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不登校の中学生は定期テストを受けるべき?内申・別室受験の考え方

公開日 執筆:塾長 馬籠先生

学校へ行けていない時期に定期テストが近づくと、「テストだけでも受けたほうがいいのか」と悩むご家庭は少なくありません。

結論から言えば、無理をして教室で受けることだけが正解ではありません。 本人の体調を優先しながら、別室受験、時間や教科を限定した受験、後日の対応が可能かを学校へ確認することが第一歩です。

制度や評価方法は学校・地域・本人の状況で異なります。この記事では、学校へ相談するときの論点と、学習を止めない方法を整理します。

定期テストを受けるメリット

現在の理解度が分かる

在宅で勉強していても、教科書範囲をどこまで理解できたかは分かりにくいものです。テストを受けると、できる単元と戻るべき単元が見えます。

成績評価の材料になり得る

定期テストは、評定を決める資料の一つです。ただし、評定はテストだけで決まるものではなく、学校ごとの評価規準や提出物、学習状況なども関わります。受験すれば必ず内申が付く、欠席すれば必ず付かない、と一律には言えません。

高校受験の練習になる

決められた時間に問題を解く経験は、入試にもつながります。ただし、体調を崩して学習そのものが止まるほど負担が大きいなら、段階を下げる必要があります。

「受ける・受けない」の二択にしない

定期テストへの参加方法には、いくつかの選択肢があります。

  • 教室で全教科を受ける
  • 別室で受ける
  • 得意教科や受けられそうな教科だけ受ける
  • 時間をずらして受ける
  • 保健室や相談室への登校から試す
  • 今回は見送り、家庭学習や提出物の扱いを相談する

すべての学校で同じ対応ができるわけではありません。希望を一方的に伝えるのではなく、担任、学年主任、養護教諭、スクールカウンセラーなどに相談し、可能な方法を探してください。

学校へ確認したい6項目

相談の場では、次の内容をメモしておくと話が進みやすくなります。

  1. 別室受験は可能か
  2. 教科や日数を限定できるか
  3. 登校・下校の時間をずらせるか
  4. 受けられなかった教科の扱いはどうなるか
  5. 提出物や家庭学習を評価材料として扱えるか
  6. 高校受験用の調査書や評定について、現時点で説明できることは何か

口頭だけでなく、決まった内容を後で確認できるよう記録しておくと安心です。

内申点が心配なときに知っておきたいこと

欠席日数や評定の扱い、高校入試で使う調査書の形式は都道府県や選抜方法で異なります。インターネット上の体験談だけで判断せず、中学校と志望先の最新資料を確認してください。

また、高校には全日制だけでなく、定時制、通信制、チャレンジスクール型など多様な選択肢があります。入試で面接や作文を重視する学校、欠席の事情を申告できる制度を設ける地域もあります。

「欠席が多いから進学できない」と早い段階で結論を出す必要はありません。ただし、選択肢を増やすための情報収集は早めに始めましょう。

テストを受けない場合も学習の区切りを作る

定期テストを見送ると、勉強の締切も消えたように感じることがあります。そこで、学校の範囲表を使い、家庭で小さな区切りを作ります。

1週間の例

  • 月曜:数学の例題を2題
  • 火曜:英単語10語と教科書音読
  • 水曜:理科の用語を10問
  • 木曜:休む、または15分だけ復習
  • 金曜:社会の教科書を2ページ
  • 週末:できた内容だけミニテスト

学校と同じ量を一気に追いかける必要はありません。毎日同じ時刻に15分から始め、体調に合わせて増やします。

オンライン授業が合いやすい場面

外出や集団の場が負担でも、自宅からなら学習を始めやすいことがあります。画面越しでも質問でき、分からなくなった単元まで戻れるのがオンライン個別指導の利点です。

一方で、カメラや会話が負担になる日もあります。最初から週何回も固定せず、短時間から試し、休憩やカメラの扱いを相談できる環境を選びましょう。

マスネットでは、学校復帰だけを唯一の目標にせず、今できる学習と進路選択を一緒に考えます。不登校の学習支援では、ご家庭の状況に合わせて進め方をご案内しています。

テストを受けるか迷っている段階でも、無料体験・学習相談をご利用いただけます。

よくある質問

不登校でも別室で定期テストを受けられますか?

学校によって対応が異なります。担任や学年主任に、別室、時間変更、教科限定などが可能か早めに相談してください。

定期テストを欠席すると内申点は付きませんか?

一律には言えません。評価規準や他の評価材料、在籍状況などによって異なるため、学校へ個別に確認が必要です。

すべての教科を勉強できないときは?

英語・数学の基礎や、本人が取り組みやすい教科から始めて構いません。学習量より、継続できる小さな単位を作ることを優先します。

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