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志望理由書・書類

総合型選抜の出願書類スケジュール|締め切りから逆算する12週間の進め方

公開日

総合型選抜の出願書類は、出願の締め切りの約3か月(12週間)前から逆算して準備するのがおすすめです。志望理由書や活動報告書は、下書き・見直し・清書のそれぞれに自分の締め切りを決め、学校に発行を頼む調査書は、出願の1か月前には担任の先生に伝えておきましょう。オンライン学習塾マスネットでは、生徒さんと一緒に出願の締め切りから逆算した予定表を作り、毎月見直しています。

「出願の直前になって、書類が間に合わないと焦りました」

出願を終えた生徒さんから、ときどき聞く言葉です。

志望理由書は書き終えたのに、調査書の発行に日数がかかると知らなかった。証明書の原本が必要だと、締め切りの数日前に気づいた。郵送の「必着」を「消印有効」と勘違いしていた。出願書類の準備では、書く書類だけでなく、集める書類や手続きにも時間がかかります。全体を見渡して、早めに予定を立てることが大切です。書く書類と、集める書類と、手続きの3つに分けて考えると、抜けが少なくなります。

総合型選抜の出願書類の種類

出願書類は、大学によって違いますが、主に次のようなものがあります。

書類誰が用意するか気をつけること
志望理由書生徒さん本人何度も書き直すので、いちばん時間がかかる
活動報告書生徒さん本人活動の期間・回数などの事実を記録で確かめる
調査書高校(担任の先生)発行を頼んでから受け取るまでに日数がかかる
推薦書高校(求められる場合)総合型選抜でも求める大学がある
英語資格などの証明書生徒さん本人原本かコピーか、発行に時間がかかるかを確かめる
入学志願票(Web出願の登録)生徒さん本人写真のデータの規格や、入力の締め切りを確かめる
受験料の支払い家庭支払い方法と期限を確かめる

どの書類が必要かは、必ず志望校の募集要項で確かめましょう。今年度の募集要項が出ていない時期は、前年度のものを見て準備を始め、出たらすぐに見直します。

締め切りから逆算する12週間のスケジュール

出願の締め切りを「0週」として、12週間前からの予定の例です。9月に出願する場合は、6月の中ごろから始める計算になります。

時期やること
12〜10週前募集要項で必要な書類と締め切りを確かめる。志望理由書の材料を集める
9〜7週前志望理由書と活動報告書の下書きを書く
6〜5週前下書きを見直し、先生などに読んでもらう
4週前調査書・推薦書の発行を担任の先生に頼む。証明書をそろえる
3〜2週前書類を書き直して仕上げる。写真を用意する
1週前Web出願の登録、受験料の支払い、書類の清書と最終確認
0週郵送(必着か消印有効かを確かめる)

締め切りの直前は、登録や郵送の手続きに思ったより時間がかかります。書類は、締め切りの1週間前に完成している状態を目指しましょう。体調をくずす日があっても、間に合わせられます。

出願書類の管理表の例

複数の大学に出願する場合は、次のような表を作っておくと、締め切りや必要な書類の取り違えを防げます。

項目A大学B大学
出願の登録の締め切り9月5日9月10日
書類の郵送の締め切り9月6日必着9月10日消印有効
志望理由書の字数800字1,200字
活動報告書必要(3つまで)不要
調査書必要必要
英語資格の証明書コピー原本
面接の日10月中旬11月上旬

日付は例です。実際の日付と条件は、必ず各大学の募集要項で確かめてください。表は家族とも共有し、終わった項目に印をつけていきましょう。

準備を始めるのが遅れたときは

出願まで12週間を切ってから準備を始める場合は、次の順番で優先しましょう。

  1. 自分だけでは用意できない書類(調査書・推薦書・証明書)を、すぐに手配する
  2. 志望理由書の下書きを、まず1週間で最後まで書き切る
  3. 見直しの回数を減らしてでも、人に読んでもらう機会を1回は確保する

時間が足りないときほど、ほかの人に頼む書類を先に動かしておくことが大切です。そうしておけば、残りの時間を書く書類に集中して使えます。

書く書類は、3つの締め切りに分ける

志望理由書や活動報告書は、次の3つに分けて、それぞれに自分の締め切りを決めると、書き直しの時間を確保できます。

1. 下書きの締め切り

まずは、字数を気にせず最後まで書き切ります。うまく書けないところがあっても、空欄を残さずに書くことが大切です。書き始め方は、志望理由書は何から書き始める?で説明しています。

2. 見直しの締め切り

下書きを1日以上あけて読み直し、先生などに読んでもらって、直すところを決めます。よくある失敗に当てはまっていないかは、志望理由書でよくある失敗7つで確かめられます。

3. 清書の締め切り

字数や様式を整え、誤字や事実の誤りがないかを確かめて、最終版にします。手書きの書類の場合は、清書の前に下書きを用紙と同じ大きさで書いて、字数が収まるかを確かめておくと安心です。

活動報告書の書き方は、活動報告書の書き方で説明しています。

学校に頼む書類は、早めに伝える

調査書や推薦書は、高校が作る書類です。高校によって、発行までにかかる日数や、申し込みの方法が違います。出願の1か月前には、担任の先生に「どの大学に、いつまでに、何通必要か」を伝えましょう。複数の大学に出願する場合は、まとめて伝えておくと、先生も準備しやすくなります。

推薦書が必要な場合は、先生が書く時間も必要です。推薦書を頼むときは、志望理由書の下書きなど、先生が参考にできる資料を添えると、話がスムーズに進みます。

Web出願と郵送で気をつけること

最近は、出願の登録をインターネットで行い、書類を郵送する大学が多くなっています。

  • 写真のデータは、大きさや背景の色などの規格が決まっていることがある
  • 登録の締め切りと、書類の郵送の締め切りが別に決められていることがある
  • 郵送は、「必着」(その日までに届く)か「消印有効」(その日までに出せばよい)かを必ず確かめる
  • 郵送は、記録が残る方法(簡易書留など)を指定されることがある

手続きの細かい決まりは、大学ごとに違います。同じ大学でも、方式によって決まりが違うことがあります。募集要項の「出願方法」のページに、印をつけながら読みましょう。

出願前日の最終確認

郵送や登録の前日には、次のことを1つずつ確かめましょう。

  • 必要な書類がすべてそろっているか(募集要項の一覧と照らし合わせる)
  • 書類に名前や受験番号などの書き漏れがないか
  • 志望理由書・活動報告書の字数と様式が指定どおりか
  • 証明書は、原本かコピーか、指定どおりか
  • 受験料の支払いが済んでいるか
  • 封筒の宛先と、郵送の方法(簡易書留など)が指定どおりか

このとき、書類のコピーを1部とっておきましょう。面接の前に、自分が何を書いたかを読み返すときに役立ちます。

つまずきやすい点

いちばん多いのは、志望理由書を書くことに集中して、ほかの書類の準備を後回しにしてしまうことです。証明書や調査書のように、自分だけでは用意できない書類から先に手配しましょう。

次に多いのが、複数の大学の締め切りを取り違えることです。大学ごとに締め切りと必要な書類を1枚の表にまとめ、カレンダーにも書き込んでおきましょう。

保護者様にお願いしたいこと

出願の手続きには、受験料の支払いや、郵送、写真の準備など、家庭で手伝える場面が多くあります。書類の中身は生徒さん本人が書くものですが、締め切りの管理と、最終確認は家族で一緒に行うと安心です。特に郵送の前日は、上の確認リストを一緒に読み上げながら確かめてください。

学年ごとの考え方

高校1年生・高校2年生は、出願書類の材料を集める時期です。活動の記録や、英語資格の証明書を、1つのファイルにまとめて保管しておきましょう。高校2年生の冬には、志望校の候補の前年度の募集要項で、必要な書類を確かめておくと安心です。高校3年生は、出願の12週間前から、この記事のスケジュールで準備を進めます。学校推薦型選抜や、秋以降に出願する方式を受ける場合も、同じように締め切りから逆算しましょう。

マスネットではこう進めます

オンライン学習塾マスネットの総合型選抜・学習伴走コースでは、書類は生徒さん本人が書きます。講師は、出願の締め切りから逆算した予定づくり、問いかけ・構成・事実確認を担当し、入会時・志望校決定時・出願前には専門レビューを行います。くわしくは指導体制をご覧ください。

よくある質問

Q. 志望理由書は、いつから書き始めればいいですか?

A. 出願の締め切りの9週間前ごろには、下書きを書き始めましょう。その前の3週間で、募集要項の確認と材料集めを済ませておくと、スムーズに書き始められます。

Q. 調査書は、どのくらい前に頼めばいいですか?

A. 高校によって違いますが、出願の1か月前には担任の先生に伝えましょう。発行の手続きや日数は、学校によって決まりがあります。

Q. 写真は、どんなものを用意すればいいですか?

A. 大学ごとに、大きさや撮影時期、背景の色などの規格が決められていることがあります。募集要項で確かめてから撮影しましょう。

Q. 複数の大学に出願する場合は、どう管理すればいいですか?

A. 大学ごとに、締め切り、必要な書類、郵送の方法を1枚の表にまとめましょう。表とカレンダーを家族とも共有しておくと安心です。

Q. 出願書類を出したあとに、間違いに気づいたらどうすればいいですか?

A. すぐに大学の入試の窓口に問い合わせましょう。対応は大学によって違います。出す前に、家族にも一緒に確かめてもらうと防ぎやすくなります。

まとめ

総合型選抜の出願書類は、締め切りの約3か月(12週間)前から逆算して準備しましょう。志望理由書や活動報告書は、下書き・見直し・清書のそれぞれに締め切りを決め、調査書や推薦書は出願の1か月前には担任の先生に伝えます。Web出願の登録と郵送の決まりも確かめ、書類は締め切りの1週間前に完成している状態を目指しましょう。