを見抜きます。間違い+赤の直しがある提出物の方が、はるかに評価されます。
Q. 提出期限をいつも忘れてしまいます。
A. 提出物を1か所に一覧化し、もらった日に着手する仕組みを作りましょう。管理の仕組みは塾でも一緒に作れます。
Q. ワークが難しくて全部埋められません。
A. わからない問題は解説・質問で解決して埋めます。個別指導では、提出物のわからない問題の解決もサポートします。
まとめ
提出物は、内申を上げる最も確実で、最も早く変えられる手段です。期限内に・全部・直しを入れて出す。この3条件で、評価される提出物になります。さらに、直しを入れる過程はそのままテスト勉強です。提出物のやり方を変えることは、内申と点数を同時に上げる最初の一歩です。