茨城県の高校受験|A群・B群と特色選抜を解説【2027年度】
公開日 更新日 執筆:塾長 馬籠先生
茨城県の県立高校入試では、5教科500点の学力検査と調査書を使い、共通選抜をA群・B群に分けて判定します。B群では学校ごとに学力検査重視と調査書重視の割合が異なります。
2027年度の共通選抜は全校で実施し、学力検査順位が募集枠の80%以内、かつ調査書評定順位が募集枠以内の受検生をA群として原則合格とします。残るB群は、学校別の比率で選抜します。
※2026年9月24日時点の茨城県教育委員会資料に基づきます。
2027年度の主な日程
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| Webで志願者情報入力 | 2027年1月6日〜27日 |
| 第1希望校 出願 | 2027年2月5日・8日・9日 |
| 志願先変更 | 2027年2月15日・16日 |
| 第2希望校 出願 | 2027年2月18日・19日 |
| 学力検査 | 2027年2月25日 |
| 特色選抜面接等 | 2027年2月26日 |
| 追検査 | 2027年3月4日・5日 |
| 合格発表 | 2027年3月11日9時 |
令和9年度は、第1希望校の出願確定後、欠員がある学校等へ第2希望校として出願できる制度があります。対象や手続きを県公式資料で確認してください。
学力検査は5教科500点
共通選抜は次の5教科を各100点、各50分で行います。
- 国語
- 社会
- 数学
- 理科
- 英語(筆記35分・聞き取り15分)
合計500点です。スポーツ科学コース、音楽科、美術科、メディア芸術科などでは実技検査もあります。
A群の決まり方
特色選抜等の合格者を除いた共通選抜の枠に対し、次の両方を満たす受検生をA群とします。
- 学力検査の得点順位が募集枠の80%以内
- 調査書評定合計の順位が募集枠以内
A群は原則合格です。ただし、調査書記載や学力検査結果に特に問題がある場合は保留となり、B群へ加わることがあります。
B群の選抜
B群では、次の2方法で合格者を決めます。
- 学力検査の結果を重視する選抜
- 調査書の記録を重視する選抜
人数比は20:80、30:70、40:60、50:50、60:40、70:30、80:20から各高校が決定します。
たとえば学力重視80:調査書重視20の学校と、その逆の学校では、同じ内申・当日点でも評価のされ方が違います。志望校の実施方法を必ず確認してください。
調査書は3年間の9教科
茨城県の調査書には、中1から中3までの9教科評定が記載されます。評定合計は、各学年45点、3年間で135点が基本です。
9教科×5段階×3学年=135点中3だけではなく、中1・中2の評定も同じ重みで入ります。実技4教科も含むため、提出物、実技、作品、授業内課題を5教科と並行します。
特色選抜
特色選抜は、文化、芸術、体育等の分野で優れた資質・実績がある受検生を対象に、学校の裁量で実施します。
5教科の共通学力検査に加え、面接を実施し、学校により作文・実技検査を加えます。一部では面接に代えてプレゼンテーションを行うことがあります。
特色選抜で合格とならなかった場合も、共通選抜の対象になります。特色対策だけに偏らず、5教科学習を続けてください。
第2希望校の出願制度
第1希望校の志願先変更終了後、志願者が募集定員に満たない学校・学科等へ、第2希望校として出願できる制度です。
第1希望校へ出願した人が対象で、1校1課程1学科に限ります。第1希望校で受けた学力検査得点と調査書等を使って選抜します。
「最初から2校を同じ条件で併願できる」という意味ではありません。対象校、期間、必要手続きを確認しましょう。
受験対策の順番
- 志望校のB群比率を確認する
- 3年間の9教科評定を135点で整理する
- 5教科500点の目標を決める
- 特色選抜を受けるなら出願要件を確認する
- 茨城県の過去問を50分で解く
B群比率が学力重視でも、A群判定には調査書順位が関わります。「当日点だけでよい」と考えないことが大切です。
よくある質問
茨城県の入試は500点満点ですか?
共通学力検査は5教科各100点、合計500点です。学校・学科により実技等を加える場合があります。
A群に入れば必ず合格ですか?
原則合格ですが、調査書記載や学力検査結果に特に問題がある場合は保留となることがあります。
特色選抜で不合格なら共通選抜を受け直しますか?
同じ学力検査を受け、特色で合格とならなかった受検生は共通選抜の対象になります。
まとめ
茨城県では、5教科500点と3年間の調査書を使い、A群・B群で判定します。志望校別のB群比率まで確認して初めて、内申と当日点の優先順位が見えます。
オンライン学習塾マスネットでは、学校の評定対策と茨城県の過去問演習を、現在の得点から逆算して進めます。
参考資料