定期テスト1週間前なのに何もしていない中学生へ|今からの勉強順
公開日 更新日 執筆:塾長 馬籠先生
テストまであと7日。学校ワークはほとんど白紙で、5教科すべて不安。この状態で焦って徹夜をしても、勉強した時間ほど点数にはなりません。
1週間前からは、全範囲を完璧にしようとせず、提出物を終える、基本問題を自力で解けるようにする、暗記を毎日回す、の3つに絞ります。難問より、学校ワークと授業プリントの取りこぼしを減らすほうが点数へつながります。
最初の30分ですること
- 5教科のテスト範囲表を並べる
- ワークの未完了ページ数を書く
- 提出日を確認する
- 暗記量を数える
- 1日で使える時間を書く
「数学がやばい」では計画になりません。「数学ワーク残り18ページ、英単語45個」のように数字へ変えます。
優先順位
最優先:提出物
ただし、答えを写して提出するだけではテストで解けません。基本問題を自分で解き、分からない問題に印をつけます。発展問題は後回しでも構いません。
次:得点しやすい基本問題
- 数学の計算・公式の基本
- 英語の単語・教科書文・基本文法
- 国語の漢字・文法・授業で扱った文章
- 理科・社会の重要語句と基本問題
正答率の高い問題を落とさないことを優先します。
最後:難問
基本が終わっていない段階で、1問に30分かけないようにします。今の目標点に必要な問題かを考えます。
7日間の計画例
| 残り | 内容 |
|---|---|
| 7日 | 範囲と残量確認、数学・英語ワーク開始 |
| 6日 | 理科・社会ワーク、英単語 |
| 5日 | 5教科の提出物を進める |
| 4日 | ワーク1周目を終える |
| 3日 | 間違えた基本問題だけ2周目 |
| 2日 | 暗記総点検、学校プリント |
| 前日 | 苦手問題の確認、持ち物、早く寝る |
学校や教科によって順番は変えます。提出物が多い場合は、初日から2〜3教科を並行します。
平日3時間取れる場合
数学 45分
英語 45分
理科または社会 40分
国語 25分
暗記と解き直し 25分50分続けて集中できない場合は、25分勉強+5分休憩に分けます。休憩で動画を開くと戻りにくいため、立つ、水分を取る程度にします。
教科別の最短ルート
数学
例題を見てから類題を解き、答えを閉じてもう一度解きます。途中式を残し、符号・分数・単位のミスを分けます。
英語
単語、教科書本文の音読、文法問題の順です。単語は眺めず、日本語を見て英語を書けるかテストします。
国語
漢字・文法を先に確保し、授業で扱った文章のノートとプリントを確認します。初見読解だけに時間を使わないようにします。
理科・社会
用語を読んで終わらず、答えを隠して言えるか確認します。資料・グラフ・計算問題も学校ワークの基本から行います。
やってはいけない勉強
- きれいなまとめノートを一から作る
- 一教科だけで一日を使い切る
- 答えを写してワークを終わらせる
- 得意教科ばかり進める
- 睡眠を削って翌日の授業を眠る
ノートを作るなら、間違えた語句や公式を一枚へまとめる程度で十分です。
保護者様ができること
「今まで何をしていたの」と責めても、残り日数は増えません。まず範囲表と未完了量を一緒に確認します。
その後は、勉強内容を細かく監視するより、開始時刻、スマホの置き場所、睡眠を整えます。「今日は何ページ終える?」と具体的に聞いてください。
1週間で間に合わないとき
すべてを終えるのが難しい場合は、目標点を決めます。平均点を目指すなら基本問題、提出物、暗記を優先します。
自分で優先順位をつけられない、分からない問題が多すぎる場合は、テスト前の短期対策を相談するタイミングです。
マスネットでは、テスト範囲と学校ワークの進み具合を見て、残り日数で取る問題を完全1対1で整理します。
よくある質問
1週間前から何時間勉強すればよいですか?
必要量で変わります。平日2〜3時間を確保できると進めやすいですが、時間より、ワークと解き直しがどこまで終わったかで判断します。
ワークは何周すればよいですか?
全問を形式的に3周する必要はありません。1周目で印をつけ、間違えた基本問題を2〜3回、自力で解けるまで行います。
徹夜したほうが覚えられますか?
おすすめしません。睡眠不足は記憶と集中を落とします。前日は確認範囲を絞り、睡眠を確保します。
まとめ
テスト1週間前からは、提出物、基本問題、暗記の3つへ絞ります。残量を数字にし、4日前までにワーク1周目、残りは間違い直しへ使う設計が基本です。
今からでも、取る問題を選べば点数は動かせます。