本文へ移動
オンライン学習塾マスネット 総合型選抜・学習伴走コース
入試制度・スケジュール

旧帝大の総合型選抜 倍率まとめ【2026年度】京大4.8倍・東北大3.7倍

公開日

2026年度入試の旧帝大の総合型選抜の倍率は、京都大学が4.8倍、名古屋大学が3.9倍、東北大学が3.7倍、九州大学が3.5倍、大阪大学が3.3倍、北海道大学が3.1倍でした。6大学を合わせると、志願者4,745人に対して合格者1,310人で、約3.6倍です。東京大学は、総合型選抜ではなく学校推薦型選抜で募集しているため、この数字には含まれていません。オンライン学習塾マスネットが、河合塾の資料をもとに、大学ごとの数字と読み方を説明します。

「旧帝大の総合型選抜は、どれくらい難しいのですか」

難関国立大学を目指す生徒さんや保護者様から、よく聞かれる質問です。

旧帝大は一般選抜の難しさがよく知られていますが、総合型選抜の倍率は、あまり知られていません。「総合型選抜なら倍率が低いのでは」と考える方もいれば、「旧帝大の総合型選抜は狭き門」と考える方もいます。大学ごとの数字を並べると、倍率だけでなく、募集の規模にも大きな違いがあることが分かります。

このまとめの見方

数字は、河合塾が公表した「国公立大 総合型選抜 大学別入試結果(6/19現在)」によるものです。資料は、2025年度と2026年度の志願者数・合格者数を公表した大学を集めたもので、募集人員には河合塾が推定した数字も含まれています。

用語この記事での意味
旧帝大北海道大学・東北大学・東京大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学の7大学
倍率志願者数÷合格者数(資料と同じ計算)
志願者数・合格者数学部・方式をすべて合わせた人数
6大学の合計各大学の数字を足して、オンライン学習塾マスネットが計算

旧帝大の総合型選抜の倍率(2026年度)

大学募集人員志願者数合格者数倍率前年度の倍率
京都大学119人478人100人4.8倍4.9倍
名古屋大学25人59人15人3.9倍3.6倍
東北大学688人2,590人706人3.7倍4.0倍
九州大学254人802人232人3.5倍3.6倍
大阪大学187人443人136人3.3倍2.9倍
北海道大学150人373人121人3.1倍4.4倍
6大学の合計1,423人4,745人1,310人3.6倍3.9倍

6大学の合計の倍率は、前年度の3.9倍から3.6倍に下がりました。志願者は5,000人から4,745人に減り、合格者は1,282人から1,310人に増えています。

大学ごとの特徴

京都大学:倍率がもっとも高い

京都大学は4.8倍で、6大学の中でもっとも倍率が高くなりました。募集人員は89人から119人に増えましたが、志願者も385人から478人に増え、倍率はほぼ前年なみでした。

東北大学:募集の規模が飛び抜けて大きい

東北大学は募集人員688人、志願者2,590人で、どちらも6大学の中で最多です。志願者は国公立大学全体でも最多で、総合型選抜に力を入れている大学であることが数字からも分かります。倍率は4.0倍から3.7倍に下がりました。

北海道大学:倍率が大きく下がった

北海道大学は、倍率が4.4倍から3.1倍に下がりました。志願者が429人から373人に減った一方、合格者が98人から121人に増えたためです。1年で倍率が大きく動く例の1つです。前年の倍率だけで判断しないようにしましょう。

名古屋大学:募集の規模が小さい

名古屋大学は募集人員が25人と、6大学の中でもっとも小さい規模でした。募集人員が少ない大学は、志願者が数十人変わるだけで倍率が大きく動くので、前年の倍率は目安として見ましょう。複数年の数字を並べて見るのがおすすめです。

志願者の動きから分かること

旧帝大6大学を合わせた志願者は、前年度より約5%減りました。国公立大学全体では志願者がほぼ横ばい(約2%増)だったので、旧帝大では志願者がやや減ったことになります。

志願者が増えた大学志願者が減った大学
京都大学(385人→478人)東北大学(2,784人→2,590人)
大阪大学(442人→443人)九州大学(877人→802人)
北海道大学(429人→373人)
名古屋大学(83人→59人)

志願者が増えた京都大学は、募集人員も増やしていました。志願者の増減は、募集人員や選考の方法の変化と合わせて見ることが大切です。私立大学を含めた志願者の動きは、総合型選抜の志願者が増えた大学・減った大学にまとめています。

難関国立大学の総合型選抜(参考)

旧帝大以外の難関国立大学の数字も、参考として並べます。

大学募集人員志願者数合格者数倍率前年度の倍率
筑波大学42人346人38人9.1倍8.9倍
お茶の水女子大学35人178人33人5.4倍5.3倍
横浜国立大学188人845人182人4.6倍3.8倍
東京科学大学225人890人218人4.1倍5.3倍
神戸大学123人381人95人4.0倍3.9倍

筑波大学は9.1倍で、国公立大学の中でも特に倍率が高い大学です。東京科学大学は、志願者が1,102人から890人に減り、倍率が5.3倍から4.1倍に下がりました。一橋大学は、この資料に載っていませんでした。国公立大学全体のランキングは、国公立大学の総合型選抜 倍率ランキングにまとめています。

東京大学は、学校推薦型選抜で募集している

東京大学は、総合型選抜ではなく、学校推薦型選抜で年内入試を行っています。学校推薦型選抜は高校の推薦が必要で、総合型選抜とは出願の時期や条件が違います。2つの入試の違いは、学校推薦型選抜と総合型選抜の違いは?で説明しています。

旧帝大の総合型選抜を考えるときに確かめたいこと

確かめること理由
共通テストを課すかどうか課す方式は、1月の共通テストまで準備が続き、合格発表も2月になることがある
出願条件(評定・英語資格など)条件を満たさないと出願できない
選考の方法書類・面接に加えて、小論文・口頭試問・プレゼンなどがある
募集する学部同じ大学でも、総合型選抜を行う学部と行わない学部がある

旧帝大の総合型選抜は、学力を確かめる選考を組み合わせる方式が多く見られます。「総合型選抜だから一般選抜の勉強はいらない」とは考えず、共通テストや一般選抜の準備を続けることが前提になります。

倍率を見るときに気をつけたいこと

この記事の倍率は、1つの大学の中の学部・方式をすべて合わせた数字です。同じ大学でも、学部によって倍率は大きく違います。また、志願者には、共通テストの点数が基準に届かなかった人や、第1次選考で不合格になった人も含まれています。志望する学部の数字は、大学のホームページの「入試結果」で必ず確かめてください。

2027年度入試からは、文部科学省の実施要項で、総合型選抜では面接による評価を行うことが求められています。選考の方法が変わる学部もあるため、志望校の新しい募集要項を確かめましょう。

保護者様にお願いしたいこと

旧帝大の総合型選抜は、志望する学部が総合型選抜を行っているか、共通テストが必要か、出願条件は何かが、大学・学部ごとに大きく違います。志望校の候補が出てきたら、前年度の募集要項を生徒さんと一緒に開き、出願条件と選考の方法のページを確かめてみてください。遠方の大学の場合は、面接や試験で会場に行く回数と、宿泊の要否も早めに確かめておくと安心です。

学年ごとの考え方

高校1年生・高校2年生は、旧帝大の総合型選抜の募集要項を前年度のもので読み、出願条件と選考の方法を確かめておきましょう。共通テストを課す方式が多いので、評定と探究に加えて、教科の学力を着実に積み上げることが大切です。高校3年生は、志望学部の方式と日程を確かめ、一般選抜との併願の計画を立てます。

マスネットではこう進めます

オンライン学習塾マスネットの総合型選抜・学習伴走コースでは、志望校の募集要項を一緒に確かめ、評定・探究・英語資格・書類と、共通テストに向けた教科の勉強を、同じ月の計画の中で配分します。どの学年から何を始めればよいかは、指導の流れをご覧ください。

よくある質問

Q. 旧帝大の総合型選抜は、一般選抜より入りやすいですか?

A. 一概には言えません。総合型選抜は倍率が3〜5倍ほどで、共通テストや小論文などで学力を確かめる方式も多くあります。一般選抜とは求められる準備が違うと考えましょう。

Q. 東京大学に総合型選抜はありますか?

A. 東京大学は、総合型選抜ではなく学校推薦型選抜を行っています。高校の推薦が必要なので、学校の先生に確かめてください。

Q. 旧帝大の総合型選抜で、共通テストは必要ですか?

A. 大学・学部・方式によって違います。共通テストを課す方式も多いので、志望学部の募集要項で確かめましょう。

Q. 学部ごとの倍率は、どこで分かりますか?

A. 各大学のホームページの入試情報のページに、学部・方式ごとの志願者数と合格者数が載っています。「大学名 総合型選抜 入試結果」で探してみてください。

Q. 北海道大学の倍率が下がったのは、入りやすくなったということですか?

A. 合格者が増えたことで倍率は下がりましたが、選考の内容が変わったわけではありません。倍率は1年で大きく動くので、複数年の数字と選考の方法をあわせて確かめましょう。

まとめ

2026年度入試の旧帝大の総合型選抜は、京都大学4.8倍、名古屋大学3.9倍、東北大学3.7倍、九州大学3.5倍、大阪大学3.3倍、北海道大学3.1倍で、6大学の合計は約3.6倍でした。東京大学は学校推薦型選抜で募集しています。旧帝大の総合型選抜は学力を確かめる選考を組み合わせる方式が多いため、志望学部の募集要項を確かめ、共通テストと一般選抜の準備も続けましょう。

出典・参考にした資料