総合型選抜の面接で「最後に質問はありますか」と聞かれたら?逆質問の考え方と、質問がないときの対応
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総合型選抜の面接で「最後に質問はありますか」と聞かれたら?逆質問の考え方と、質問がないときの対応
総合型選抜の面接で「最後に質問はありますか」と聞かれたら、大学の学びについて調べたうえで残った疑問を、短く具体的に尋ねることが基本です。
ただし、すべての大学で逆質問があるわけではありません。質問がないことだけで不合格になる、特定の質問をすれば加点される、と一律には言えません。
この記事では、大学入試面接の終盤で慌てないために、質問の準備と、聞くことがない場合の伝え方を整理します。
まず「質問」と「補足」を聞き分ける
| 面接官の言葉 | 求められていること |
|---|---|
| 質問はありますか | 確認したいことを尋ねる |
| 言い残したことはありますか | 必要な補足を述べる |
| 最後に伝えたいことはありますか | 指示された範囲で締めくくる |
| これで面接を終わります | 指示に従って終了する |
「質問はありますか」と言われたのに、長い自己PRを始めると、問いに答えていない形になります。
反対に「言い残したこと」を求められた場面で、無理に質問を作る必要もありません。最後の言葉まで聞き、何を求められたかを判断しましょう。
逆質問は、大学調べの残りから作る
最初から「好印象な質問」を探すより、次の順で考えます。
- 志望学部の公式情報を読む。
- 自分が学びたいことに関係する箇所をメモする。
- 調べても分からなかった点を分ける。
- 面接の場で尋ねる内容として適切か考える。
- 1つの論点に絞って短くする。
授業名や制度は、現在の情報か、対象学部の情報かまで確認してください。入学年度によって変わる可能性もあります。
出願資格や提出書類の不明点は、面接まで待たず、大学の指定窓口で事前に解決します。
質問例|学びたいことと、確認点をつなぐ
以下は、架空の学習関心を使った考え方の例です。実在する大学の制度を示すものではありません。
調査方法に関心がある場合
地域の交通について探究し、聞き取りだけでは利用者全体の状況を捉えにくいと感じました。入学前に、統計の基礎以外で学んでおくとよいことがあれば教えていただけますか。
自分の課題と質問の関係が分かるようにします。ただし、公式サイトですでに準備内容が示されていれば、先に確認しましょう。
公開情報にある授業の進め方を確認したい場合
学部の案内で○○の授業を知りました。△△という問いに関心があるのですが、学生が自分のテーマを設定して取り組む機会はありますか。
実際の授業名や説明を確認し、公開情報だけでは分からない点に絞ります。担当外の面接官が答えられるとは限らないため、回答が難しい場合に追及しないことも大切です。
これらは暗記用の完成答案ではありません。自分の経験と、志望校で確認した情報から質問を作り直してください。
避けたい聞き方と、見直し方
| 聞き方 | 見直す理由 |
|---|---|
| ホームページに書かれた日程をそのまま聞く | 自分で確認できる情報である |
| 私は合格できますか | その場で合否を求める質問になる |
| どんな学生でも活躍できますか | 範囲が広く、何を知りたいか曖昧 |
| 長い自己PRの最後に「どうですか」とつける | 確認点が分かりにくい |
| 面接官個人の私生活を尋ねる | 入学後の学びとの関係がない |
学費や学生生活の疑問が不要という意味ではありません。公開資料や担当窓口で確認すべき内容か、学びに関する面接の場で尋ねる内容かを分けましょう。
質問がないときは、無理に作らなくてよい
調べていた疑問が面接中に解消する場合もあります。その際は、たとえば次のように簡潔に伝えられます。
確認したかった点は、お話を伺う中で理解できました。現時点で追加の質問はありません。ありがとうございました。
実際に説明がなかったのに「説明で分かりました」と言う必要はありません。「現時点で質問はありません。ありがとうございました」と、状況に合う言葉で伝えます。
質問がないこと自体を過度に恐れず、面接全体で、志望理由と学ぶ準備を説明できるようにしましょう。
「言い残したこと」を聞かれた場合
補足するなら、面接中に伝えきれなかった重要な点を1つに絞ります。
新しい実績を突然足すより、説明が不足した箇所を正確に補うことを考えてください。必要な補足がなければ、無理に同じ話を繰り返す必要はありません。
事実を言い間違えた場合は、訂正の機会があれば簡潔に伝えます。「先ほどの活動期間について、○か月ではなく△か月でした」と、訂正点を明確にしましょう。
練習では、最後の1問を固定しない
模擬面接の終わりを、次のように変えて練習します。
- 質問を求められる。
- 補足を求められる。
- 用意した疑問が、途中で解消する。
- 質問の機会がなく終了する。
毎回同じ質問を読み上げる練習では、当日の流れに対応しにくくなります。質問文の丸暗記より、何を確かめたいかを理解しておきましょう。
面接全体の準備は面接対策の進め方、答えに詰まった場合は面接で答えられないときの対応も参考になります。
よくある質問
逆質問は何個用意すればよいですか?
当日の指示と時間に従います。準備として候補を複数考えることはできますが、すべて聞き切る必要はありません。
質問しなかったら、熱意がないと思われますか?
評価は大学や方式によります。質問の有無だけで判断せず、提出資料や面接全体で、学びたい理由と準備を具体的に伝えることを優先しましょう。
面接官の答えがよく分からなかった場合は?
時間と場面が許せば、「○○という理解でよろしいでしょうか」と確認できます。説明を遮らず、まず最後まで聞きます。
最後の一言より、志望理由全体とのつながりを整えよう
逆質問の候補ができたら、公式情報で確認済みのことと、まだ知りたいことを分けておきましょう。オープンキャンパスで確認することも、大学調べに使えます。
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