塾の振替授業がたまるときは?欠席後の復習と、無理なく消化する予定の組み方
公開日 更新日 執筆:塾長 馬籠先生
塾の振替授業がたまるときは?欠席後の復習と、無理なく消化する予定の組み方
塾の振替授業がたまったときは、振替の期限と残り回数を確認し、授業の間に復習できる日程へ組み直すことが大切です。空いている日に授業を詰め込むだけでは、前回の内容を確かめないまま次の授業へ進んでしまうことがあります。
学校行事や体調不良で欠席することはあります。保護者が全てを取り戻そうと急ぐより、本人の体調、学校の課題、補いたい単元を一緒に整理しましょう。
最初に確認するのは、振替のルールと残りの授業
振替の条件は塾によって異なります。「欠席した授業はいつでも振り替えられる」と考えず、契約書や案内、塾への確認で整理します。
| 確認すること | 確認したい内容 |
|---|---|
| 欠席連絡 | いつまでに、どの方法で連絡するか |
| 振替期限 | 翌月以降へ持ち越せるか、期限はいつか |
| 回数・理由 | 利用条件や回数制限があるか |
| 担当講師 | 通常の先生か、別の先生か |
| 授業内容 | 欠席回の続きか、現在の課題か |
| 変更・再欠席 | 振替日の変更が可能か |
| 追加費用 | 通常の振替と追加授業の扱いがどう違うか |
マスネットは、学校行事や体調不良の際、事前連絡による別日への振替に対応すると案内しています。具体的な日時や条件は、よくある質問と個別の案内をご確認ください。
振替が3回たまったら、まず一覧にする
次の表は、状況整理のための架空の例です。
| 欠席した授業 | 予定していた内容 | 今の状態 | 優先度を考える材料 |
|---|---|---|---|
| 数学① | 一次関数の式 | 学校の授業でも分からない | 次の単元の前提になる |
| 英語① | 不定詞 | 教科書の基本例文は理解できる | テストまでに問題演習が必要 |
| 数学② | 図形の応用 | まだ取り組んでいない | まず基本問題の確認が必要 |
残り3回を単純に日付順で入れる前に、「今つまずいている原因になっている単元」を確認します。授業内容を変更できるかは、塾へ相談してください。
連続で受けてもよい?復習時間から判断する
連日の受講が必ず悪いわけではありません。短期集中が合う場合もあります。ただし、次の状態なら予定を見直したいところです。
- 授業のノートを開き直す前に、次の授業が来る。
- 塾の課題が学校の提出物と重なり、どちらも途中になる。
- 授業中は分かるが、翌日には解き方を再現できない。
- 病み上がりで、長時間集中するのが難しい。
通常授業が火曜なら、振替を土曜に置き、水曜・日曜に短い解き直しを入れる方法があります。振替期限や講師の空き枠によって調整は必要ですが、「授業日」と「一人で確かめる日」をセットで考えることがポイントです。
欠席後の復習は、全部やり直す前に一問確かめる
授業を休んだ単元を最初から全部やり直すと、負担が大きくなる場合があります。まず基本問題を一問解き、どこで止まるか確認しましょう。
手順1:基本問題を、解説を見ずに解く
答えだけでなく、途中式や理由を残します。分からない場合も、「問題文は読める」「式を作れない」など、止まった位置を記録します。
手順2:質問を一つに絞る
「全部分かりません」でも相談はできますが、たとえば「式に数字を入れた後、符号が変わる理由が分からない」と伝えられると、確認する内容が明確になります。
手順3:授業後に、同じ考え方の問題を解く
説明を聞いた直後の正解だけで終わらせず、別の日に自力で解けるか確かめます。何問も追加する前に、一問を再現できる状態を目指しましょう。
テスト前は、振替を全部入れるべき?
回数だけで決めず、残りの日数と必要な内容を比べます。
たとえば「テストまで10日、振替3回、学校ワークが半分残っている」という架空のケースなら、まず提出物と基本問題の進み具合を確認します。
振替授業では、学校ワークで止まっている単元を扱えるか相談し、家庭学習では授業で確認した問題を解き直す、と役割を分けます。全ての応用問題まで広げるより、出題範囲の基本事項を自力で解けるか確かめる方が必要な場合もあります。
振替期限が近いときは、期限内に組める日程と学習負担の両方を塾に相談してください。期限の延長が認められるとは限りません。
塾への相談は、残り回数・予定・困りごとをセットで
次のように伝えると、日程だけでなく内容も相談しやすくなります。
振替が数学2回、英語1回残っています。学校のテストは○月○日で、数学の一次関数につまずいています。通常授業は火曜です。学校の課題と復習の時間も残したいので、振替期限と空き枠を確認したうえで、日程と授業内容を相談したいです。
本人には、「どうして休んだ分を進めていないの?」と責めるより、「今いちばん分からなくなっているところはどこ?」と聞いてみましょう。
欠席が毎月続くなら、振替を繰り返す前に、通常の曜日・時間帯が生活に合っているか確認することも大切です。
よくある質問
体調不良でも、振替をためないために受講すべきですか?
体調の回復を優先してください。欠席が決まった段階で塾の連絡ルールに沿って相談し、再開後の予定を組みます。
別の先生が振替を担当しても大丈夫ですか?
担当者が変わる場合は、前回の進度、間違えた問題、次に確認する内容を引き継げるか確認しましょう。授業後の記録を残すことも役立ちます。
振替が使えない塾は、変えた方がよいですか?
振替の有無だけでは判断できません。通常の日時、欠席頻度、授業の理解度、費用と条件を合わせて考えます。まずは現在の塾で調整できる範囲を確認しましょう。
学校生活に合う受講ペースを相談する
マスネットは、完全1対1のオンライン個別指導です。授業の日時だけでなく、学校の教材や現在の理解度に合わせた学習について相談できます。
「行事の多い時期に通塾が続かない」「授業が増えると復習できない」という場合は、学年、学校・習い事の予定、困っている教科をお知らせください。
授業を何回受けるかに加えて、授業後に一人で何ができるようになったかを確かめられる計画を作りましょう。