オンライン自習室とは?家で勉強できない中学生への使い方
公開日 執筆:塾長 馬籠先生
塾の授業は受けているのに、授業のない日は勉強しない。自室に入るとスマートフォンを見てしまい、保護者が声をかけるたびに険悪になる。そんな家庭学習の悩みに使われているのが、オンライン自習室です。
オンライン自習室は、自宅から決まった時間に接続し、誰かが勉強している環境を借りる仕組みです。教わる場所というより、「勉強を始め、終えるための場所」と考えると分かりやすいでしょう。
オンライン自習室でできること
サービスによって違いますが、一般的には次のような機能があります。
- Zoomなどへ接続して自習する
- 入室時に今日やることを決める
- 担当者が在室し、学習状況を見守る
- 分からない問題を質問する
- 終了時に進んだ内容を確認する
映像授業とは違い、接続中ずっと説明を聞くわけではありません。自分の教科書、学校ワーク、問題集を進めます。
家で勉強できない子に合いやすい理由
勉強を始める時刻が決まる
「夕食後にやる」では先延ばしになりがちです。19時に入室すると決めれば、開始のきっかけを外に作れます。
保護者が監視役にならなくてよい
毎日「勉強した?」と確認する役割を保護者が担うと、親子関係が悪くなることがあります。自習室へ入る習慣ができれば、声かけの回数を減らせます。
周囲の存在が適度な緊張になる
自宅にいても、ほかの生徒が勉強していると「自分も始めよう」と思いやすくなります。図書館や塾の自習室へ移動しなくてよいのも利点です。
分からないまま止まりにくい
質問機能がある自習室なら、学校ワークで手が止まったときに相談できます。ただし、質問への回答時間や対応科目は事前に確認が必要です。
オンライン自習室だけでは続かないケース
接続するだけで勉強が進むわけではありません。次の状態では、別の支援も必要です。
- 今日やる教材を決められない
- 問題が難しすぎて最初から手が止まる
- 画面をつないだまま別のことをする
- 質問する内容を言葉にできない
- 入室する時刻そのものを守れない
この場合は、「自習室を使いなさい」と言うだけでなく、授業で教材とページを決める、入室前にやることリストを作る、短い時間から始めるといった設計が必要です。
効果を出す使い方
最初は30分でよい
勉強習慣がない子に、毎日2時間の入室を求めると続きません。まず週2〜3回、30分から始めます。
入室前に1つだけ決める
「勉強する」ではなく、「数学ワーク4ページ」「英単語15語」のように終点を決めます。複数教科を詰め込みすぎないことが大切です。
終わった量を記録する
学習時間だけでなく、ページ数、正答率、質問した内容を残します。1週間後に、時間と内容が合っていたかを調整します。
授業と自習室をつなげる
授業で教わった類題を、自習室で翌日に解く形が理想です。自習室で出た質問を次回授業へ持ち帰れば、授業も本人の課題に合いやすくなります。
オンライン自習室を比較するときのポイント
| 確認項目 | 見るところ |
|---|---|
| 利用時間 | 部活後や休日に使えるか |
| 見守り | 担当者がいるか、常時か巡回か |
| 質問 | 対応科目、回答までの時間 |
| 計画 | やることを一緒に決めるか |
| カメラ | 常時オンか、手元だけか、オフ可か |
| 料金 | 授業料に含まれるか、追加料金か |
カメラの扱いは、不登校の生徒や人目が気になる子にとって重要です。安心して使える条件を体験前に聞きましょう。
マスネットのオンライン自習室
マスネットでは、授業がない日の家庭学習を支えるため、全コースでオンライン自習室を利用できます。全国の生徒と一緒に学べ、自習中の疑問は24時間質問対応へ送れます。
完全1対1の授業で「次に何をするか」を決め、自習室で実行し、分からないところを質問する。この流れを作ることで、週1回の授業だけで終わらない学習を目指します。
家では勉強が始まらず、親子の声かけに疲れている方は、無料体験・学習相談で普段の生活時間をお聞かせください。中学生コースの授業と合わせた使い方をご提案します。
よくある質問
オンライン自習室では授業をしてもらえますか?
基本は自習の場です。質問対応の有無や範囲はサービスごとに異なります。個別授業と組み合わせる場合は、授業内容を自習へつなげられるか確認しましょう。
カメラをオンにする必要がありますか?
運営方法によって異なります。顔出し、手元のみ、カメラオフなど選べる場合もあるため、体験前に確認してください。
自習室へ入っても集中できない場合は?
時間を短くし、入室前に終える量を1つ決めます。それでも進まない場合は、教材の難易度や生活時間から見直す必要があります。