国語の定期テストで点を取る方法|「勉強のしかたがない」は誤解
公開日 更新日 執筆:塾長 馬籠先生
定期テストの国語は「初見の文章」が出ない
模試や入試の国語は初めて読む文章で読解力を試されますが、定期テストの国語は違います。授業で扱った教科書の文章から出題されるのです。
つまり、文章の内容・登場人物の心情・筆者の主張は、授業ですでに解説されています。定期テストの国語は読解力のテストではなく、「授業内容をどれだけ再現できるか」のテストです。これは、準備すれば確実に取れることを意味します。
「国語は勉強のしかたがわからない」という子は、この構造を知らないだけです。
国語のテスト勉強・4つの柱
柱①:漢字・語句で「確実な20〜30点」を取り切る
定期テストの国語には、漢字の読み書き・語句の意味・文法など、暗記で確実に取れる問題が20〜30点分含まれます。ここを落とすことが、国語の点数が安定しない最大の原因です。
範囲の漢字を「書けるか」テストしながら覚え、間違えたものだけを繰り返す。テスト1週間前までに漢字を仕上げておくと、残りの期間を読解対策に使えます。まず漢字・語句の満点を狙うことが、国語攻略の第一歩です。
柱②:授業ノートで「先生の解説」を復元する
定期テストの読解問題は、授業で先生が解説した内容から作られます。「ここが主題」「この心情変化が重要」と先生が強調した部分こそが、テストに出る部分です。
授業ノート・プリントを読み返し、先生の解説を復元します。ノートの取り方が甘い場合は、次の単元から「先生が板書以外に話したこと」もメモする習慣をつけると、テスト対策が格段に楽になります。
柱③:教科書本文を3回読み、構造をつかむ
範囲の文章を最低3回読み直します。1回目は流れの確認、2回目は段落ごとの要点、3回目は設問になりそうな箇所(心情変化・理由・主張)を意識して読みます。
「どこに何が書いてあるか」が頭に入っていると、本番で該当箇所をすぐ見つけられ、時間切れを防げます。
柱④:ワークの記述問題は「書いて」練習する
国語のワークの記述問題を、頭の中で考えるだけでなく実際に書きます。模範解答と見比べ、「入れるべき要素(キーワード)」が入っているかを確認します。
記述は「本文の言葉を使って、聞かれたことに答える」のが基本です。理由を聞かれたら「〜から。」で結ぶ、心情を聞かれたら気持ちを表す言葉で結ぶ。この型を練習しておくと、部分点でなく満点を取れる記述になります。
文法・古典は「暗記科目」として扱う
中学国語には、文法(品詞・活用など)と古典(古文・漢文)も含まれます。これらは読解ではなく暗記系の分野です。
文法はワークの問題を繰り返し、活用表などは書けるまで覚えます。古典は、範囲の文章の現代語訳・重要語句・歴史的仮名遣いをセットで覚えます。理社と同じく「思い出す練習」で仕上げれば、確実に得点できる分野です。
国語を安定させると5教科合計が安定する
国語は「対策のしかたがわからない」まま放置され、毎回の点数が上下しやすい教科です。しかし上記の通り、定期テストの国語は構造的に対策可能です。
漢字・語句で確実に取り、授業内容の復元で読解を取り、記述の型で仕上げる。このやり方で国語が安定すると、5教科合計の計算が立つようになります。400点を目指すうえで、国語の安定は欠かせないピースです。
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よくある質問(FAQ)
Q. 国語はセンスの教科ではないのですか?
A. 定期テストに限れば違います。授業で扱った文章から出題されるため、授業内容の復元と漢字・語句の暗記で対策できるテストです。
Q. 読解問題が苦手です。何をすればいいですか?
A. まず授業ノートで先生の解説を復元してください。テストの読解問題は授業の解説から作られることがほとんどです。
Q. 記述問題で部分点しか取れません。
A. 模範解答の「入れるべき要素」を確認する練習をしてください。本文の言葉を使い、聞かれた形で結ぶ型を身につけると満点記述に近づきます。
Q. 漢字はどのくらい前から覚えるべきですか?
A. 2週間前から始め、1週間前までに仕上げるのが理想です。直前は読解・記述の確認に時間を使えます。
まとめ
定期テストの国語は、授業で扱った文章が出る「準備すれば取れるテスト」です。漢字・語句で確実に得点し、授業ノートで解説を復元し、本文を3回読み、記述を型で書く。国語に勉強のしかたがないのではなく、知らなかっただけです。やり方を変えれば、国語は安定した得点源になります。