通信制高校のレポートが終わらないとき|たまった課題を立て直す手順
公開日 執筆:塾長 馬籠先生
レポートの締切が近いのに、何通も手付かずで残っている。問題が分からず、提出画面を開くことさえ嫌になってきた。通信制高校では、こうした悩みは珍しくありません。
レポートが終わらないときは、古い順にがむしゃらに進めるのではなく、「単位への影響」「締切」「残り時間」で並べ替え、学校へ相談しながら立て直します。
放置すると状況が見えなくなるため、まず今日できる整理から始めましょう。
レポートが終わらない主な原因
問題の内容が分からない
中学校内容のつまずきが残っていると、高校の数学や英語で手が止まります。教科書を読んでも理解できず、1問に長時間かかる状態です。
締切を一覧にしていない
教科ごとに提出日が異なると、頭の中だけでは管理できません。「まだ時間がある」と思っているうちに複数の締切が重なります。
完璧に仕上げようとしている
分からない問題を飛ばせず、最初の数問で止まるケースです。質問する箇所を残して先へ進む判断も必要です。
生活リズムが安定していない
起きる時刻や学習開始時刻が毎日違うと、レポートを開くきっかけが作れません。やる気を待つほど後回しになります。
誰にも遅れを伝えていない
怒られるのが怖くて、家族や学校へ言えないまま締切を過ぎることがあります。しかし、提出期限や再提出の扱いは学校によって異なり、早く相談したほうが選択肢を持てます。
最初の30分で一覧を作る
レポート本文から始める前に、次の表を作ってください。
| 教科 | 残り | 締切 | 今の状態 | 質問の必要 |
|---|---|---|---|---|
| 数学 | 3通 | 10月5日 | 半分まで | 必要 |
| 英語 | 2通 | 10月8日 | 未着手 | 必要 |
| 国語 | 1通 | 10月10日 | あと2問 | 不要 |
紙でもスマートフォンでも構いません。見えない不安を、数えられる課題へ変えることが目的です。
優先順位の決め方
次の順番で学校へ確認しながら決めます。
- すでに締切を過ぎた科目
- 単位認定試験を受ける条件になっているもの
- 締切が近く、短時間で終わるもの
- 締切が近く、質問が必要なもの
- まだ締切に余裕があるもの
短時間で終わるレポートを1通提出すると、残りが減り、再開しやすくなります。ただし、単位への影響が大きい教科を後回しにしないよう、担任や学習担当へ相談してください。
1通を小さく分ける
「数学のレポートを終わらせる」では大きすぎます。
- 教科書の指定ページを10分読む
- 問1〜5を解く
- 分からない問題へ付箋を付ける
- 質問を写真で送る
- 回答後に残りを解く
- 提出前に空欄を確認する
25分進めて5分休む形でも構いません。最初の1問が難しいなら、解けそうな問題から始めます。
答えを写して提出する前に
締切に追われると、解答をそのまま写したくなります。しかし、理解しないまま提出しても、単位認定試験で同じ箇所に困ります。
どうしても間に合わないときは、黙って写すのではなく学校へ相談してください。再提出、締切延長、質問対応、学習支援など、利用できる方法がないか確認します。
学校へ伝える内容
「終わりません」だけでなく、次の情報をまとめると相談しやすくなります。
- 未提出の教科と通数
- 直近の締切
- 一人で進められる教科
- 分からなくて止まる教科
- 1日に確保できる時間
- 体調や生活上の事情
単位や卒業時期に関わる判断は、在籍校へ確認する必要があります。サポート校や塾だけで判断しないようにしてください。
同じことを繰り返さない仕組み
たまった課題を提出した後は、週1回の確認時間を固定します。
- 日曜に次の締切を確認する
- 1日1通ではなく、1日2ページから始める
- 分からない問題は24時間以内に質問する
- 提出した日を記録する
- 試験2週間前に返却レポートを見直す
通信制高校は自分のペースで学べますが、すべてを一人で管理する必要はありません。管理の部分だけ外部の力を借りる方法もあります。
マスネットの通信制高校サポート
マスネットでは、通信制高校の教科書やレポートを使った完全1対1授業に対応しています。中学校の内容まで戻って説明し、次回までに進める量を一緒に決めます。
授業外に分からない問題が出た場合は、写真を送って質問できます。毎日管理が必要な場合は、やることリストと進捗確認を組み合わせた進め方も選べます。
未提出が何通あるか整理できていない状態でも大丈夫です。無料体験・学習相談で、在籍校、締切、困っている教科をお聞かせください。高校生向けコースでも対応内容を紹介しています。
よくある質問
レポートの締切を過ぎたら単位は取れませんか?
学校の規定によって異なります。再提出や別の期限が設けられる場合もあるため、自己判断せず、できるだけ早く在籍校へ確認してください。
レポートの答えを教えてもらえますか?
答えを写す支援ではなく、考え方を説明し、自分で書ける状態にすることが大切です。マスネットでも問題の解説と、必要な基礎への戻り学習を行います。
何通もたまっていても塾へ相談できますか?
相談できます。まず締切と残量を整理し、在籍校への確認が必要な項目と、学習支援で進められる項目を分けます。