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オンライン学習塾マスネット 総合型選抜・学習伴走コース
探究・活動

高校生向けの大学の講座・プログラムの探し方|保護者様が確かめたいこと

公開日

大学には、模擬授業や公開講座、研究室の体験など、高校生が参加できる講座やプログラムがあります。探すときは、大学のホームページ、高校の進路指導室、自治体のお知らせの3つを確かめましょう。参加すれば総合型選抜で有利になるというものではなく、体験から自分の問いを見つけ、記録に残すことが大切です。オンライン学習塾マスネットでは、生徒さんが参加した講座の内容を一緒に振り返り、探究や志望理由につなげる手助けをしています。

「大学の講座に参加させたいのですが、どこで探せばいいですか」

総合型選抜を考えている生徒さんの保護者様から、よく聞かれる質問です。

大学の講座やプログラムに参加すると、高校の授業とは違う、大学の学びに直接ふれることができます。学びたい分野が見つかったり、反対に「思っていた内容と違った」と気づいたりすることも、進路を考えるうえで大切な経験です。一方で、講座の情報は大学ごとにばらばらに発信されていて、探しにくいこともあります。探し方と、申し込む前に確かめたいことを整理しておきましょう。

高校生が参加できる講座・プログラムの種類

種類内容時期の例
オープンキャンパスの模擬授業大学の先生が、高校生向けに授業を行う夏休み、秋
公開講座地域の人や高校生も参加できる講座年間を通して
高校生向けのオンライン講座自宅からオンラインで受けられる講座年間を通して
研究室の体験・実験の講座大学の研究室で、実験や研究を体験する夏休み、春休み
高校と大学が連携した講座高校を通して申し込む講座。大学の授業を受けられることもある学校による

講座の内容や対象学年、参加費は、大学や講座によって違います。参加費がかからない講座も多くありますが、材料費などがかかる場合もあるので、申し込む前に確かめましょう。

探し方

1. 大学のホームページを確かめる

志望する分野の学部がある大学のホームページで、「高校生向け」「公開講座」「イベント」などのページを確かめます。入試のページとは別のところに載っていることも多いので、大学のトップページから探してみましょう。オープンキャンパスの情報は、入試のページに載っていることが多くあります。

2. 高校の進路指導室を確かめる

大学から高校に、講座の案内が届くことがあります。進路指導室の掲示や、担任の先生からのお知らせを確かめるよう、生徒さんに声をかけてみてください。高校と大学が連携した講座は、高校を通して申し込むことが多くあります。

3. 自治体のお知らせを確かめる

都道府県や市などが、地元の大学と一緒に、高校生向けの講座やイベントを行うことがあります。自治体のホームページや広報誌も確かめてみましょう。

申し込む前に確かめたいこと

確かめること理由
対象学年高校1年生から参加できる講座と、高校2年生以上が対象の講座がある
参加費・材料費無料の講座も多いが、費用がかかる講座もある
申し込みの方法と締め切り先着順や抽選の講座があり、締め切りが早いこともある
日程と場所学校の定期テストや行事と重ならないか。会場までの移動の時間
保護者様の同意保護者様の同意書が必要な講座もある
オンラインかどうかオンラインの場合は、通信の環境と機材を確かめる

人気のある講座は、申し込みの開始からすぐに定員に達することもあります。気になる講座が見つかったら、申し込みの開始日と締め切りを、家族のカレンダーに書いておきましょう。

講座の選び方

講座を選ぶときは、「総合型選抜に有利そうだから」ではなく、生徒さんが本当に興味をもてるかを大切にしましょう。

選び方具体的に
興味のある分野から選ぶ探究のテーマや、ふだん気になっていることに近い講座を選ぶ
迷っている分野を確かめる2つの学部で迷っているなら、両方の分野の講座に参加して比べる
志望校の講座に参加する志望校の先生の授業を受けると、大学の学びの様子が分かる

講座を選ぶのは、生徒さん本人です。保護者様は、見つけた講座の情報を伝え、「参加してみる?」と声をかけるくらいがちょうどよいでしょう。探究のテーマが決まっていない場合は、探究のテーマが決まらないときに家庭でできることもあわせてご覧ください。

参加したあとにやること

講座に参加したら、その日のうちに、次のことを記録しておくよう生徒さんに伝えてください。

記録すること例
講座の名前と日付〇〇大学 公開講座「地域の水環境を考える」 10月12日
いちばん印象に残ったこと川の水質を、高校生でも調べられる方法があると知った
新しく生まれた疑問自分の住む地域の川では、水質はどう変わってきたのか
次にやってみたいこと地域の川で、水質を調べる探究をしてみたい

表の内容は例です。講座で聞いた話をまとめるだけでなく、「新しく生まれた疑問」と「次にやってみたいこと」を書いておくことが大切です。総合型選抜の書類や面接では、講座に参加したことそのものより、そこから何を考え、どう行動したかが伝わることが大切です。記録の残し方は、探究の記録はどう残す?で説明しています。

オンラインの講座を受けるときの準備

自宅から受けられるオンラインの講座は、移動の負担がなく、遠方の大学の講座にも参加しやすいのが良いところです。一方で、通信の環境や機材の準備は、家庭で整える必要があります。

講座の前日までに、指定された会議用のアプリを入れ、カメラとマイクが使えるかを確かめておきましょう。講座の時間帯は、家族のインターネットの使用を控えていただくと、通信が安定します。オンラインの講座でも、質問の時間が設けられていることがあります。聞きたいことを1つ用意して参加するよう、生徒さんに声をかけてみてください。

保護者様が一緒に参加するとき

オープンキャンパスなど、保護者様も参加できる講座やイベントもあります。一緒に参加するときは、大学の先生や在学生と話すのは、できるだけ生徒さん本人に任せましょう。保護者様は、学費や奨学金、通学や住まいなど、家庭で確かめておきたいことを、保護者様向けの説明会や相談の場で聞くと、役割を分けて情報を集められます。帰り道に、お互いが聞いたことを話し合うと、大学への理解が深まります。

参加すれば有利になるわけではない

大学の講座に参加したことは、志望理由書や活動報告書に書く材料の1つになります。ただし、参加した講座の数が多いことが、そのまま評価につながるわけではありません。1つの講座で生まれた疑問を、探究や自分の調べものにつなげていくほうが、書類や面接で伝わる内容になります。

講座への参加は、生徒さんの学びたい気持ちを確かめるための機会と考えましょう。参加してみて「思っていたのと違った」と感じたら、それも進路を考えるうえで大切な発見です。

つまずきやすい点

いちばん多いのは、申し込みの締め切りに気づかず、参加できないことです。気になる大学のホームページは、月に1回ほど確かめる習慣をつけておくと安心です。大学によっては、メールマガジンやSNSで講座の情報を発信していることもあります。

次に多いのが、たくさんの講座に申し込みすぎて、学校の勉強や定期テストの準備がおろそかになることです。講座は、学期中は月に1つほどにとどめ、長期休みに集中して参加するなど、学校の予定と合わせて選びましょう。

学年ごとの考え方

高校1年生は、興味のある分野の講座に1つ参加してみることから始めましょう。オープンキャンパスの模擬授業は、参加しやすい講座の1つです。オープンキャンパスで確かめたいことは、オープンキャンパスで確かめたいことで説明しています。高校2年生は、志望する分野の講座や、研究室の体験に参加し、探究のテーマにつなげていきます。高校3年生は、出願の準備を優先し、志望校の講座やオープンキャンパスで、学びの内容を確かめることを中心にしましょう。

マスネットではこう進めます

オンライン学習塾マスネットの総合型選抜・学習伴走コースでは、月4回の授業を、教科・探究・英語資格・書類に毎月配分し直します。生徒さんが参加した講座の内容を一緒に振り返り、新しく生まれた疑問を探究の問いにしていく手助けをします。毎授業後と毎月末に、保護者様へ進み具合を報告します。くわしくは指導の流れをご覧ください。

よくある質問

Q. 大学の講座に参加しないと、総合型選抜で不利になりますか?

A. 不利になるわけではありません。講座への参加は、学びたい分野を確かめる機会の1つです。学校の授業や探究の中で考えたことも、十分に書類や面接の材料になります。

Q. 遠方の大学の講座にも参加したほうがいいですか?

A. オンラインで受けられる講座も増えています。移動の負担が大きい場合は、オンラインの講座から試してみましょう。

Q. 参加費がかかる講座は、参加させるべきですか?

A. 生徒さんの興味と、内容に見合う費用かを家族で話し合って決めましょう。無料の講座も多くあります。

Q. 講座に参加したら、修了証はもらえますか?

A. 講座によって違います。修了証が出る講座もありますが、総合型選抜では、修了証より、参加して何を考えたかが大切です。

Q. 講座に興味を示してくれません。

A. 無理に参加させる必要はありません。講座の情報を伝えるだけにして、生徒さんが興味をもったときに参加できるようにしておきましょう。

まとめ

大学には、模擬授業や公開講座、研究室の体験など、高校生が参加できる講座やプログラムがあります。大学のホームページ、高校の進路指導室、自治体のお知らせの3つで探し、対象学年・費用・申し込みの締め切りを先に確かめましょう。参加すれば有利になるわけではなく、体験から生まれた疑問と次にやってみたいことを記録に残し、探究や志望理由につなげることが大切です。

出典・参考にした資料