小学生にオンライン塾は早い?学年別の目的と、続けられる子・合わない子の見分け方
公開日 更新日 執筆:塾長 馬籠先生
小学生の子どもに、そろそろ塾を考えている。通塾だと送り迎えが大変なので、オンラインの塾が気になる。けれど、小学生に画面越しの授業ができるのか、まだ早いのではないかと迷っている。
結論からお伝えします。小学生でも、オンラインの1対1の授業は受けられます。ただし、小学校低学年のうちは、機器の操作や最初の数回の授業で保護者様のサポートが必要です。そして、塾に求める目的は学年で変わります。低学年は学習の習慣、中学年は計算と分数・小数の土台、高学年は割合や中学校への準備です。お子さんの学年と性格に合うかどうかで判断してください。
この記事は、オンライン学習塾マスネットが運営しています。オンラインが合わない小学生のケースも含めて、正直に書きます。
学年別に、塾に求める目的は違う
| 学年 | 主な目的 | つまずきやすいこと |
|---|---|---|
| 小学1・2年生 | 机に向かう習慣を作る。計算の基本を身につける | 繰り上がり・繰り下がりのある計算、九九 |
| 小学3・4年生 | 計算の土台を固める。文章題を読み取る力をつける | わり算、小数・分数の考え方、文章題 |
| 小学5・6年生 | 割合などの抽象的な内容を理解する。中学校への準備をする | 分数の計算、割合、速さ、比 |
小学校の算数は、学年が上がるほど抽象的になります。特に小学5年生で学ぶ割合と速さは、つまずく子どもが多い単元です。ここでのつまずきは、中学校の方程式の文章題や、関数の理解にもつながります。
英語は、小学3・4年生で外国語活動、小学5・6年生で教科として学びます。中学校の英語は、小学校で学んだ英語を土台に進むため、小学生のうちに英語に慣れておくことの意味は大きくなっています。
小学生の算数で、つまずきやすい単元
| 単元 | 主に学ぶ学年 | つまずくと影響が出る単元 |
|---|---|---|
| 繰り上がり・繰り下がりのある計算 | 小学1・2年生 | すべての計算 |
| 九九 | 小学2年生 | かけ算・わり算の筆算 |
| わり算 | 小学3・4年生 | 分数、割合 |
| 小数・分数 | 小学3〜5年生 | 割合、中学校の方程式 |
| 割合・速さ | 小学5年生 | 中学校の文章題、関数 |
| 比、比例と反比例 | 小学6年生 | 中学校の比例と反比例、一次関数 |
算数は積み上げ式の教科です。今の学年でつまずいている原因が、前の学年の単元にあることが少なくありません。
中学校の方程式の文章題でつまずく生徒さんの多くは、小学校の割合や速さがあいまいなままです。小学生のうちに土台を固めておくと、中学校での伸び方が変わります。
→ 中1の方程式の文章題が解けないときの解き方|式を立てる4つの手順と、よく出る5つの型
オンラインの1対1が、小学生に合いやすい理由
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 送り迎えがいらない | 夕方や夜の送り迎えの負担がなくなる |
| 家で受けられる | 慣れた環境で、緊張せずに受けられる |
| つまずきに戻れる | 1対1なので、前の学年の単元まで戻って進められる |
| 保護者様が様子を見られる | 同じ家の中で、授業の様子を見守れる |
| 習い事と両立しやすい | 移動がないため、習い事の前後でも受けやすい |
オンラインが合わない小学生もいます
当塾はオンラインですが、すべての小学生に合うとは考えていません。
画面に向かうと、集中が続かない子。 小学生の集中できる時間は、学年や性格によって大きく違います。画面越しでは気が散ってしまう子には、対面の方が合います。
機器の操作に、毎回大人の手助けが必要な場合。 小学校低学年では、接続や画面の操作に慣れるまで、保護者様の付き添いが必要です。共働きなどで付き添いが難しい場合は、負担が大きくなります。ただし、数回で自分で接続できるようになる子も多くいます。
人と直接会うことで、やる気が出る子。 教室で先生や友達と会うこと自体が、勉強に向かうきっかけになる子もいます。
これらに当てはまるなら、無理にオンラインを選ぶ必要はありません。
保護者様のサポートは、どこまで必要か
| 学年 | サポートの目安 |
|---|---|
| 小学1・2年生 | 接続の手伝い。最初の数回は、近くで様子を見守る |
| 小学3・4年生 | 接続は自分でできることが多い。授業の前に、教科書やノートの準備を確認する |
| 小学5・6年生 | 一人で受けられることが多い。授業の報告を見て、声をかける |
最初から一人で受けられなくても、心配はいりません。回数を重ねるうちに、多くの子が自分で準備して受けられるようになります。
中学受験をしない小学生にこそ、塾の意味がある
塾と聞くと中学受験を思い浮かべるかもしれませんが、公立中学校に進む小学生にとっても、塾には意味があります。
中学校の最初の定期テストに向けた準備になります。 中学校では、最初の定期テストから内申に関わる成績がつきます。小学校の算数の土台があると、中学校の数学に入ったときの理解が速くなります。
学習の習慣が身につきます。 決まった曜日と時間に机に向かう習慣は、中学校で家庭学習を続けるための土台になります。
小学生のオンライン塾を選ぶときに確認すること
| 確認項目 | 確認したいこと |
|---|---|
| 指導の形 | 1対1か。ほかの子と同じ画面に入らないか |
| 授業の長さ | 小学生が集中できる長さか |
| 前の学年に戻れるか | つまずいている単元まで戻って進められるか |
| 楽しさ | 子どもが「また受けたい」と言える雰囲気か |
| 保護者様への報告 | 授業の内容や様子が、毎回共有されるか |
| 宿題の量 | 小学生が無理なく続けられる量か |
| 科目と費用 | 算数と英語など、複数の科目を受けると費用がどう変わるか |
体験授業で何を見ればいいかは、別の記事にまとめています。
→ 塾の体験授業で見るべきポイント|授業中・説明・帰宅後の3段階で確認する12項目と、聞くべき質問
マスネットの場合
| 確認項目 | マスネットの対応 |
|---|---|
| 指導の形 | 完全1対1のオンライン個別指導です |
| 授業の長さ | 1回50分です |
| 前の学年に戻れるか | つまずきの根っこにある前の学年の内容まで戻って、順番に積み上げ直します |
| 内容 | 学校の宿題のフォローから中学受験対策まで、幅広く対応します |
| 保護者様への報告 | 毎回の授業後に、授業報告書をお送りします |
| 科目と費用 | 何科目受講しても料金は同じです。教材費・システム利用料はかかりません |
| 授業のない日 | オンライン自習室と24時間の質問対応を、無料で利用できます |
小学生向けには、算数の土台づくりのコース、英語のはじめの一歩のコース、英検5級・4級の対策コースもあります。
→ 小学生 個別指導コースの内容を見る
→ 算数|基礎コースの内容を見る
現場で見えたこと
小学生の保護者様から多く伺うのは、「学校のテストは悪くないのに、算数が苦手だと言っている」というお話です。
授業で確かめると、計算はできるのに、文章題になると何をすればいいか分からない、というケースがよくあります。原因をたどると、わり算や分数の「意味」があいまいなまま、計算の手順だけを覚えていることが多いのです。
小学校のうちは、計算の手順だけでもテストの点数は取れます。しかし、小学5年生の割合や、中学校の方程式の文章題になると、意味が分かっていないことが一気に表に出てきます。
小学生のうちに大切なのは、点数よりも「なぜそうなるか」を説明できることだと考えています。1対1の授業では、子どもに説明してもらいながら進めるため、分かったつもりのところを見つけやすくなります。
よくある質問
Q. 小学生でもオンラインの塾は受けられますか。
受けられます。ただし小学校低学年は、接続や最初の数回の授業で、保護者様のサポートが必要です。回数を重ねるうちに、自分で受けられるようになる子が多くいます。
Q. 小学生は、何年生から塾に通うのがいいですか。
目的によります。学習の習慣づくりなら低学年から、算数の土台を固めるなら小学3・4年生から、中学校への準備なら小学5・6年生からが目安です。
Q. 小学生の算数で、つまずきやすい単元はどこですか。
九九、わり算、小数・分数、そして小学5年生の割合と速さです。割合と速さのつまずきは、中学校の文章題にもつながります。
Q. 中学受験をしない小学生にも、塾は必要ですか。
必ずしも必要ではありません。ただ、算数につまずきがある場合や、中学校の最初の定期テストに向けて準備したい場合は、塾が役に立ちます。
Q. オンラインの授業に、親は付き添う必要がありますか。
小学1・2年生は、接続の手伝いと、最初の数回の見守りがあると安心です。小学5・6年生になると、一人で受けられることが多くなります。
Q. 小学生の英語は、塾で習った方がいいですか。
小学5・6年生では英語が教科になり、中学校の英語はその上に進みます。英語に苦手意識がある場合や、英検に挑戦したい場合は、早めに慣れておくと中学校で困りにくくなります。
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小学生の学習で迷っている方へ
小学生の塾は、学年によって目的が変わります。そしてオンラインが合うかどうかは、お子さんの性格によります。
マスネットでは、2つの入口をご用意しています。
テストやプリントを見て、つまずいている単元をお伝えします。
学校のテストやプリントを写真で送っていただければ、どの単元でつまずいているか、どの学年まで戻ればいいかをお伝えします。入塾の勧誘はいたしません。
お子さんが画面越しの授業に合うかを、体験授業で確かめてください。
Zoomでの学習面談(30〜60分)、体験授業、進め方のご説明(30分)の流れです。同じ日にまとめて受けることもできます。入会のご勧誘は一切いたしません。