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塾の体験授業で見るべきポイント|授業中・説明・帰宅後の3段階で確認する12項目と、聞くべき質問

公開日 更新日 執筆:塾長 馬籠先生

中間テストの結果を見て、塾の体験授業を申し込んだ。けれど、体験で何を見ればいいのか分からない。「分かりやすかった」だけで決めていいのか、どこを比べれば失敗しないのか知りたい。

結論からお伝えします。体験授業で見るべきなのは、授業の分かりやすさより「その塾が普段の授業で何をするか」です。授業中は生徒さんが話す時間と、間違いの場所まで特定しているか。授業後の説明では、授業外の管理と年間の費用。帰宅後は、本人が「また受けたい」と言うか。この3段階で確認すると、体験の印象だけで決めて後悔することを防げます。

この記事は、オンライン学習塾マスネットが運営しています。どの塾の体験にも使える確認項目として書きます。


体験授業は「普段の授業」と同じとは限らない

最初に知っておいていただきたいことがあります。

体験授業は、塾にとって入会を決めてもらう場です。そのため、普段とは違う講師が担当したり、体験用に組み立てた分かりやすい内容になったりすることがあります。

体験授業がとても分かりやすかったのに、入会後の授業は違った。このずれを防ぐために、「入会後も同じ講師が担当しますか」「普段の授業も同じ形式ですか」と必ず聞いてください。


体験の前に準備すること

体験授業の効果は、準備で大きく変わります。

準備するもの理由
直近の定期テストの答案失点の原因を一緒に見てもらえる。塾の分析力を比べられる
通知表評定と、内申の状況を伝えられる
学校のワークや教科書学校の教材で授業ができるかを確認できる
解決したいことのメモ「数学の基本問題で失点している」など、目的を具体的に伝えられる
聞きたいことのリスト説明の場で聞き忘れを防げる

特に答案は、必ず持っていってください。同じ答案を複数の塾に見せると、どの塾が失点の原因を正確に見抜けるかを比べられます。


体験授業で確認する12項目

授業中に見ること

項目見るポイント
1. 生徒さんが話している時間講師が説明し続けていないか。生徒さんに説明させたり、質問したりしているか
2. 間違いの特定「答えが違う」で終わらず、「どの行で間違えたか」まで確認しているか
3. 手元の確認答えだけでなく、途中式やノートを見ているか
4. 前の学年への戻りつまずきが前の学年にあると分かったとき、そこに戻る提案があるか
5. 質問のしやすさ生徒さんが自分から質問できる雰囲気か

授業後の説明で確認すること

項目見るポイント
6. 課題の出し方次回までの課題が「ワークの何ページ」まで具体的に示されるか
7. 提出の管理課題の提出状況が記録され、遅れたら連絡があるか
8. 保護者様への報告授業ごとの報告があるか。面談のときだけか
9. 講師の交代合わなかったときに交代できるか。費用はかかるか
10. 年間の総額入会金・教材費・システム利用料・季節講習費を含めて、年間いくらか

帰宅後に確認すること

項目見るポイント
11. 本人の反応「また受けたい」と言うか。続けられそうか
12. 本人が説明できるか「何が分かった?」と聞いて、授業の内容を自分の言葉で話せるか

12項目のうち、最も見落とされやすいのは6と7の「授業外の管理」です。授業の質は体験で見えますが、授業のない日の仕組みは、聞かなければ分かりません。


説明の場で聞くべき質問

質問良い答えの例注意したい答え
入会後も同じ講師が担当しますか原則として同じ講師が担当します入会後に決めます
講師1人が同時に何人を担当しますか1人です(または具体的な人数)基本的には少人数です
次回までの課題はどう出ますかワークのページ数まで指定し、提出を記録します各自で復習してもらいます
授業のない日に質問できますかいつでも送れます次の授業でお答えします
中学3年生になると、年間でいくらになりますか具体的な金額を示すその時期になったらご案内します
解約はいつでもできますか。費用はかかりますかいつでも可能で、手数料はかかりません契約期間の途中は難しい

質問に対して具体的な答えが返ってくるかどうか自体が、その塾の仕組みが整っているかの目安になります。


帰宅後に、本人に聞く3つのこと

体験の印象は、保護者様と生徒さんで違うことがあります。帰宅後、次の3つを聞いてください。

「また受けたい?」 内容が良くても、本人が続けられなければ成果は出ません。最も確実な判断材料です。

「何が分かった?」 「分かった?」と聞くと、多くの生徒さんは「うん」と答えます。何が分かったかを聞くと、授業の中身が本当に伝わっていたかが分かります。

「先生に質問できそう?」 質問できる関係が作れるかどうかは、成果を大きく左右します。


複数の塾を比べるとき

2〜3の塾の体験を受けて比べる場合は、同じ条件で比べてください。

比べる項目A塾B塾C塾
答案から指摘された失点の原因
生徒さんが話していた時間
課題の出し方と提出の管理
保護者様への報告の頻度
年間の総額
本人の「また受けたい」

体験の直後に書き込むと、印象が薄れる前に比べられます。年間の総額の出し方は、別の記事にまとめています。

→ 中学生の塾の費用は年間いくら?月謝だけで比べると見落とす5つの費用と、総額の出し方


その場で決めなくていい

体験授業のあと、その場での入会をすすめられることがあります。

その場で決める必要はありません。 「家族で相談してから決めます」と伝えて持ち帰ってください。帰宅後に本人の反応を確かめ、他の塾と比べてから決めても遅くはありません。

その場での決断を強く求める塾は、それ自体が判断材料になります。


オンラインの体験授業で確認すること

オンラインの塾の体験では、上の12項目に加えて、次の点を確認してください。

項目見るポイント
通信の安定音声や映像が途切れないか。家の通信環境で問題なく受けられるか
手元の共有ノートや途中式を、講師がどう確認するか
本人の集中画面越しでも、最後まで集中が続いていたか
接続の手順次回から、本人が一人で接続できそうか

画面越しだと集中が続かない生徒さんや、家に落ち着いて学習できる場所がない生徒さんには、通塾の方が合います。オンラインそのものの向き不向きは、別の記事にまとめています。

→ オンライン塾は効果ない?成果が出る塾・出ない塾の違いと、選ぶ前に確認すべき7つのこと


マスネットの体験授業

マスネットの無料体験は、次の流れで行います。

ステップ内容時間
1. 学習面談Zoomで、現在の状況と解決したいことを伺います30〜60分
2. 体験授業完全1対1の授業を、実際に受けていただきます60分
3. 進め方のご説明コース、進め方、料金をご説明します30分

1〜3は同じ日にまとめて受けることもできます。入会のご勧誘は一切いたしません。

この記事の12項目と質問に、マスネットは次のようにお答えしています。

確認項目マスネットの場合
講師原則として毎回同じ専任講師が担当します。講師の交代は何度でも無料です
指導の人数完全1対1です
課題と提出宿題システムで課題をページ単位で設定し、提出状況を記録します
授業外の質問24時間、テキストや写真で質問を送れます
保護者様への報告毎回の授業後に授業報告書をお送りします
費用入会金と月額授業料のみです。教材費・システム利用料・解約手数料はかかりません
始めるまで最短で体験当日から入会でき、通常1週間以内に初回の授業を始められます

現場で見えたこと

体験授業のあとにご家庭から伺う決め手で多いのは、「答案を見て、原因をはっきり言ってもらえた」というお話です。

他の塾の体験では「頑張りましょう」で終わったが、ここでは「基本問題の失点が多く、原因は中学1年生の正負の数にある」と言われた。原因が分かったことで、入会するかどうかに関係なく、何をすればいいかが見えた、という声です。

逆に、体験のあとで本人が「また受けたい」と言わなかった場合は、無理に始めない方がよいとお伝えしています。保護者様が良いと思っても、本人が続けられなければ成果は出ないからです。

体験授業は、塾を選ぶ場であると同時に、今のつまずきを第三者に見てもらえる機会です。答案を持っていくだけで、得られる情報は大きく変わります。


よくある質問

Q. 塾の体験授業では何を見ればいいですか。
授業中は生徒さんが話す時間と、間違いの場所まで特定しているか。授業後の説明では、課題と提出の管理、報告、年間の総額。帰宅後は本人が「また受けたい」と言うかを確認してください。

Q. 体験授業に何を持っていけばいいですか。
直近の定期テストの答案、通知表、学校のワークや教科書です。答案があると、失点の原因を一緒に見てもらえます。

Q. 体験授業の講師と、入会後の講師は同じですか。
塾によって違います。体験だけ別の講師が担当することもあるため、入会後も同じ講師かどうかを必ず確認してください。

Q. 体験授業のあと、その場で入会を決めるべきですか。
その場で決める必要はありません。持ち帰って本人の反応を確かめ、他の塾と比べてから決めてください。

Q. 何校くらい体験を受ければいいですか。
2〜3校が目安です。同じ答案を持っていき、同じ項目で比べると、違いが分かりやすくなります。

Q. オンラインの体験授業で注意することはありますか。
通信の安定、ノートや途中式の共有の方法、画面越しでの集中、本人が一人で接続できるかを確認してください。


あわせて読みたい記事

中間テストの結果を見て、今から始めて期末に間に合うか迷っている場合はこちらをご覧ください。

→ 中間テストが悪かった今、塾を始めるべき?期末テストに間に合う条件と、始めるまでの最短スケジュール


体験授業を検討している方へ

体験授業は、塾を選ぶ場であると同時に、今のつまずきを確かめる機会です。答案を持って、12項目を確認してください。

マスネットでは、2つの入口をご用意しています。

体験の前に、答案を見て失点の原因をお伝えします。
答案を写真で送っていただければ、失点の原因と、体験授業で確認すべきことをお伝えします。入塾の勧誘はいたしません。

→ 公式LINEで答案診断を受ける

12項目を、実際の体験授業で確かめてください。
Zoomでの学習面談(30〜60分)、体験授業(60分)、進め方のご説明(30分)の流れで、同じ日にまとめて受けることもできます。入会のご勧誘は一切いたしません。

→ 無料体験授業を申し込む

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