副教科で内申を稼ぐ方法|実技が苦手でも評定は上げられる
公開日 執筆:塾長 馬籠先生
副教科の内申は「主要教科と同じかそれ以上」の価値がある
高校受験の内申点の計算では、多くの都道府県で9教科すべてが対象になります。しかも、副教科の評定を主要5教科より高い倍率で計算する地域も少なくありません。
つまり、副教科の「4」を「5」に上げることは、数学の「4」を「5」に上げるのと同じ、場合によってはそれ以上の価値があります。それにもかかわらず、多くの生徒が副教科の対策をほぼしていません。だからこそ、正しく対策すれば差がつく「穴場」なのです。
「実技が苦手だから無理」は誤解
副教科の評定は、実技の上手さだけで決まりません。評価の観点は主要教科と同じく、知識・技能/思考・判断・表現/主体的に取り組む態度の組み合わせです。
歌が上手くなくても、絵が得意でなくても、足が速くなくても、ペーパーテスト・提出物・授業への取り組みで評価は積み上げられます。実技の才能は変えられなくても、それ以外の要素はすべて努力で変えられます。
副教科の内申を上げる3つの攻略ポイント
①ペーパーテストを「暗記科目」として仕上げる
副教科の定期テストは、範囲が狭く、出題が素直な暗記テストです。音楽なら記号・作曲家・鑑賞曲の知識、保健体育ならルール・保健分野の用語、技術家庭なら手順・栄養・製図の知識、美術なら技法・色彩・作品知識。
主要教科のテスト勉強で消耗した後に回されがちですが、副教科こそ短時間で高得点が取れる教科です。テスト1週間前に、配布プリントとワークを「隠して答える」方式で2〜3周すれば、80〜90点は十分に狙えます。テストで高得点を取ることが、実技の苦手を補う最大の材料になります。
②提出物・作品を「期限内に、丁寧に」出す
副教科は、作品・レポート・ワークシートなどの提出物の比重が大きい教科です。上手さより、期限内に・指示通りに・丁寧に仕上げることが評価されます。
美術の作品は、上手でなくても、時間をかけて丁寧に取り組んだ跡が評価されます。技術家庭の製作物も同様です。感想文・振り返りシートは、一言で済ませず、授業で学んだことを具体的に書く。提出物での取りこぼしをなくすだけで、評定は安定します。
③授業への取り組みで「態度」の評価を取る
実技の授業では、上手さより取り組む姿勢が見られています。準備・片付けを率先してやる。グループ活動で役割を引き受ける。苦手でも積極的に練習する。見学時はレポートを丁寧に書く。
先生の立場で考えると、「上手いが態度の悪い生徒」より「苦手だが一生懸命な生徒」の方が評価しやすいのです。態度の評価は、実技が苦手な子にこそ開かれた得点源です。
副教科対策の年間スケジュール感
副教科は毎日勉強する教科ではありません。ポイントを絞った対策で十分です。
定期テスト1週間前:副教科のテスト対策をスタート(プリント・ワークの暗記)。提出物の期限:一覧管理し、期限内提出を徹底(通年)。学期末:振り返りシート・自己評価を具体的に書く。
主要教科の勉強を圧迫せず、テスト前の数時間と日々の提出物管理だけで、副教科の内申は守れます。コストパフォーマンスの高さこそ、副教科対策の魅力です。
副教科を捨てるとどうなるか
「受験に出ないから」と副教科を捨てる生徒がいますが、これは内申の計算上、大きな損失です。副教科4教科の評定が1ずつ下がると、内申点の合計への影響は主要教科の比ではありません(倍率のある地域では特に)。
当日の入試で挽回できない内申だからこそ、日常の小さな対策で守る価値があります。
オンライン学習塾マスネットの副教科サポート
マスネットは、定期テストと内申の対策に特化した完全1対1のオンライン個別指導塾です。主要5教科の指導に加え、副教科のテスト対策(暗記のやり方・計画への組み込み)と提出物の管理まで、内申点全体を上げる視点でサポートします。
「主要教科は対策しているのに内申が伸びない」という場合、副教科に伸びしろが残っていることが多いです。内申の全体像を整理したい方は、まず無料体験(テスト対策相談)でご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 副教科の内申は受験にどのくらい影響しますか?
A. 多くの都道府県で9教科すべてが内申点の対象で、副教科を高い倍率で計算する地域もあります。主要教科と同等以上の価値があると考えてください。
Q. 実技が本当に苦手です。それでも5は取れますか?
A. テストで高得点・提出物の徹底・積極的な取り組みがそろえば、評定を上げることは可能です。実技の上手さは評価の一部にすぎません。
Q. 副教科のテスト勉強はいつからやればいいですか?
A. 1週間前からで十分です。配布プリントとワークを隠して答える方式で2〜3周すれば、高得点が狙えます。
Q. 主要教科の勉強で手一杯です。両立できますか?
A. できます。副教科は毎日の勉強ではなく、テスト前の数時間と提出物管理だけで対策できる、効率の良い教科です。
まとめ
副教科は、内申を効率よく上げられる穴場です。テストを暗記科目として仕上げ、提出物を期限内に丁寧に出し、授業への姿勢で態度の評価を取る。実技の才能は不要です。テスト前1週間の対策と日々の提出物管理だけで、9教科の内申は大きく変わります。副教科を捨てず、味方につけましょう。