理科・社会の定期テストは「暗記のやり方」で決まる
公開日 更新日 執筆:塾長 馬籠先生
理科・社会は「最も点を上げやすい教科」
数学や英語は積み上げ式のため、過去のつまずきが今の点数を抑えます。一方、理科・社会の定期テストは範囲内の知識を覚えれば取れる、積み上げの影響が小さい教科です。
つまり、過去の学力に関係なく、今回のテスト範囲の暗記を仕上げれば点が取れます。5教科合計を上げたいなら、最初に成果が出やすい理社から手をつけるのが効率的です。理社で80点以上を安定させることが、5教科400点への近道です。
それなのに理社で点が取れないのは、暗記のやり方が間違っているからです。
点が取れない子の「間違った暗記」
暗記が苦手という子の勉強を見ると、共通するやり方をしています。
教科書やノートを繰り返し「読む」だけ。マーカーを引いて満足する。まとめノートを作ることに時間をかける。テスト前日に一気に詰め込む。
これらに共通するのは、「思い出す練習」をしていないことです。記憶は、情報を入れるとき(読む)ではなく、思い出そうとするとき(想起)に定着します。読むだけの暗記は、時間をかけても本番で思い出せません。
点が取れる暗記・3つの原則
原則①:2週間前から始めて「回数」を確保する
暗記は1回では定着しません。同じ範囲に3〜4回触れることで、長期記憶に変わります。前日の詰め込みが効かないのはこのためです。
2週間前から始めれば、1周目(全体を把握)→2周目(覚え直し)→3周目(仕上げ)→直前(最終確認)と、必要な回数を確保できます。理社の点数は、開始時期でほぼ決まります。
原則②:「読む」のではなく「思い出す」
暗記の中心は、教科書を閉じて思い出せるかのテストです。具体的なやり方はシンプルです。
ワークの一問一答を、答えを隠して解く。答えられなかった問題に印をつける。印のついた問題だけを、翌日また解く。全問答えられるまで繰り返す。
「読む時間」を減らし、「思い出す時間」を増やす。これだけで暗記の効率は大きく変わります。
原則③:理科は「仕組み」、社会は「流れ」とセットで覚える
丸暗記は忘れやすく、応用が利きません。記憶を強くするのは「つながり」です。
理科は、用語を仕組みとセットで覚えます。「なぜそうなるのか」を理解した用語は忘れにくく、実験の考察問題にも対応できます。社会(歴史)は、出来事を流れ(因果関係)で覚えます。「なぜ起きたか→何が起きたか→その結果どうなったか」の物語で覚えると、並べ替え問題や記述にも強くなります。地理は、地図とセットで位置を確認しながら覚えます。
理社のテスト2週間前スケジュール
2週間前〜10日前:範囲の教科書を一読して全体を把握し、ワークの1周目。間違いに印。
9日前〜5日前:印のついた問題を中心に2周目。理科の仕組み・社会の流れを確認しながら覚え直す。
4日前〜前日:3周目で仕上げ。全問即答できる状態を目指す。記述問題(理由を説明させる問題)の書き方も確認。
当日朝:印が最後まで残った「覚えにくい問題」だけを最終確認。
記述問題への対策
近年の定期テストは、用語を答えるだけでなく「理由を説明しなさい」という記述が増えています。記述対策は、ワークの記述問題の模範解答を「型」として覚えることが近道です。
模範解答を読み、キーワードを確認し、自分で書けるか試す。完全な文章の丸暗記でなく、「入れるべきキーワード」を押さえる意識で仕上げると、表現が多少変わっても得点できます。
オンライン学習塾マスネットの理社テスト対策
マスネットは、定期テストの点数アップに特化した完全1対1のオンライン個別指導塾です。理科・社会では、暗記のやり方そのものから指導し、2週間の計画・想起中心の練習・つながりで覚える方法を身につけてもらいます。
「暗記が苦手」は、やり方を知らないだけです。理社の点数を短期間で変えたい方は、まず無料体験(テスト対策相談)をご利用ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 暗記がとにかく苦手です。覚えられるようになりますか?
A. なります。苦手の原因のほとんどは「読むだけの暗記」です。思い出す練習に変えるだけで、定着は大きく変わります。
Q. 理社はテスト何日前から始めるべきですか?
A. 2週間前からをおすすめします。3〜4回繰り返す回数を確保できるかが点数を決めます。
Q. まとめノートは作った方がいいですか?
A. 時間対効果は低めです。ワークの一問一答を隠して解く練習に時間を使う方が、点数につながります。
Q. 理社を先に固めるべき理由は何ですか?
A. 積み上げの影響が小さく、範囲の暗記だけで点が取れるため、5教科の中で最も早く成果が出るからです。
まとめ
理科・社会の定期テストは、暗記のやり方がすべてです。2週間前から始めて回数を確保し、読むのではなく思い出す練習をし、仕組みと流れでつなげて覚える。この3原則で、理社は最も早く点が上がる教科になります。5教科合計を上げたいなら、まず理社からやり方を変えましょう。