模試がE判定でも総合型選抜は受けられる?偏差値・出願資格・選抜内容を分けて考える確認表
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模試がE判定でも総合型選抜は受けられる?偏差値・出願資格・選抜内容を分けて考える確認表
高校の模試でE判定が出ても、それだけで総合型選抜に出願できないとは限りません。模試が判定した入試方式と、総合型選抜の出願資格・選抜内容は分けて確認する必要があります。
一方で、「一般選抜は厳しそうだから、総合型なら簡単に合格できる」とも言えません。志望学部で学ぶ準備、書類、選考方法への対応を具体的に点検しましょう。
この記事では、高校生と保護者が、模試の結果を受けて進路を考える手順を整理します。
最初に、そのE判定が何を判定しているか確認する
模試には、共通テスト型、記述型などさまざまな種類があります。成績表の志望校・学部・方式・科目を確認してください。
一般選抜を想定した判定を、そのまま別の方式である総合型選抜の判定へ置き換えることはできません。判定の定義や対象は、模試の主催者の説明を読みましょう。
| 確認する項目 | 見るところ |
|---|---|
| 志望先 | 大学・学部・学科が正しいか |
| 方式 | 何の入試方式を想定した判定か |
| 科目 | 必要科目・配点と対応しているか |
| 数値の意味 | 主催者がどのように説明しているか |
| 学習課題 | どの単元で失点しているか |
同じ大学名でも、学部や方式が違えば、必要な準備は変わります。
出願できるかは、募集要項で確認する
総合型選抜の条件は、大学・学部・方式で異なります。
確認するのは、受験年度の公式募集要項です。前年の要項や、塾の記事だけで最終判断しないでください。
| 条件 | 確認すること |
|---|---|
| 対象者 | 卒業・卒業見込などの条件 |
| 学習成績 | 評定や特定科目の条件の有無 |
| 履修 | 必要科目や履修に関する指定 |
| 資格 | 英語資格などの種類・水準・有効期間 |
| 活動・資料 | 求められる経験と提出物 |
| 入学条件 | 専願、入学確約、併願の扱い |
| 手続き | 事前審査、出願、提出期限 |
模試成績の提出などが指定されている場合は、その条件も含めて確認します。「総合型なら模試結果は一切関係しない」と一律に断定しないことが大切です。
「出願できる」と「合格に向けて準備できている」は別
資格を満たしていても、提出資料や選考への準備が不足している場合があります。
次の3段階を分けて考えましょう。
- 資格:出願条件を満たしているか。
- 適合:学びたい内容と学部の教育が合っているか。
- 準備:必要な書類・学力・表現を整えられるか。
「評定条件は満たすが、なぜその学部か説明できない」「活動はあるが、必要科目の理解が不足している」など、課題を具体的にします。
総合型選抜でも、教科学習を止めない
文部科学省の総合型選抜の評価方法に関する説明では、書類だけでなく、小論文・口頭試問・資格検定・共通テストなどの評価方法が示されています。
実際に何を使うか、どのように評価するかは、大学・方式によります。
模試の答案は、次のような学力の課題を見つける材料になります。
- 説明文を読み、根拠を取り出せるか。
- 数学・理科の基礎を、条件に合わせて使えるか。
- 英文の内容と文の構造を理解できるか。
- 資料を読んで、理由や考察を文章にできるか。
模試の順位だけを見て自信を失うのではなく、学び直す単元へ具体化しましょう。
高校1・2年生と高校3年生では、判断の順番が違う
高校1・2年生|方式を急いで一つに絞らない
1回の模試結果だけで一般選抜を諦めるより、学校の学習と探究の両方を整えます。科目選択や履修が出願先に関わる場合もあるため、学校で相談してください。
高校3年生|残り期間と出願状況を確認する
受験年度の募集状況、締切、選考日、出願条件を確認します。すでに受付が終わっている方式もあるため、大学名だけで候補を増やさないようにします。
準備が間に合うかは、書類の枚数だけでなく、必要な活動・資格・学力対策まで含めて判断しましょう。
家族で使える、受験方式の比較表
| 比較する項目 | 総合型の候補 | 一般選抜の候補 |
|---|---|---|
| 学びたい学部・学科 | ||
| 出願資格・必要科目 | ||
| 今不足している準備 | ||
| 出願・試験・発表日 | ||
| 併願と入学手続き | ||
| 今週の教科学習 |
併願は方式ごとの条件に従います。「合格後に入学しなければよい」と自己判断しないでください。総合型と一般選抜の併願と受験校の組み合わせ表も確認しましょう。
保護者は「別の方式なら楽」と急がせない
模試が悪かった直後は、本人が進路を否定されたように感じることがあります。
まず「どの問題で止まったか」「どの学部で何を学びたいか」を聞き、方式の比較は落ち着いて行います。学習の改善と、出願条件の確認は並行できます。
一度の判定で方式を決めるより、次に見直す日と、その日までの課題を決めておくと判断材料が増えます。
よくある質問
偏差値が低くても、評定が高ければ受かりますか?
評定と模試の偏差値は、異なる情報です。評定だけで合格が決まるとは限りません。方式ごとの評価方法を確認してください。
E判定が出たので、志望理由書だけに集中してよいですか?
必要な学力の確認や一般選抜の可能性も考え、配分を決めましょう。書類の文章だけで準備が完結するとは限りません。
総合型が不合格だった場合は?
一般選抜などを残すなら、必要科目と日程を先に整理します。一般選抜へ切り替える時期の考え方も参考になります。
相談には、模試の成績表と募集要項をセットで用意しよう
学年、受験年度、評定、履修、志望学部、模試の成績表、活動の記録があると、資格と準備状況を分けて考えやすくなります。
マスネットの総合型選抜・学習伴走コースでは、学校の学習と進路準備を同じ計画で相談できます。