効率の良い復習のやり方|忘れない4つのタイミング
公開日 執筆:塾長 馬籠先生
復習は、タイミングと方法で効果が大きく変わります。
オンライン学習塾マスネットの定期テスト対策では、「学習直後・翌日・1週間後・1か月後」の4回の復習と、「読む」ではなく「思い出す」復習を推奨しています。
人間の記憶は復習しなければ急速に消えます。正しい復習を知ることが、勉強の成果を定着させる鍵です。
なぜ復習が必要なのか
勉強で最も見落とされているのが、復習の重要性です。多くの生徒は、新しいことを学ぶことに時間を使い、復習をほとんどしません。しかし、これは大きな損失です。
人間の記憶は、学習した直後から急速に失われていきます。有名なエビングハウスの忘却曲線が示すように、1日経つと学んだことの多くを忘れます。つまり、復習しない勉強は、穴の空いたバケツに水を注ぎ続けるようなものです。どれだけ新しいことを学んでも、復習しなければ定着しません。
逆に言えば、正しく復習すれば、同じ学習量でも定着率が大きく上がります。復習は、勉強の効率を決める最重要要素です。
忘れない復習の「4つのタイミング」
記憶を長期に定着させるには、復習のタイミングが重要です。忘れかけたタイミングで復習することで、記憶が強化されます。効果的な4つのタイミングは次の通りです。
①学習直後
新しいことを学んだ直後に、軽く振り返ります。授業を受けたその日のうちに、習ったことをざっと確認する。この最初の復習が、記憶の定着の土台を作ります。
②翌日
学習の翌日に復習します。1日経つと記憶は薄れ始めているため、このタイミングでの復習が記憶を引き戻します。翌日の復習は、最も費用対効果の高い復習です。
③1週間後
1週間後にもう一度復習します。翌日の復習で定着し始めた記憶を、さらに強化します。この段階では、細かく見直すより「思い出せるか」を確認する形が効果的です。
④1か月後
1か月後に最終確認をします。ここまで復習を重ねた内容は、長期記憶に定着しています。1か月後の復習で「まだ覚えているか」を確認し、忘れていた部分だけを補強します。
この4回のタイミングを意識するだけで、記憶の定着率は大きく変わります。
「読む復習」ではなく「思い出す復習」
復習のタイミングと同じくらい重要なのが、復習の方法です。多くの人がやっている「読み返すだけ」の復習は、効果が低いです。
記憶が強化されるのは、情報を「思い出そうとする」ときです。教科書やノートを読み返すのは、情報を再び「入れる」作業で、思い出す訓練になりません。効果的な復習は、次のような「思い出す」形です。
教科書を閉じて、習ったことを思い出す。一問一答を、答えを隠して解く。問題をもう一度自力で解く。誰かに説明してみる。
「思い出せるかテストする」ことが、本当の復習です。読むだけの復習を、思い出す復習に変えるだけで、効果は大きく変わります。
教科別・復習のポイント
数学:間違えた問題を、時間をおいて解き直す。解説を読むだけでなく、自力で解けるかを確認する。
英語:単語は思い出す形で繰り返す。文法は例文を自分で作れるか確認する。
国語:漢字・語句を思い出す形で復習。読解は授業で扱った文章の要点を振り返る。
理科・社会:一問一答を答えを隠して解く。用語を仕組みや流れとセットで思い出す。
復習を習慣にする方法
復習が大切だとわかっていても、習慣にするのは簡単ではありません。習慣化のコツは、復習を勉強のサイクルに組み込むことです。
「授業の日は、帰ったらその日の内容を5分振り返る」「週末に、その週に習ったことを見直す」というように、決まったタイミングで復習する仕組みを作ります。特別な時間を取るのではなく、日々の勉強に少しずつ組み込むことで、無理なく続けられます。
オンライン学習塾マスネットの復習サポート
マスネットは、定期テストの点数アップに特化した完全1対1のオンライン個別指導塾です。復習については、効果的なタイミング・思い出す復習の方法・復習の習慣化まで指導します。
授業では前回の内容の理解度を確認し、次回までの復習課題を設定するため、自然と復習のサイクルが回ります。「勉強してもすぐ忘れる」という生徒は、復習のやり方を変えることで定着が変わります。まず無料体験(テスト対策相談)でご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 復習はいつやればいいですか?
A. 学習直後・翌日・1週間後・1か月後の4回が効果的です。特に翌日の復習は費用対効果が高く、最優先で取り入れたいタイミングです。
Q. 読み返すだけの復習ではダメですか?
A. 効果が低いです。記憶は「思い出そうとする」ときに強化されます。教科書を閉じて思い出す・問題を解き直すなど、思い出す形の復習に変えてください。
Q. 復習の時間が取れません。
A. 特別な時間を取る必要はありません。授業の日に5分振り返る、週末に見直すなど、日々の勉強に少しずつ組み込むのが続けるコツです。
Q. どの教科の復習を優先すべきですか?
A. 積み上げ式の数学・英語は、復習しないと次の内容が理解できなくなるため優先度が高いです。暗記科目も反復が定着に直結します。
まとめ
復習は、勉強の成果を定着させる最重要要素です。学習直後・翌日・1週間後・1か月後の4回のタイミングで、「読む」のではなく「思い出す」復習をする。これだけで、同じ学習量でも定着率が大きく変わります。復習しない勉強は、穴の空いたバケツです。正しい復習を、日々の勉強に組み込みましょう。