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不登校で勉強が遅れた中学生へ|どこから取り戻すか決める方法

公開日 執筆:塾長 馬籠先生

学校を休む期間が長くなると、本人も保護者も「もう授業に追いつけないのでは」と不安になります。教科書のページは進み、学校から届く課題だけが増えていく。何から手を付ければよいか分からなくなるのは自然なことです。

勉強の遅れは、学校の進度へ一気に追いつこうとするより、「今の理解度」と「進路に必要な内容」の間をつなぐほうが取り戻しやすくなります。

最初に「何か月遅れたか」ではなく単元を確認する

欠席した期間と、理解できていない範囲は一致しません。休む前から苦手だった単元もあれば、自宅で進められた教科もあります。

最初は、各教科を次の3つに分けます。

  • 一人で問題を解ける
  • 解説があれば解ける
  • 解説を読んでも分からない

市販の学年まとめテストを一気に受ける必要はありません。教科書の例題や学校ワークを数問ずつ解き、止まった単元を見つけます。

英語と数学は前の単元へ戻る

英語と数学は内容が積み重なります。現在の学校範囲だけを追いかけても、土台が抜けていると進みません。

数学

中2の連立方程式で止まるなら、中1の方程式と正負の数を確認します。すべての問題をやり直すのではなく、計算の基本から段階を上げます。

英語

現在完了が難しい場合も、過去形、過去分詞、be動詞と一般動詞の区別まで戻ることがあります。教科書本文の音読と基本文の書き換えから始めます。

理科・社会・国語は必要な範囲から始めやすい

理科と社会は単元ごとの独立性が比較的高いため、本人が興味を持てる分野や、次のテスト範囲から始められます。国語も漢字・文法・読解を分けて進められます。

5教科すべてを同時に取り戻そうとせず、英語か数学を1教科、取り組みやすい教科を1教科の計2教科から始めても構いません。

1日の学習は15分からでよい

生活リズムが崩れている時期に、学校と同じ6時間の学習を求めると続きません。最初は「毎日同じ時刻に15分」を目標にします。

段階目安内容
115分教科書を読む、計算2問
230分1教科の例題と練習
345〜60分2教科を分けて学習
490分以上進路に必要な範囲を計画的に進める

体調によってできない日があっても、翌日に倍やらせる必要はありません。再開しやすい量へ戻します。

高校受験が心配な場合

不登校でも高校受験は可能です。ただし、調査書、欠席の扱い、選抜方法は都道府県や学校によって異なります。

全日制だけでなく、定時制、通信制、多部制なども含め、本人が通い続けられる環境を比較してください。中学3年生は、すべての遅れを埋めてから受験勉強へ進むのではなく、志望校の検査科目と基本問題を優先します。

進路情報はインターネット上の体験談だけで判断せず、中学校、教育支援センター、志望校の相談会などで最新情報を確認しましょう。

家庭での声かけ

「今日は何時間やった?」より、「どこまでならできそう?」と聞くほうが始めやすくなります。

  • 学校へ戻るために勉強しなさい、と急がせない
  • 同学年の友達と進度を比べない
  • できなかった日を責めない
  • 教材を増やしすぎない
  • 本人が選べる教科を残す

学習の目的は、登校を強制することではありません。将来の選択肢を残し、本人が「分かる」を取り戻すことです。

オンライン個別指導が合いやすい理由

外出や集団の場が負担でも、自宅なら始めやすい子がいます。完全1対1なら、学校の現在範囲に合わせる必要はなく、本人が止まった単元まで戻れます。

マスネットでは、学校復帰だけをゴールにせず、生活状況と進路希望に合わせて学習量を決めます。カメラや会話に不安がある場合も、始め方を相談できます。オンライン自習室で他の生徒とゆるくつながる使い方も可能です。

不登校の学習支援では、マスネットの対応内容をご案内しています。勉強の遅れがどの程度か分からない段階でも、無料体験・学習相談をご利用ください。

よくある質問

不登校の勉強は学校と同じ範囲から始めますか?

必ずしも同じ範囲から始める必要はありません。英語・数学は前の単元まで戻り、理社などは現在の範囲から始めるなど、教科別に変えます。

何年分遅れていても取り戻せますか?

すべてを同じ速さで復習するのではなく、基礎と進路に必要な内容を優先します。期間より、現在できる単元を確認して順番を決めることが大切です。

カメラを使ったオンライン授業が不安です

塾によって対応は異なります。カメラオフやチャット中心から始められるか、短い体験で確認してください。マスネットでも状況に合わせて相談できます。

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