台北在住の中学生の高校受験|日本人学校・現地校・インター別の進路と、時差1時間での帰国準備
公開日 更新日 執筆:塾長 馬籠先生
台北在住の中学生の高校受験|日本人学校・現地校・インター別の進路と、時差1時間での帰国準備
「台北日本人学校の中学部を卒業した後、日本の高校へ進みたい」
「台湾の現地校に通っていて、日本語での受験勉強が不安」
「帰国するか決まっていないが、進路の選択肢を残しておきたい」
台北から日本の高校を目指すなら、最初に、受験する年度・現在の学校の課程・卒業後の生活を整理します。
日本との時差は1時間です。現地の学校の課題を続けながら、日本の国語や数学を補う計画も検討できます。ただし、帰国生入試を利用できるかは、学校・方式ごとの条件確認が必要です。
台北日本人学校の中学部と、その後の進路
台北日本人学校には小学部・中学部があります。公式の学校概要で、中学部の設置や学校の教育目的を確認できます。
卒業後の進路は、家族で次のように整理してみてください。
| 進路 | 学習面と生活面の確認 |
|---|---|
| 家族で帰国し、日本の高校へ進む | 帰国先、受験資格、転居と入試の予定 |
| 本人が日本の高校へ進む | 寮や親族宅、保護者・保証人などの条件、費用 |
| 台湾で学び続ける | 進学先の課程・修了資格、将来の大学進学 |
高校受験だけでなく、入学後にどの言語・課程で学び、誰が生活を支えるかまで考えましょう。
現在の学校によって、受験準備の出発点を変える
| 学校の種類 | 先に確認すること | 学習で確かめたいこと |
|---|---|---|
| 日本人学校 | 出願資格、成績や調査書の扱い | 志望校の問題形式と到達度 |
| 台湾の現地校 | 課程の修了日、受験年度、必要証明 | 日本語の読解・記述、数学用語、必要な理社 |
| インター | カリキュラム、学年、修了課程 | 日本語の答案と日本の入試形式 |
現地校の学年名やインターのGrade・Yearだけで、日本の受験学年を決めないでください。生年月日、在籍期間、修了予定日をそろえ、志望校へ確認します。
帰国生入試で確認したい条件
台湾に住んでいるだけで、すべての帰国生入試を利用できるわけではありません。
- 海外在住・在学期間の条件。
- 帰国してからの期間。
- 保護者の勤務・同居・居住に関する条件。
- 日本人学校と現地校・インターの扱い。
- 卒業・修了見込みの課程。
- 事前の資格確認が必要か。
- 学科試験、作文、面接、資格などの選考内容。
一般入試も含めて比較する場合は、受験する自治体・学校の条件も確認します。説明が曖昧な点は、募集要項の該当箇所と本人の状況を示して、入試担当へ問い合わせましょう。
現地校の生徒は、中国語で理解した内容を日本語でも確かめる
台湾の現地校で数学を理解できていても、日本の問題で使われる言葉や解答形式には、別の練習が必要な場合があります。
例えば、次を確認します。
- 「変化の割合」「相似比」などの用語を日本語で理解できるか。
- 文章題で求めるものと条件を読み取れるか。
- 証明や途中式を、日本の問題の指示に沿って書けるか。
漢字に親しんでいても、日本語の読み方・語彙・文の組み立てが同じとは限りません。国語では、本文の読解と、設問に答える記述を分けて確かめてください。
学校の種類だけで苦手を決めず、まずは基本問題と志望校に近い形式の答案で確認します。
日本人学校の生徒も、学校の成績だけで判断しない
定期テストで理解できていても、入試では複数単元が組み合わされ、時間内で解く必要があります。
候補校が見えたら、過去問などで次を確認しましょう。
- 制限時間でどこまで解けるか。
- 国語の記述を条件に合わせて書けるか。
- 数学で必要な途中式を残せるか。
- 面接や作文があれば、何を問われるか。
弱点が分かったら、現在の学校の教科書・ワークを使って戻る単元を決めます。
時差1時間を使った学習時間の例
台北はUTC+8、日本はUTC+9です。2026年は台北で夏時間による時刻変更はありません。
| 台北 | 日本 |
|---|---|
| 17:00 | 18:00 |
| 18:00 | 19:00 |
| 19:00 | 20:00 |
| 20:00 | 21:00 |
これは時刻の対応表です。授業の空き枠や受講可能な時間を保証するものではありません。
学校・部活・通学・食事の時間を確認し、無理なく続けられる曜日を相談してください。
帰国時期が未定の間の週間例
- 平日3日:国語の読解・漢字を20分。
- 平日2日:数学の基本問題を30分。
- 週1回:疑問を解決し、翌週の課題を整理する。
- 月1回:進路候補、帰国の見通し、出願条件を家族で確認する。
これは基礎を続けるための例です。入試までの期間や必要な科目数によって、学習量は調整します。
証明書は、必要な言語と書式まで確認する
学校によっては、成績、在学、卒業・修了見込み、海外在住などの証明を求めます。必要な書類は、受験する学校の指定を確認してください。
特に、現地校・インターでは次を早めに相談します。
- 高校指定の様式へ記入してもらえるか。
- どの期間の成績が必要か。
- 原本や厳封の指定があるか。
- 日本語訳が必要か、訳者の条件はあるか。
- 学校の休業期間と発行日数。
出願期限だけでなく、発行・翻訳・送付に使う時間を予定へ入れましょう。
よくある質問
日本へ帰る時期が決まらなくても、準備できますか?
できます。国語・数学の到達度を確かめ、候補校の条件を整理してください。受験年度や帰国先が決まったら、科目と形式を絞ります。
台湾の現地校の成績は、日本の内申点と同じですか?
同じ換算が全国共通で使われるとは限りません。成績証明の提出方法や評価の扱いを、志望校・教育委員会へ確認してください。
台北から日本のオンライン塾を受講できますか?
マスネットは海外からの受講にも対応しています。現在の学校、使っている教材、目標、学習できる現地時間を共有してご相談ください。
台北からの高校受験を考えている方へ
相談時には、学校名と課程、学年、生年月日、受験を考えている年度、帰国予定をメモしてください。帰国が未定の場合は、そのままお知らせください。
マスネットの完全1対1のオンライン個別指導では、現地での学校生活と日本の教科学習を合わせて、準備する順番をご相談いただけます。
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※出願資格・必要書類・試験日程は、受験年度の学校・教育委員会の公式案内で確認してください。