部活でテスト勉強が間に合わない中学生へ|2週間前からの逆算方法
公開日 執筆:塾長 馬籠先生
部活が終わって帰宅すると、もう眠い。提出物を開いたものの、ほとんど進まずテスト前日になる。そんな状態は、やる気だけの問題ではありません。
部活とテスト勉強を両立するコツは、平日に長時間勉強することではなく、2週間前から「短い平日」と「長い休日」を使い分けることです。
この記事では、テスト前だけに絞って、間に合わせるための現実的な計画を紹介します。
部活をしているとテスト勉強が遅れる3つの理由
帰宅後にゼロから内容を決めている
疲れている時間に「今日は何をしよう」と考えると、それだけで手が止まります。勉強を始める前に判断が多すぎるのです。
提出物と得点対策を同じ日にやろうとする
学校ワークを埋める作業と、間違いを解き直す勉強は別です。1周目が遅れると、得点につながる2周目の時間がなくなります。
休日にまとめて取り返そうとする
「土日に5時間やる」と決めても、部活の大会や疲れで崩れがちです。平日に少しでも進めておくほうが、休日の負担は軽くなります。
まず確保するのは平日45分
部活がある平日は、最初から2時間を目標にしません。45分を3つに分けます。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 15分 | 英単語・漢字・理社の用語 |
| 25分 | 数学または英語の学校ワーク |
| 5分 | 丸付けと翌日のページ決め |
45分が難しい日は、暗記15分とワーク15分だけでも構いません。大事なのは、完全なゼロの日を続けないことです。
テスト2週間前からの計画
14〜10日前:範囲を予測して1周目を始める
正式な範囲表が出る前でも、前回の続きから現在の授業部分までは予測できます。英語と数学から学校ワークを進め、分からない問題には印を付けて先へ進みます。
この時期の目標は、すべて理解することではなく「未着手のページを減らすこと」です。
9〜7日前:提出物を終わらせる
範囲表が出たら漏れを確認し、主要5教科の提出物を7日前までに終えることを目指します。丸付けまで済ませ、間違えた問題にはチェックを付けます。
部活が休みになる日を待つのではなく、それまでに1周目を終えておくと、休みを解き直しに使えます。
6〜3日前:間違いだけ2周目
全ページをもう一度解く必要はありません。チェックを付けた問題、授業プリント、先生が強調した部分に絞ります。
理科と社会は「読む」より、何も見ずに答える練習へ切り替えます。英単語も日本語を見てつづりを書けるか確認します。
2日前〜前日:時間配分と穴の確認
数学は計算問題、英語は単語と文法など、落としたくない基本を短時間で確認します。前日に新しい問題集を始めるより、間違えた問題をもう一度解くほうが得点につながります。
予定が崩れたときの優先順位
大会や体調不良で計画が遅れることもあります。その場合は、次の順に立て直してください。
- 提出期限がある学校ワーク
- 数学・英語の基本問題
- 理科・社会・国語の暗記範囲
- 応用問題
全部を中途半端に触るより、まず取れる問題を落とさない状態にします。苦手教科だけに時間を使いすぎず、得意教科の確認時間も残しましょう。
保護者ができるのは「管理」より環境調整
毎日「勉強した?」と聞かれると、本人も追い詰められます。代わりに、週の初めに10分だけ予定を確認してみてください。
- 帰宅後すぐか、夕食後かを本人に選ばせる
- スマートフォンを置く場所を決める
- 大会や通院がある日を先にカレンダーへ入れる
- 終わったページ数だけ確認する
時間ではなく、どこまで終わったかを見ると、計画の遅れに早く気づけます。
部活後でもオンライン授業なら続けやすい
通塾には、移動と待ち時間がかかります。オンライン授業なら帰宅後に自宅で受けられ、終了後すぐ休めます。限られた時間で質問箇所を絞れるのも利点です。
ただし、オンラインに入るだけで成績が上がるわけではありません。授業のない日に何をするか、学校ワークをいつ終えるかまで決める必要があります。
マスネットでは、部活の終了時刻や大会予定を踏まえて、無理のない週間計画を作ります。テスト範囲が出てから慌てる状態を変えたい方は、中学生コースをご覧ください。
次の定期テストに向けた計画は、無料体験・学習相談でも一緒に整理できます。
よくある質問
部活がある日は何時間勉強すればよいですか?
まずは30〜45分を毎日確保し、休日に長めの演習時間を取る形が現実的です。時間よりも、ワークのページ数など終える量を決めましょう。
テスト前に部活が休みになってから始めても間に合いますか?
提出物だけで終わる可能性があります。2週間前から少しずつ1周目を進め、部活休止期間を解き直しに使うのが理想です。
睡眠を削るしかありませんか?
睡眠不足は授業中とテスト本番の集中力を下げます。夜を延ばす前に、内容を絞り、移動時間や帰宅後の迷う時間を減らしてください。