総合型選抜とは?一般選抜・学校推薦型選抜との違いを保護者様向けに説明します
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総合型選抜は、書類と面接などで、学力に加えて意欲や目的意識を見る大学入試です。学校長の推薦はいらず、出願は9月以降、合格発表は11月以降と国の要項で決まっています。オンライン学習塾マスネットでは、評定も見られることから、高校1年生のうちから定期テストと並べて準備を始めることをおすすめしています。
「AO入試と何が違うの?」と聞かれます
面談で保護者様からいちばん多く聞かれるのが、この質問です。
総合型選抜は、以前「AO入試」と呼ばれていたものです。2021年度入試から名前が変わり、あわせて中身も見直されました。いちばん大きな変更は、書類と面接だけで合否を決めず、学力も確かめるようになったことです。
「総合型選抜は勉強ができなくても受かる入試」という印象を持たれている方もいますが、今はそうではありません。
3つの入試の違い
大学入試は、大きく3つに分かれます。
| 一般選抜 | 学校推薦型選抜 | 総合型選抜 | |
|---|---|---|---|
| 主に見るもの | 筆記試験の点数 | 調査書・推薦書と面接など | 書類・面接・小論文などで、意欲・適性と学力 |
| 高校の推薦 | いらない | 学校長の推薦が必要 | いらない |
| 出願の時期 | 1月以降が中心 | 11月以降 | 9月以降 |
| 合格発表 | 2月以降が中心 | 12月以降 | 11月以降 |
総合型選抜は、自分で出願できる入試です。高校の推薦枠に入れなくても受けられます。その代わり、なぜその大学・学部で学びたいのかを、書類と面接で自分の言葉で説明する必要があります。
学力はどうやって見られるのか
国の要項では、総合型選抜でも学力を見るように決められています。大学は、次のどれかを組み合わせて確かめます。
- 小論文
- プレゼンテーションや口頭試問
- 教科・科目のテスト
- 英検などの資格・検定試験の成績
- 大学入学共通テスト
もう一つ、どの大学でも提出するのが調査書です。調査書には高校1年生からの評定が載ります。評定平均を出願条件にしている大学もあります。
つまり、総合型選抜で見られる学力は、受験の当日だけで決まるものではありません。高校1年生の最初の定期テストから、もう選考の材料になっています。
高校1年生から準備したほうがいい3つの理由
1. 評定は後から取り戻しにくい
評定平均は、高校1年生から高校3年生の1学期(前期)までの成績で計算するのが一般的です。高校3年生になってから頑張っても、高校1年生・高校2年生の分は変わりません。
2. 活動は時間をかけないと形にならない
志望理由書では、「なぜその学部なのか」を、自分が実際にやってきたことと結びつけて書きます。調べものや地域の活動を1年以上続けていると、書ける中身が増えます。
3. 出願の時期が早い
出願は高校3年生の9月から始まります。夏休みには書類を書き終えていたいので、志望校は高校3年生の春までに決めておく必要があります。
高校3年生の1年間の流れ
日程は大学ごとに違いますが、多くの大学では次のような流れになります。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 4月〜6月 | 志望校を決める。募集要項が出たら、出願条件と提出書類を確かめる |
| 7月〜8月 | オープンキャンパスに行く。志望理由書などの書類を書き、何度も直す |
| 9月〜10月 | 出願。書類審査のあと、面接・小論文・プレゼンなどの選考を受ける |
| 11月以降 | 合格発表。不合格なら、学校推薦型選抜や一般選抜の準備に進む |
この表を見ると、高校3年生の夏休みには書類がほぼ仕上がっている必要があることが分かります。志望理由書に書く中身は、高校1年生・高校2年生の間にためておくものです。
マスネットではこう進めます
オンライン学習塾マスネットの総合型選抜・学習伴走コースでは、月4回の授業を、教科・探究・英語資格・書類に毎月配分し直します。高校1年生・高校2年生は、定期テスト前に30分×2回の対策授業を追加料金なしで受けられるので、評定を守りながら総合型選抜の準備を進められます。高校1年生から出願までの流れは、指導の流れにまとめています。
よくある質問
Q. 総合型選抜と一般選抜は、両方受けられますか?
A. 受けられます。総合型選抜の合格発表は11月以降なので、不合格だったときは、そこから一般選抜に集中できます。ただ、一般選抜の勉強を11月から始めるのでは遅いので、両方を見すえた計画を早めに立てておきましょう。
Q. 総合型選抜は、どの大学でも行っていますか?
A. 行っていない大学・学部もあります。日程や条件も大学ごとに違うので、志望校の募集要項を必ず確かめてください。
Q. 高校3年生からでも間に合いますか?
A. 大学によっては間に合います。ただ、評定と活動は高校1年生からの積み重ねで見られます。出願時期と志望校の条件を確かめてから、間に合うかどうかを判断しましょう。
まとめ
総合型選抜は、学校長の推薦なしで出願でき、書類・面接に加えて学力も見る入試です。出願は9月以降、合格発表は11月以降です。評定は高校1年生から数えられるので、定期テストの対策と総合型選抜の準備は、同じ計画の中で早めに始めるのがおすすめです。