定期テストの解き直しのやり方|返却後3日で次の点数へつなげる方法
公開日 更新日 執筆:塾長 馬籠先生
テストが返ってきたら点数だけ見て、答案を机の奥へしまう。学校へ解き直しノートを提出して終わる。これでは、次のテストでも同じ原因で失点します。
テストの解き直しは、答えを写す作業ではありません。失点を「知識不足・解き方不足・ミス・時間不足」に分け、答えを閉じて自力で解けるか再テストします。返却後3日以内に行うと、問題を解いたときの考え方を思い出しやすくなります。
返却日にすること
点数より答案を確認する
まず次の4種類へ印をつけます。
| 原因 | 例 | 対応 |
|---|---|---|
| 知識不足 | 単語・用語を知らない | 覚え直して翌日テスト |
| 解き方不足 | 公式は知るが使えない | 例題へ戻り類題を解く |
| ミス | 符号、写し間違い | 起きた手順を特定する |
| 時間不足 | 後半が空欄 | 大問別の時間を決める |
「ケアレスミス」でまとめると直し方が決まりません。計算途中、問題の読み飛ばし、単位忘れなど具体的に書きます。
3日間の解き直し
1日目:分類する
答案と問題用紙を並べ、間違いの原因を4種類へ分けます。正解していても勘で選んだ問題には印をつけます。
2日目:答えを閉じて解く
解説を読んだ後、何も見ずに同じ問題を解きます。赤ペンで正解を写すだけでは、できるようになったか分かりません。
3日目:類題で確認する
学校ワークや教科書から同じ単元の問題を一つ選びます。問題が少し変わっても解ければ、直しが定着しています。
解き直しノートの作り方
ノートをきれいに飾る必要はありません。
問題番号:数学 大問2(3)
失点原因:移項するとき符号を変え忘れた
正しい手順:移項した項へ丸をつける
再テスト:翌日○/1週間後○問題全文を書き写すより、コピーや問題番号を使い、原因と次の行動へ時間を使います。
教科別の直し方
数学
途中式を残して、どこから違ったか確認します。計算ミスなら「気をつける」ではなく、符号を丸で囲む、分数の途中式を一段増やすなど手順を変えます。
英語
単語、文法、本文理解、リスニングに分けます。文法問題は正答の理由だけでなく、他の選択肢がなぜ違うかを説明します。
国語
本文のどこを根拠に答えるかへ線を引きます。記述は模範解答の丸写しではなく、自分の答案に不足した要素を比べます。
理科・社会
用語不足と資料読解を分けます。用語は翌日テストし、グラフ・地図・実験問題は別の資料でも読み取れるか試します。
平均点に届かなかった場合
難問をすべて理解しようとせず、正答率が高い基本問題の失点を優先します。
- ワークと同じ問題
- 授業プリントの問題
- 用語・漢字・計算
- 配点の小さい基礎問題
平均点までの差が12点なら、2〜3点の基本問題を4〜6問取り戻す計画を立てます。
点数がよかった場合も直す
80点以上でも、たまたま合った問題や時間不足が残っていれば次回崩れます。満点を目指して全問やり直すより、失点原因と不安だった問題を確認します。
保護者様の声かけ
返却直後に「どうしてこんな点数なの」と聞くと、答案を隠すようになります。
まず「どの問題なら次は取れそう?」と聞きます。点数の評価は短くし、翌日からの行動へ移ります。
テスト結果は、塾へ相談する際にも重要です。5教科の答案、問題用紙、平均点、テスト範囲表があると、失点原因を具体的に分析できます。
塾へ相談したいサイン
- 解説を読んでも理解できない問題が多い
- 前学年の内容で止まっている
- 毎回同じ教科だけ平均を下回る
- ワークはできるがテストでは解けない
- 時間配分が毎回崩れる
- 解き直しを一人で進められない
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よくある質問
解き直しはいつまでにすればよいですか?
返却後3日以内がおすすめです。学校から全教科返るのを待たず、返った教科から始めます。
全問やり直すべきですか?
必須ではありません。間違えた問題、勘で合った問題、時間切れの基本問題を優先します。
答えを覚えてしまいました
同じ単元の類題を使います。数字や聞き方が変わっても解けるかを確認してください。
まとめ
テスト後の解き直しは、次のテスト勉強の開始日です。
- 失点を4種類へ分ける
- 解説後に答えを閉じて解く
- 翌日に類題で確かめる
- 次回の手順を一つ決める
答案を分析すると、勉強時間を増やす前に、点数が上がらない原因が見えてきます。