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中学生向けオンライン塾の比較|料金だけで選ぶと失敗する8つの項目

公開日 更新日 執筆:塾長 馬籠先生

オンライン塾を探しているが、数が多すぎて選べない。料金表を見比べても、何が違うのかが分からない。

結論から言うと、オンライン塾は料金では比較できません。授業形式、学習管理、質問対応。この3つが違えば、同じ料金でも受けられる内容がまったく変わります。比較すべき項目を先に決めてください。

この記事は、オンライン学習塾マスネットが運営しています。自社の条件も含めて開示しますので、判断材料としてお使いください。


なぜ料金比較では判断できないのか

料金表を並べると、月額数千円から2万円近くまで幅があります。

しかし、この金額の差は、内容の差をそのまま表していません。

週1回40分の授業と、週1回80分の授業。1対2と1対1。授業だけのサービスと、授業外の管理まで含むサービス。これらが同じ表に並んでいます。

さらに、月謝以外に入会金、教材費、システム利用料、季節講習費がかかる場合もあります。月謝が安くても、年間総額では高くなることがあります。

つまり、比較の前に「何を比較するか」を決める必要があります。


比較すべき8つの項目

項目1:授業形式(1対1か、1対複数か)

最も大きな違いです。

1対1は、その生徒さんの理解度に合わせて進められます。分からない場面で講師が気づき、その場で対応できます。学年をさかのぼる判断もできます。

1対2や1対3は、講師が複数の生徒さんを同時に見ます。片方に説明している間、もう一方は演習をする形が一般的です。費用は抑えられますが、見てもらえる時間は半分以下になります。

映像授業型は、決まった内容を視聴する形式です。費用は最も抑えられますが、個別の対応はありません。

つまずきの特定が必要か、演習量を増やしたいだけか。目的によって適する形式が変わります。

項目2:1回あたりの時間

同じ「週1回」でも、40分と80分では内容が倍違います。

料金を比較するときは、1回あたりの時間を必ず確認してください。

「月額7,000円台から」という表示が、40分授業の場合と80分授業の場合では、意味がまったく異なります。

項目3:学習管理があるか

中学生の場合、ここが成果を大きく左右します。

週1回60分の授業は、1週間168時間のうち1時間です。残りの167時間をどう過ごすかが、成績を決めます。

確認したいのは次の点です。

次回までにやることが具体的に示されるか。提出状況が記録されるか。遅れたときに連絡があるか。保護者様に共有されるか。

「宿題が出る」と「学習管理がある」は違います。出すだけなら管理ではありません。

項目4:授業外の質問対応

分からない場面で止まるかどうかを決める要素です。

家で宿題をしていて分からない問題が出たとき、どうするか。

次の授業まで待つのか。その場で質問できるのか。質問できる場合も、返答までの時間と、追加料金の有無を確認してください。

質問の方法も確認が必要です。写真を送れるか、テキストのみか。数学の問題は、写真を送れないと伝えるのが難しくなります。

項目5:自習の場があるか

家で勉強できない生徒さんには、この項目が重要です。

オンライン自習室を用意しているサービスがあります。決まった時間に入室し、他の生徒さんと同じ空間で学習する形です。

確認したいのは、誰かが見ているかどうかです。入室するだけの仕組みと、講師が常駐して質問できる仕組みでは、意味が変わります。

項目6:対応範囲(教科と学年)

5教科に対応しているかを確認してください。数学と英語のみというサービスもあります。

また、学年をさかのぼれるかも重要です。中2の生徒さんが中1の内容に戻る必要がある場合、それに対応できるかどうかで結果が変わります。

副教科の対策まで見てもらえるかも、内申を考えるなら確認したい点です。

項目7:特別な状況への対応

不登校、通信制高校、海外在住。こうした状況に対応しているかを確認してください。

「対応可能」と書かれていても、実際の内容には差があります。学習習慣の再構築から対応するのか、教科の指導のみなのか。具体的に何をしてもらえるかを確認してください。

項目8:年間の総額

月謝だけでなく、年間でいくらかかるかを確認してください。

入会金、教材費、システム利用料、季節講習費。これらを含めた金額で比較します。

季節講習が必須かどうかは特に確認してください。月謝は安くても、講習費で大きく変わることがあります。


目的別の選び方

とにかく費用を抑えたい

映像授業型または1対複数型が候補です。

ただし条件があります。自分で計画を立てて進められること。基礎に大きな抜けがないこと。分からないときに調べられること。

この条件が揃っていれば、費用対効果の高い選択になります。

苦手教科をなんとかしたい

1対1が向いています。

苦手の原因は、多くの場合過去の単元にあります。どこまで戻るべきかの判断は、個別に見なければできません。

映像授業や1対複数では、この判断ができません。

家で勉強しない

学習管理があるサービスを選んでください。

授業の質より、授業外に何をしてくれるかが結果を分けます。

次回までにやることが具体的に示されるか。提出が確認されるか。ここが曖昧なサービスでは、状況は変わりません。

質問できる環境がほしい

授業外の質問対応があるサービスを選びます。

集団授業で質問できずに蓄積してきた生徒さんの場合、質問のハードルがない環境が必要です。

不登校や通信制

その状況に明確に対応しているサービスを選んでください。

対応の内容を具体的に確認することが重要です。生活リズムの立て直しから見てもらえるか、学年をさかのぼれるか、受講時間を柔軟に設定できるか。


体験時のチェック表

体験授業を受けるときに、次を確認してください。複数のサービスで同じ項目を見ると、違いが分かります。

授業について

1回あたりの時間は何分か。講師1人に生徒さんは何人か。講師は固定か、毎回変わるか。使う教材は何か。

授業外について

次回までにやることが具体的に示されたか。提出の方法と期限は明確か。遅れた場合に連絡があるか。授業外に質問できるか。できる場合、方法と返答までの時間はどうか。

保護者様への共有

毎回の報告があるか。何をどこまで進めたかが分かるか。相談する窓口があるか。

費用

月謝以外に何がかかるか。入会金、教材費、システム利用料。季節講習は必須か。年間総額はいくらか。

生徒さんの反応

分からない場面で質問できていたか。疲れきっていないか。次も受けたいと言っているか。

最後の項目が、実は最も確実な判断材料です。


マスネットの条件

自社のサービスについても、同じ項目で開示します。

授業形式:完全1対1です。

料金:小学生は週1回60分で月額9,800円(税込)から、中学生は週1回60分で月額13,500円(税込)からです。

学習管理:授業ごとに、次回までの課題をシステム上で1つずつ設定します。「数学のワーク34ページ」という粒度まで落とし込みます。提出状況は記録され、保護者様と共有されます。

毎日管理コースでは、21時にその日のTODOをLINEで通知し、翌日正午までに未完了の場合は再アラートを出します。

質問対応:授業外でも質問を受け付けています。写真を送っていただく形で対応します。

自習の場:オンライン自習室を運営しています。

対応範囲:5教科に対応し、学年をさかのぼった指導も行います。副教科の対策も含めた内申対策に対応します。

特別な状況:不登校、通信制高校、海外在住の生徒さんを指導しています。時差のある地域にも、日本の朝から夜までの枠で対応します。

報告:毎回の授業後に報告書をお送りします。


判断に迷ったときは

複数のサービスで体験を受けてください。

説明を聞くだけでは分かりません。実際に授業を受け、上のチェック表で比較すると、違いが見えます。

そして、生徒さんの反応を最も重視してください。内容が良くても、本人が続けられなければ成果は出ません。

合わなかった場合は、変えることを恐れないでください。形式が合わないだけで伸びていないケースは多くあります。


現場で見えたこと

ここからは、マスネットで実際に見えたことを書きます。

他の塾から移ってこられた生徒さんにお話を聞くと、「集団についていけなかった」と「質問できなかった」の2つが圧倒的に多いという傾向があります。

この2つは、同じ問題の表と裏です。分からない部分を質問できないから蓄積し、蓄積するからついていけなくなります。

原因はやる気でも能力でもなく、環境の構造にあります。1対1に変わると、この構造が消えます。手を挙げる必要がなく、待たせる相手もいません。

もう一つ、授業外の設計についてです。

週1回の授業だけで成績が変わることは、ほとんどありません。変わるのは、授業以外の時間に何をするかが決まったときです。

マスネットで授業ごとの課題を「数学のワーク34ページ」という粒度まで落とし込むようにしてから、それまで家庭学習がほぼゼロだった生徒さんが動き始めるケースを何度も見ています。

「勉強する」は行動になりませんが、「34ページを解く」は行動になります。

そして、宿題システムの記録を見ると、動き始めた生徒さんの多くは最初は締切当日にまとめて提出しています。それが数か月かけて前倒しになります。最初から計画的にはなりません。

塾を比較するときは、この途中経過を見てもらえるかどうかも判断材料になると考えています。


よくある質問

Q. 料金が安いサービスは質が低いですか。
必ずしもそうではありません。形式が違うだけの場合があります。1対複数や映像授業は費用が抑えられますが、個別の対応は限られます。目的に合っているかで判断してください。

Q. 1対1と1対2では何が違いますか。
見てもらえる時間が変わります。1対2では、講師が片方に説明している間、もう一方は演習をします。費用は抑えられますが、個別の対応時間は半分以下になります。

Q. 学習管理があるかはどう確認しますか。
次回までにやることが具体的に示されるか、提出状況が記録されるか、遅れたときに連絡があるかを確認してください。「宿題が出る」だけでは管理とは言えません。

Q. 体験では何を見ればいいですか。
授業の内容だけでなく、次回までの課題が明確か、質問できていたか、保護者様への共有があるかを見てください。そして生徒さんの反応が最も確実な判断材料です。

Q. 年間でいくらかかるか分かりません。
月謝以外に、入会金、教材費、システム利用料、季節講習費がかかる場合があります。季節講習が必須かどうかも含めて確認してください。

Q. 合わなかったら変えてもいいですか。
形式が合わないだけで伸びていないケースは多くあります。原因を特定した上で、必要なら変える判断をしてください。


比較の前に現在地を知りたい方へ

どのサービスが合うかは、今どこでつまずいているかによって変わります。ここが分からないまま比較しても、判断できません。

マスネットでは、無料体験の中で現在地の診断を行っています。他社との比較でお悩みの場合も、判断材料としてご利用ください。

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※本記事はオンライン学習塾マスネットが作成しています。各サービスの料金・内容は変更される場合があるため、詳細は各社の公式情報をご確認ください。マスネットの料金も改定される場合があります。最新の情報は無料体験時にご案内します。

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