テスト範囲が広すぎて終わらないときの優先順位のつけ方
公開日 更新日 執筆:塾長 馬籠先生
テスト範囲が広く時間が足りないときは、全部やろうとするのが最大の失敗です。オンライン学習塾マスネットの定期テスト対策では、「配点が高い部分」「基本問題」「暗記で取れる部分」の3つを優先し、応用問題は切り捨てる判断を教えます。絞って確実に取る方が、広く浅くやるより点数は伸びます。
「全部やろうとする」が点数を下げる
学年末テストや、長期休み明けのテストは範囲が広くなりがちです。5教科分となると、2週間では到底終わらない量になることもあります。
このとき、多くの生徒は「全部やらなきゃ」と考えます。そして範囲を最初から順に進め、時間切れになり、後半の範囲を手つかずのまま本番を迎えます。しかも前半も繰り返せていないため、どこも中途半端です。
範囲が広いときこそ、やることを絞る判断が必要です。絞って確実に取る方が、広く浅くやるより点数は高くなります。
優先順位をつける3つの基準
基準①:配点が高い部分を優先する
テストの配点は均等ではありません。範囲の中でも、大問として大きく出る単元と、小問1つで終わる単元があります。
授業でじっくり扱った単元・先生が繰り返し強調した単元は、配点が高い可能性が高いです。範囲表と授業ノートを見て、「重く扱われた部分」を特定し、そこから対策します。
基準②:基本問題を優先する
どの単元でも、基本問題と応用問題があります。時間が足りないときは、全単元の基本問題を優先し、応用問題は後回しにします。
理由は単純で、テストの配点構成では基本〜標準問題が6〜7割を占めることが多いからです。応用問題1問に時間をかけるより、複数単元の基本問題を確実にする方が、得点効率が高くなります。
基準③:暗記で取れる部分を確実に拾う
理科・社会の用語、英単語、漢字、数学の公式。これらは「覚えれば取れる」部分です。考える必要がなく、投下時間に対する得点効率が最も高い領域です。
範囲が広くて焦っているときこそ、まず暗記で確実に取れる部分を押さえます。ここを落とすのは、最ももったいない失点です。
教科ごとの絞り方
数学:全単元の基本問題→ワークの間違えた問題。応用・発展は最後。公式を使うだけの問題は確実に取る。
英語:範囲の単語→教科書本文の理解→文法の基本問題。単語と本文だけでも平均点前後は狙えます。
国語:漢字・語句を最優先(確実に取れる20〜30点)→授業ノートの解説確認。
理科・社会:ワークの一問一答を、答えを隠して解く。範囲が広くても、暗記部分は繰り返せば取れます。
副教科:1週間前から配布プリントの暗記。短時間で高得点が取れます。
「捨てる判断」を恐れない
範囲が広いとき、応用問題や難単元を捨てる判断が必要になります。この判断に罪悪感を持つ生徒がいますが、これは戦略であって手抜きではありません。
限られた時間で最大の点数を取るために、投下時間あたりの得点効率が低い部分を後回しにする。これは、受験でも同じ考え方が使われる、正しい判断です。
ただし、捨てるのは「今回のテストで」です。捨てた単元がその後の学習の土台になる場合(数学の基礎単元など)は、テスト後に必ず埋めておきます。
そもそも範囲が広くならないようにする
根本的な対策は、テスト前にまとめてやらないことです。
授業で習った週にワークを進めておけば、テスト範囲が発表された時点で1周目が終わっています。範囲が広くても、繰り返しと弱点補強に時間を使える状態になります。
範囲の広さそのものは変えられませんが、「いつから手をつけるか」は変えられます。日常的にワークを進める習慣が、範囲の広いテストへの最大の備えです。
オンライン学習塾マスネットのサポート
マスネットは、定期テストの点数アップに特化した完全1対1のオンライン個別指導塾です。範囲が広いテストでは、その子の現状と残り時間から「何を優先し、何を後回しにするか」を一緒に設計します。
生徒一人ひとりの得意不得意・志望・残り日数に応じた優先順位づけは、1対1だからこそできる指導です。「範囲が広くて何から手をつければいいかわからない」という生徒は、まず無料体験(テスト対策相談)でご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 範囲が広くて終わりません。どうすればいいですか?
A. 全部やろうとせず、配点が高い部分・基本問題・暗記で取れる部分を優先してください。絞って確実に取る方が、広く浅くやるより点数は伸びます。
Q. 応用問題は捨てても大丈夫ですか?
A. 時間が足りないときは後回しで構いません。テストの配点は基本〜標準問題が6〜7割を占めることが多く、そこを確実にする方が得点効率が高いです。
Q. どの教科から手をつけるべきですか?
A. 暗記で点が取れる理社・英単語・漢字から始めると、短時間で得点が積み上がります。数学・英語の理解が必要な部分は早めに着手します。
Q. 範囲が広くならないようにするには?
A. 授業で習った週にワークを進めておくことです。テスト範囲が出た時点で1周目が終わっていれば、繰り返しに時間を使えます。
まとめ
テスト範囲が広いときは、全部やろうとするのが最大の失敗です。配点が高い部分・基本問題・暗記で取れる部分を優先し、応用は後回しにする。捨てる判断は手抜きではなく戦略です。そして根本的には、授業で習った週にワークを進めておくことが、範囲の広いテストへの最大の備えになります。