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東京科学大学の総合型選抜倍率【2026年度】理工学系6学院の一般枠・女子枠を比較

公開日

東京科学大学の総合型選抜倍率【2026年度】理工学系6学院の一般枠・女子枠を比較

東京科学大学の2026年度理工学系総合型選抜は、公式資料の合計で志願者数890人、受験者数350人、合格者数218人、実質倍率1.6倍です。

ただし、志願者数などには一般枠・女子枠の併願者がそれぞれの枠に計上されています。また、受験者数は第一段階選抜を経た後の数字です。合計1.6倍だけから、出願時点の競争や個人の合格可能性を判断しないようにしましょう。

集計対象と資料の見方

この記事は、東京科学大学の「令和8年度学士課程(理工学系)入学者選抜実施結果」をもとにしています。東京科学大学の公式入試データから、該当年度のPDFを確認できます。

対象は理工学系の総合型選抜です。医歯学系、学校推薦型選抜、一般選抜は含みません。

2026年度は2026年4月入学者の結果です。これから出願する2027年度などの条件は、別に最新の募集要項で確認してください。

6学院・一般枠・女子枠の入試結果

人数と実質倍率は大学公表値です。元資料の括弧内にある女子の内数は省略し、各欄の総数を掲載しています。

学院・枠募集人員志願者数第一段階合格者数受験者数合格者数実質倍率
理学院・一般枠816101081.3
理学院・女子枠15662422151.5
工学院・一般枠171352626181.4
工学院・女子枠70246105103701.5
物質理工学院・一般枠20442828201.4
物質理工学院・女子枠25924040261.5
情報理工学院・一般枠6309961.5
情報理工学院・女子枠20311918181.0
生命理工学院・一般枠15272724102.4
環境・社会理工学院・一般枠201315352173.1
環境・社会理工学院・女子枠9721918101.8
合計2258903603502181.6

生命理工学院の女子枠は、この年度の総合型選抜の表では「-」です。別の選抜や別年度の実施状況まで、この表から判断しないでください。

公式資料の「実質倍率」は、何を割った数字?

この資料の実質倍率は、受験者数÷合格者数です。たとえば、工学院・一般枠は26÷18で約1.4倍になります。

一方、同じ枠の志願倍率は、志願者135人÷募集人員17人で約7.9倍です。

工学院・一般枠の数字計算結果
志願倍率135÷17約7.9倍
実質倍率26÷18約1.4倍

数字が異なるのは、分子・分母が違うためです。実質倍率1.4倍という数字には、出願した135人から第一段階選抜を経る過程がそのまま表れているわけではありません。

大学全体の「志願者数÷合格者数」で示された他の資料と比較する場合も、計算式をそろえる必要があります。

一般枠と女子枠の併願者は、どう数えられている?

大学の公式資料には、次の集計上の注記があります。

  • 一般枠と女子枠の併願者は、志願者数・第一段階選抜合格者数・受験者数について、それぞれの枠に計上する。
  • 両枠に合格した人は、合格者数・入学手続者数について、女子枠に計上する。

したがって、合計の志願者数890人を、重複のない890人の個人と解釈することはできません。

また、枠別の倍率には、この集計方法が関わります。一般枠と女子枠の数字を単純に比べて、「こちらなら何%で合格する」と計算することは避けましょう。

学院別の数字から、どこを確認する?

工学院は、出願から第一段階選抜までの人数も見る

工学院・一般枠は志願者135人に対し、第一段階合格者26人です。女子枠は志願者246人に対し、第一段階合格者105人でした。

最終段階の実質倍率だけを見ると、出願後の選考全体を捉えにくくなります。受験する年度の選考方法を確認し、第一段階とその後の準備を分けて考えましょう。

情報理工学院・女子枠の1.0倍は、出願者全員合格ではない

情報理工学院・女子枠は、受験者18人に対して合格者18人で、実質倍率1.0倍です。

一方、志願者数は31人、第一段階合格者数は19人です。「1.0倍だから、出願すれば全員合格した」とは読めません。

環境・社会理工学院は、学院内の募集区分も確認する

環境・社会理工学院・一般枠の実質倍率は3.1倍、女子枠は1.8倍です。ただし、この表は学院・枠単位の結果です。

学院内の系や選考区分、受験する課題がどう指定されるかは、募集要項で確認してください。学院全体の数字から、自分が受ける区分の難しさを断定しないようにします。

2027年度以降の受験で確認したいこと

過去の結果を見たら、次は東京科学大学の募集要項で、対象年度の理工学系総合型選抜を確認します。

確認する項目学習計画へのつなげ方
出願資格・志望できる枠自分が出願できる条件を確かめる
募集人員・選考区分前年度との変更点を確認する
共通テストの指定必要な科目と学習時間を確保する
第一段階の選考提出物や判定に使う資料を確認する
その後の試験・面接問題形式と説明の練習を決める
出願・試験・手続日程学校の課題や他の出願との重なりを整理する

条件は学院・枠・年度ごとに確認します。「昨年の受験生がこうだった」という情報だけで、科目や書類を判断しないことが大切です。

過去問は、答えだけでなく考え方の説明まで確認する

大学は過去の入試問題・出題の意図等を案内しています。公開範囲を確認し、自分が受ける選抜の対策に使いましょう。

取り組む際は、単に正解数を数えるだけでなく、次の点を確認します。

  • 問題の条件を正しく読み取れたか。
  • 必要な教科知識を使えたか。
  • 途中式や考え方を説明できるか。
  • 分からない部分を、どの単元へ戻って学ぶか。
  • 志望する分野への関心を、経験と結びつけて話せるか。

倍率の低い枠を探すことだけに時間を使わず、志望分野と選考内容に合った準備を進めましょう。

よくある質問

合計実質倍率1.6倍なら、比較的合格しやすいのですか?

その数字だけでは判断できません。第一段階選抜後の人数を用いており、一般枠・女子枠の重複計上もあります。出願条件、選考内容、必要な学力まで確認してください。

2026年度の募集人員を、次年度も使ってよいですか?

次年度の募集人員や制度が同じとは限りません。受験する年度の公式募集要項を確認します。

医学部・歯学部の結果も含まれていますか?

含まれていません。この記事は理工学系の総合型選抜だけを対象としています。

東京科学大学を目指す準備を、学力と志望理由から整理する

マスネットの総合型選抜・学習伴走コースでは、教科学習と探究・書類・面接の準備を相談できます。

相談時には「志望学院・枠」「受験予定年度」「現在の学年」「数学・理科などの学習状況」「探究や活動の記録」をお知らせください。条件の確認と、今から優先する学習を整理する材料になります。

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※人数・公表倍率・集計上の注記は、東京科学大学の2026年度公式資料に基づきます。次年度の合格可能性を予測するものではありません。