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ニューヨーク在住の中学生の高校受験|日本人学校・現地校・補習校別の進路と、時差13〜14時間での受験準備

公開日 更新日 執筆:塾長 馬籠先生

ニューヨークで暮らしていて、子どもは現地校に通いながら、土曜日は補習授業校に通っている。いずれは日本の高校を受けたいが、補習校だけで間に合うのか、日本人学校に移るべきなのかが分からない。日本のオンライン塾を受けたくても、時差が大きくて時間が合うのか心配になる。

結論からお伝えします。ニューヨークの日本人中学生の学び方は、全日制の日本人学校、現地校、現地校と補習授業校の組み合わせに分かれます。日本の高校を受けるなら、どの学び方でも、日本の入試の形式で国語と数学を仕上げることが必要です。時差は13〜14時間あり、ニューヨークの夕食後の時間が日本の翌朝にあたります。日本の午前中に授業ができる塾かどうかを確認してください。

マスネットは福岡と鹿児島を拠点に、全国・海外のどこからでも受講できる完全1対1のオンライン個別指導塾です。海外在住の生徒さんも多く在籍しています。この記事では、ニューヨーク在住のご家庭に向けて、日本の高校受験までの道筋を書きます。


ニューヨークの日本人中学生を取り巻く状況

ニューヨーク都市圏は、世界の都市の中で3番目に日本人が多く暮らす都市です(外務省「海外在留邦人数調査統計」、2025年10月1日時点の都市別順位)。

日本人の中学生の学び方は、主に次の3つです。

学び方内容
全日制の日本人学校日本の学習指導要領に沿って授業が行われる。ニューヨーク日本人学校(コネチカット州)は2026年に開校50周年を迎えた
現地校+補習授業校平日は現地校、土曜日は補習授業校で、日本語で国語や数学などを学ぶ
現地校のみ現地校で学び、日本語の学習は家庭で続ける

ニューヨーク日本人学校の中等部は、1学年あたりの人数が少ない小規模な学校です。そのため、ニューヨークの日本人中学生の多くは、現地校に通いながら補習授業校で日本の学習を続けています。


学び方別の強みと、補強が必要になりやすい点

学び方日本の高校受験での強み補強が必要になりやすい点
全日制の日本人学校教科の内容と進度が日本と同じ。調査書が作成される同学年の人数が少なく、受験の到達度の基準を持ちにくい。英語を受験の強みにしにくい
現地校+補習授業校英語力。日本の学習も週1回続けられる補習授業校の時間だけでは、数学と国語の量が足りなくなりやすい
現地校のみ英語力。現地の教育で身につけた考える力日本の5教科の内容と、日本語の読み書き

現地校に通う生徒さんの場合、英語は帰国生入試の大きな強みになります。一方で、数学の解き方は分かっていても、日本語の問題文や「連立方程式」「相似」といった用語で手が止まることがあります。国語は、漢字と記述問題で差がつきます。


中学卒業後の進路

進路主な入試準備で重視すること注意点
帰国して日本の高校を受験帰国生入試、一般入試出願資格の確認、英語・数学・国語、面接・作文帰国の時期と、出願資格の期間の条件
日本の大学の系列の海外の高校に進む学校ごとの入試志望校別の対策ニューヨーク州には慶應義塾ニューヨーク学院がある。出願資格と入試の内容は募集要項で確認する
現地の高校(ハイスクール)に進む現地の入学手続き英語と現地の科目大学で日本に戻る場合は、大学の帰国生入試を視野に入れる

帰国生入試の基本

出願資格には、海外での在住期間と、帰国してからの期間の条件があるのが一般的です。期間の長さは学校ごとに違います。

日本人学校と現地校で出願の枠や試験の内容を分けている学校もあります。全日制の日本人学校に通っている場合は、日本人学校の在籍者が帰国生入試の対象になるかを、志望校ごとに確認してください。


時差13〜14時間を、どう生かすか

ニューヨークと日本の時差は、夏時間の期間は13時間、冬時間の期間は14時間です。2026年は11月1日に夏時間が終わり、2027年は3月14日に夏時間が始まります。

ニューヨーク時間(平日)日本時間(夏時間の期間)日本時間(冬時間の期間)
18:00翌日 7:00翌日 8:00
19:00翌日 8:00翌日 9:00
20:00翌日 9:00翌日 10:00
21:00翌日 10:00翌日 11:00

ニューヨークの夕食後の時間は、日本の翌朝にあたります。 日本の夕方や夜の授業は、ニューヨークでは早朝や深夜になるため受けられません。

日本のオンライン塾を選ぶときは、日本の午前中に授業ができるかどうかを必ず確認してください。週末なら、ニューヨークの土曜日の夜が日本の日曜日の午前中にあたるため、補習授業校のある土曜日のあとに受ける方法もあります。


学年別にやるべきこと

中学1年生

日本の教科書の内容を積み上げる時期です。補習授業校に通っている場合は、補習授業校の進度に遅れないことを優先し、特に数学は家庭でも練習してください。

国語は、漢字と読書の習慣を続けることが大切です。

中学2年生

帰国の時期の見通しを立て、志望校の候補と出願資格を確認します。現地校と日本の学年の区切りの違いも、この時期に整理しておくと安心です。

学習面では、数学の弱点を埋めることを優先してください。中学2年生の一次関数と、中学3年生で学ぶ関数 y=ax² は、高校入試の関数の大問の中心です。

→ 中3の関数 y=ax² が分からないときの立て直し方|変域・変化の割合・放物線と直線の3つのつまずきと解き方

中学3年生

志望校の募集要項をそろえ、入試の形式と日程を一覧にします。日本で受験する場合は、渡航の計画も合わせて立ててください。

過去問演習で、国語と数学を日本の入試の形式に慣らします。面接や作文では、ニューヨークでの生活から何を学んだかを、自分の言葉で説明できるように準備します。


現場で見えたこと

海外在住の生徒さんを見ていて感じるのは、学力そのものより「日本の入試の形式」で失点しているケースが多いということです。

現地校に通う生徒さんの場合、英語の力は十分にあっても、日本の入試で問われる文法問題や並べ替えで点を落とすことがあります。数学は、解き方は分かっているのに、日本語の問題文の読み取りで時間がかかります。

全日制の日本人学校に通う生徒さんの場合は、同学年の人数が少ないため、自分が日本の同学年と比べてどの位置にいるかが分かりにくいという声をよく伺います。定期的に日本の入試問題や模試の問題に触れて、到達度を確かめる機会を持つことをおすすめしています。


よくある質問

Q. ニューヨークから日本のオンライン塾を受講できますか。
受講できます。ただし時差が13〜14時間あるため、ニューヨークの夕食後の時間が日本の翌朝にあたります。日本の午前中に授業ができる塾かどうかを確認してください。

Q. ニューヨークに日本人学校はありますか。
全日制のニューヨーク日本人学校がコネチカット州にあり、2026年に開校50周年を迎えました。中等部は小規模で、多くの日本人中学生は現地校と補習授業校で学んでいます。

Q. 補習授業校だけで、日本の高校受験に間に合いますか。
補習授業校は週1回のため、それだけで入試に必要なすべての内容を身につけるのは簡単ではありません。特に数学と国語は、家庭での学習や外部の力で補うことをおすすめします。

Q. ニューヨークと日本の時差は何時間ですか。
夏時間の期間は13時間、冬時間の期間は14時間です。2026年は11月1日に夏時間が終わり、2027年は3月14日に夏時間が始まります。

Q. 現地校に通っていると、帰国生入試で有利ですか。
英語力は大きな強みになります。一方で、国語と数学は日本の入試の形式で問われるため、その対策が必要です。

Q. 授業はニューヨーク時間の何時ごろに受けられますか。
具体的な曜日と時間は、学習面談でご相談ください。時差についても、ご事情に合わせてご相談いただけます。


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→ ロサンゼルス在住の中学生の高校受験|現地校と補習校の両立と、時差16〜17時間での日本の受験準備

オンライン塾で本当に成果が出るのか不安な場合は、選ぶ前の確認項目をまとめています。

→ オンライン塾は効果ない?成果が出る塾・出ない塾の違いと、選ぶ前に確認すべき7つのこと


ニューヨークから日本の高校受験を目指す方へ

ニューヨークからの高校受験は、英語の強みを生かしながら、国語と数学を日本の入試の形式で仕上げることが鍵です。そして、時差を踏まえて、受けられる時間帯を確保することが大切です。

マスネットは完全1対1のオンライン個別指導塾です。補習授業校の内容のフォローから、日本の入試の形式に合わせた国語・数学の対策、帰国生入試の面接・作文の準備まで、一人ひとりの進路に合わせて設計します。授業後には毎回、保護者様に授業報告書をお送りします。

マンハッタン、クイーンズ、ブルックリン、ウエストチェスター、ニュージャージー(フォートリー・エッジウォーター)、コネチカット(グリニッジ・スタンフォード)など、ニューヨーク近郊のどの地域からでも、移動時間ゼロで受講いただけます。受けられる曜日と時間は、時差を踏まえて学習面談でご相談ください。

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※帰国生入試の出願資格・試験内容・日程、各校の体制、夏時間の期間は、年度により変更される場合があります。最新かつ正確な情報は、各校の募集要項や公式の発表で必ずご確認ください。

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