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中学生の苦手科目は何から勉強する?5教科の優先順位の決め方

公開日 執筆:塾長 馬籠先生

5教科の点数が下がると、「全部やり直さないと」と焦ります。しかし、使える時間が限られている中で5教科を均等に勉強すると、どの教科も浅いまま終わりがちです。

苦手科目の優先順位は、点数の低さだけでなく「積み上げ性」「次のテストで戻せる点数」「締切」の3つで決めます。

最初に答案を4つに分ける

直近の答案を用意し、間違いを次の4種類に分けてください。

  1. 覚えていれば取れた問題
  2. 解き方は知っていたがミスした問題
  3. 解説を読めば分かる問題
  4. 解説を読んでも分からない問題

1と2は短期間で戻しやすい点です。3は演習で伸ばせます。4が多い教科は、前の単元まで戻る必要があります。

単に「数学が苦手」と決めるより、「方程式の計算はできるが文章題で式を作れない」と細かくしたほうが、やることが見えます。

優先順位を決める3つの基準

1. 英語・数学のつまずきを放置しない

英語と数学は、前の内容が次の単元につながりやすい教科です。英語ならbe動詞と一般動詞、数学なら正負の数や方程式が曖昧なままだと、その後も苦しくなります。

平均点を大きく下回り、授業も分からない状態なら、テスト範囲だけでなく前学年・前単元へ戻す優先度が高いです。

2. 短期間で取れる暗記点を確保する

理科・社会・国語の漢字や文法には、覚え直せば比較的早く得点へつながる部分があります。テスト直前は、英数の難問に時間を使い切らず、暗記で取れる点を回収します。

3. 提出物の締切を守る

提出物は成績評価にも関わります。期限が迫っているなら、まず提出できる状態にします。ただし、答えを写して終わるとテスト対策にはなりません。丸付けをして、間違いに印を付けるところまでを1周と考えます。

状況別のおすすめ順位

状況最優先次にやること
英数の授業が分からない前単元の基本現在の範囲の例題
テスト1週間前提出物間違い直しと暗記
5教科すべて平均未満最も差が大きい1教科取れそうな暗記問題
ケアレスミスが多い基本問題を時間内に解く見直し手順を固定
理社だけ低い用語を小分けで反復資料・記述問題

教科別「最初の一歩」

英語

教科書本文を声に出して読み、意味を確認します。単語だけを何十回も書く前に、音・意味・つづりを結びましょう。文法は例文を1つ覚え、自分で主語や動詞を入れ替えます。

数学

教科書の例題か学校ワークの基本問題から始めます。途中式を省かず、「どこから分からないか」を見つけます。正解した問題より、解説を見た問題に印を残してください。

国語

漢字・文法・教科書の語句から得点を固めます。読解は、本文中の根拠に線を引き、答えと根拠がつながっているか確認します。

理科

用語暗記だけでなく、図や実験の目的・結果まで説明できるか確認します。計算単元は公式を覚えるだけでなく、単位と途中式をセットで練習します。

社会

用語を単独で覚えず、年代・場所・理由と結びます。地図、年表、資料を見ながら「なぜそうなったか」を一文で言えるようにします。

1週間は「1科目集中+毎日の短い復習」

苦手科目を克服しようとして、毎日その教科だけにすると、他教科を忘れます。次の配分が続けやすいでしょう。

  • 25〜40分:その週に優先する苦手科目
  • 10分:英単語や計算など毎日触れたい内容
  • 10分:学校の宿題と翌日の準備

週末に小テストを行い、7割以上取れたら次の単元へ進みます。取れなければ教材を増やさず、同じ範囲をもう一度行います。

苦手科目が増えたときは一人で抱えない

「何から始めるか」を自分で決められない状態では、机に向かっても勉強が進みません。特に解説を読んでも分からない問題が多いときは、質問できる環境が必要です。

マスネットでは、答案や学校ワークを見ながら、戻る単元と優先順位を決めます。オンライン個別指導なので、苦手な1教科から始めることもできます。

5教科すべてを受講する前に、まずは一番困っている教科をご相談ください。無料体験・学習相談で、現在の点数と次のテスト日を伺います。

よくある質問

一番点数が低い教科から始めればよいですか?

基本は有力ですが、テスト直前なら提出物や短期間で取れる暗記点を優先する場合もあります。点数だけでなく、期限とつまずきの深さを見て決めます。

苦手科目は毎日勉強したほうがよいですか?

英語・数学のような積み上げ科目は、短時間でも毎日触れると効果的です。理科・社会もテスト前に詰め込まず、10分単位で反復しましょう。

教材は何冊必要ですか?

まずは教科書、学校ワーク、授業プリントで十分です。1冊を解き直す前に新しい教材を増やすと、苦手箇所が残りやすくなります。

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